５月の反省と諸氏への質問

政治経済ネタは今、鮮度のあるめぼしい題材探してますので、この方面についてはしばしお待ちを。









さて、皐月５月も終わり、世間はいよいよ初夏の装いを纏い始めましたが、皆様如何お過ごしでしょうか？
私思い起こせば５月という月、ひたすら湯水のようにお金が出ていったことしか記憶にごさいません。

少し思い起こしただけでも…（以下、額面降順に）

①エヴォーラSの納車
②固定資産税
③ゴールデンウィーク一人旅（そのうち書くかも）
④庭師による樹木剪定・雑草排除・肥料散布
⑤単車の車検
⑥柴犬（♀ 体重12キロにダイエット成功）及びぬこ（♀ 未だ炬燵愛用）の各種疫病予防接種
⑦自動車税
⑧宇宙戦艦ヤマト2199

及び
機動戦士ガンダムU.C.のBLディスク


⑨東急ホテルバイキングビュッフェ（大爆笑）ディナー



と、浪費に浪費を重ね、豪遊に豪遊を重ねた結果、万単位のお金が

スガヤチャンバー入RG500γ（※1）ばりの加速で預金口座から飛び立っていったものです（遠い目）…嗚呼…。

ちなみにこれら出費のうち半分以上は、エヴォーラSという極めて分不相応な買い物をしてしまったお蔭で金銭感覚がトチ狂い、暴走に暴走を重ねてしまった私の責任である。
この勢いや凄まじいもので、給料日に明細書を見て“己が器”を思い知らされるまでのこの一月、私には10000円札が1000円札に見え、1000円札は100円玉に見えるという、とんでもないハイパーインフレマインドが働いてしまっていたようだ。
なんか、世の中の成金という方々の気持ちがちょっぴり解ってしまった、生涯禍根を残す、2012年の5月であった。
ここは某お遍路野郎と同レベルの贖罪意識を以て、胸を張って心より深謝申し上げたいとおもう。

余談であるがこれらの資金は、拙宅において急務となっている耐震補強（今なら補助金有り）や外壁塗装（ひび割れ５箇所ほど）、＞●９９９９９９９９９９９◯<等防虫対策に貯蓄しておいた埋蔵金が原資となっている。
今回の財政出動については、これを私が黙って流用してしまったことが嫁の逆鱗に触れ、結果として彼女が実家へ帰ってしまったこともまた記憶に新しい。

『認めたくないものだな、若さ故の過ちというものは…』
しかし世の中には、
『過ちを気に病む必要は無い。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。』
という名言があることも、（同じような過ちを犯してしまった）妻子を持つ諸氏にも励ましの言葉として贈らせていただきたい。

ご挨拶遅れました、気がついたら６月以降のお小遣いが22811円/月（労使交渉済・飲食費･税別）になってしまったプリベンター“wind”です。

さて、こんなC/F危機状態の我が家ではございますが、これを必死で穴埋めできる新商品開発のため、私は今日も新商品開発にTLO（産学合同）のために某学術機関を訪ね歩いておりました。

で、その折某大学某研究室の某教授殿より頂いたのが、扉写真のクーポン券。

これ、所謂リゾート会員クラブ発行のものらしいのだが、私、自慢ではないが生まれてこの方、リゾート会員というものにはとんと縁がない。

しかし、社に戻り、このクラブのホームページをこっそり見てみると…

なかなか魅力的な美辞麗句が次から次へと並べられている。

曰く、

『静かに時を過ごす、やすらぎの空間』
『大自然に包まれる、癒しの空間』
『自分だけの贅沢な時間を自由に！お一人様でもご宿泊可能です。』

『ホテル・コンドミニアムホテル・コテージ・露天風呂付客室等ご夫婦、お子様やお孫様、お仲間とのご利用など様々なライフスタイルに対応できます。』

『大切なわんちゃんと一緒にお泊まり頂けます。』

『自然が優しく迎えます。旬の味覚・スローライフで健やかに！』

『様々なイベントをご用意しています。趣味をみつけるきっかけに。』

『会員同士の輪も広がっています。（ゴルフ・写真・絵の会・バスツアー等々）』

『旅行に行く回数が増え、もうひとつの我が家の様になります。』

だそうである。

しかも10万円払えば、週末含め１年間の間、高原や海辺のリゾートホテルやコテージが格安（2800円～ ごはん抜き、税・サ別）で利用できる、とのことだ。

これらが本当であるなら、私の責任で心に大きな傷を負ってしまった嫁にも、何らかの償いができるのではないだろうか？
そう、ロハスな私（笑）とか、心のデトックス（笑）とかなんとか・・・

金額的にも、毎月のお小遣いからタバコ代（一日一箱半）と飲み代に回している分の半分を積み立てに回せば、１年もあれば貯めることができるレベルだ。

まずは嫁の次の誕生日（X回目）には、トライアル会員なるものに申込することを目標に、積み立てを開始したいと思うのだが…

一方で、

“２１世紀は心の時代”と言われて既に久しいが、実際それはまやかしで、権利権利と唱えれば何でも世の中は言うことを聞くと勘違いする愚か者が増殖し、自己中指向が蔓延し、人心は腐り、結果としてこの国特有の美徳であった“恥の文化”は損なわれ、自己責任の放棄と他力本願の社会が生まれてしまった。

と、こう考えている私には、“心の豊かさ”を指向したリゾートなるもののために、お小遣いを貯めることに一抹の躊躇が無いわけでもない。
ましてや↑も例に洩れず、昨今のマクロ経済事情のなか、与信管理上やっぱ不安もある。

で、質問である。

ご経験者諸氏に問う。





※1…1980年代中盤に出現した、スズキ自動車製２ストロークスクエア配置４気筒バイク。究極のレーサーレプリカといわれた。発表会の席上で、「なぜ、このパーツが採用されているのですか?」との質問に対して、メーカー側が「それはレーサーのRGガンマがそうだからです」と答えた逸話はあまりに有名。真っ直ぐだけなら、今でもウチのエヴォーラSやエキシージSなどは一瞬で“点”にされてしまう程の基地外じみた加速性能を誇る。