
年月が経つと仕方のないことだけれど…。
さて。
ちょいちょい転職サイトを覗いている私、「立石かんな」でございます。
うん、もう嫌になったw
自分が興味が湧かない、やってみたいと思わないことを、自分でやらなかったり、矛盾した内容だったり、ゴミみたいな考えのレベルで押し付けられるのは、人生の無駄遣いでしかないと改めて思うようになりました。
いや、無駄遣い以下だと思いました(^^;
興味が湧くことや、やってみたいと思ったことって、一見何の役にも立たないようなこともあるんですよね。
いや、それは無駄でしょ…みたいな。
お金もそうだし、時間もそうだし、生きているということの無駄遣い。
でも、改めて興味の湧かないことや、やってみたいと思わないことをやらされることの方が、本当の意味での無駄遣いだと思うんですよね。
それだったら、まだ睡眠していた方が良いかもしれません。
一応、ダメージコントロールを行いながら、仕事をしなくても生きていける最低限のお金くらいは何もしないでも入ってくるようにはしたいなと思いますが、まだ道半ば…。
バイト代下がってもいいから、もっと楽な仕事がしたいなと思いますね。
さて。
実は、前々から手に入れたかったものがありました。
どうしても聴きたかったもの。
なんとなーく、聞いてみたらカセットならあるとのことで、無理を言って貸してもらいました。
カセットデッキないけどw
昔は、ダブルカセットデッキ(ラジカセ)とか、ミニコンポでもカセットデッキ付いていたんですが、今手元にあるものは皆無…。
どうしても、聴きたいし、出来ればデジタル化して保存しておきたい!
というわけで、わざわざCDとかカセットとか、USBとか再生できるラジカセを買うことに。
ついでに、動画配信とかで使われるオーディオキャプチャーも入手して。
ラジカセが新品なのに、CDの停止ができなくて返品交換とか、一つ目に買ったオーディオキャプチャーが新品未使用とのことだったのに、画像は使いまわしで、中身は中古かつ謎のDVDプレーヤーが一緒に入っていたりとか…(^^;
ここ最近、ついてないわぁ…。
まだ、返金とか交換できるだけ運が良かったのかもしれませんが。
で、カセットを借りたので、再生!
なんと懐かしい曲なんでしょう。
曲名などは諸事情により伏せますが、3番まであるのは知りませんでした。
で、わざわざ新品のラジカセを用意したのは、中古のデッキでトラブルが発生した場合に、カセットが取り返しのつかない状況になるのは避けたかったんですよね。
例えば、絡まっちゃうとか、取り出せなくなっちゃうとか、爪は折ってあるけれど消えちゃうとか。
なるべくリスクを低くして、なるべく良い音で保存したいって思ったんです。
曲を聴き終えて、巻き戻しをしたら…。
ずーっと回ってます。
昔のデッキって、巻き戻しとか早送りしたときでも、行き止まるとオートストップしたような気がするんですが…。
記憶があいまい…。
ラジカセの覗き窓を覗いてみると…、延々と回ってます(><;
あー、恐れていたことが…。
こうなることは予想されていたけれど、古いものだから巻き戻しで切れてしまった…。
やばい…どうしよう。
で、借り物ではありますが…、気になったのと、どうしてもデジタル化したかったので、ばらしてみたんですよね。
それが、最初の画像です。
幸いなことに、テープ切れではなく、リールにテープを固定する爪が経年劣化で割れていました。
調べてみると、結構この症状ってあるんですね。
材質的には、ポリエチレンなのかしら。
ナイロンぽくも見えますが…。
テープを固定する爪が長年のテンションに耐えられずに、劣化で割れたみたいです。
返却しないといけませんし、このままというわけにもいかない…。
こういうのって、だいたいamazonとか、アリエクとかで出てそうな気もするんです。
修理方法を調べれば、きっと出てくるでしょう…と思ったら、意外と無いんですね、パーツ。
たまにあるのは、オープンリール風のテープにしたい人向けのパーツ。
だいたいは、他の部品取りのカセットか、新品カセットをばらしているようです。
仕方がないので、何十年ぶりに60分カセット5本セットを購入。
多分、使い道ないけれど(^^;
カセット2本を借りたので、新品カセットも2本あれば十分なんですが、作業していて気が変わったんです。
新品カセットが透明ケースだから、オープンリール風に改造するのも面白いかなって。
使わないだろうけれど…。
いざ、ばらし始めると…、修理する側は良いのですが、部品取りとなるカセットは巻き付けるリールがない…。
新品から一つリールを取り外して、修理するカセットの片側を修理して、ラジカセで巻き戻す…。
で、反対側のリールを直すのに…、あれ?新品テープどうしようか…、巻き付けるものがないって(^^;
というわけで、4本の新品カセットの片側をばらして、2本のカセットを修理しました。
新品カセットは、4本ともオープンリール風に直せるはず…。
カセットが直ったところで、オーディオキャプチャー経由でPC取り込みを何度かして、良さげなところで収録してデジタル化。
WAVで保存したので、前後処理して無事にデジタル化しました。
多分、作られたのはカセットだけでしょうから、CDは存在していないみたいなので、貴重なデータになりました。
貸してくれた方はカセットを再生するデッキがないので、お礼にCD-Rに焼いてプレゼント。
毎日、歌ってもらうことにしますw
数多のメディアが登場し、歴史を作って、そして消えていきましたが、久しぶりにカセットを使うのも、また興味深いものがありますね。
私は、カセットから音質の良いMDへ、そしてSDオーディオに手を出してMP3の音の劣化(細かい音が消えるとかね。)と容量の問題からCD-Rへ移行しました。
白セブン君の安いデッキがUSBなので、それを使ってみたり。
改めてテープで聴くのも悪くないなぁ…なんて思ったりします。
CDだけじゃなく、レコード盤もあった頃(後から知ったけれど。)、なんとなくCDの方が…なんて思ってましたが、レコード盤があった理由はそういうことだったのかなぁ…なんて今になって思います。
昔、実家には結構よさげなオーディオデッキがありました。
まだ、音楽に興味がなかった小さいころ、親がレコードを掛けてくれましたが、あのレコード捨てちゃったんだろうなぁ…。
絵本についていたソノシートも、もうないんだもんなぁ…。
すべてを残しておくことは出来ないかもしれませんが、思い出すと聴きたくなりますよね。
この直したカセット…、一体いつまで残っていられるんだろうか…。
このリール、3Dプリントで爪再現できるのかなぁ…。