お疲れ様です。
ウイスキーの話。
今回は私がウイスキーをコレクションしている中での
購入ルール的な部分を含めて記事にします。
001話で記事にしましたが、
とてつもなく高いウイスキーはありません。
一番高いボトルは約2万円いかないくらいです。
また、そのようなボトルは数えるほどしかありません。
もちろんウイスキーに2万円は正気の沙汰ではない!と
感じる方もいらっしゃるでしょう(笑)
ワインなどと一緒で1本数十~数百万円以上のものや、
オークションで数千万~数億円という価格がついたものもあります。
通常、私がコレクションとして購入するのは、
千円~1万円程度までの「オフィシャルボトル」と呼ばれるものと、
大手ブレンデッドウイスキーメーカーのボトル。
これを基本にコレクションしています。
オフィシャルはウイスキーを製造している各蒸溜所が製造した
ブレンデッドは数種類~数十種類の個性の異なる
(蒸留所の異なる)モルトウイスキーをブレンド。
更にグレーンウイスキーとブレンドしたものも該当します。
(グレーンとはモルト(大麦麦芽)以外の穀物のこと)
オフィシャルボトルは蒸留所ごとの味として捉えることができ、
入手性が良く、均一な製品、安定供給、安価といった特徴があります。
一般的なスーパーや酒屋さんで取り扱っており、
基本的にウイスキーといえばこれらのボトルのことを指します。
ブレンデッドは多くの蒸留所の原酒をブレンドし、
味をマイルドな性格にした大量生産品が多いジャンル。
大手ブレンデッドと言えばこの辺り。右から、
ジョニーウォーカー、バランタイン、
シーバスリーガル、フェイマスグラウス、
デュワーズ。他にもたくさんあるので、
機会があれば後ほど詳しく紹介します。
オフィシャルボトルのほかに、
「ボトラーズボトル」と呼ばれるウイスキーが存在します。
例えがわかりにくいですが、
クルマ界でいえばニスモやガズーレーシング、AMGやRUFのような
カスタムや限定、付加価値を付けた別会社での販売手法です。
ボトラーズボトルは、樽一つ一つ、または
少数樽ごとに瓶詰めすることが多いため、個性が強調されます。
同じものを手に入れることが難しく希少性があります。
ウイスキー専門店やバーで提供され、オフィシャルにはない、
熟成年数・度数・熟成樽を発見できます。
画像左はエドラダワー10年のオフィシャルボトル。
右がボトラーズ。シグナトリー社のエドラダワー10年。
(樽の種類や樽番号など詳細がラベルに示されています)
もう一例。
左がオルトモア12年オフィシャルボトル。
右がモリソン&マッカイ社のオルトモア9年。
(ラベルデザインが全くと言って良いほど面影なし)
さらにもう一例
左がゴードン&マクファイル社のグレンバーギー10年。
右がUD社(現ディアジオ社)のグレンロッシー10年。(花と動物シリーズ)
主にブレンデッド用の原酒を生産している蒸留所は
オフィシャル発売がない場合もありますが、
ボトラーズボトルとして少量販売されたり、
珍品や名品、超長熟品も出回ったりするため、愛好家に人気です。
オフィシャルボトルに比べて価格は高い傾向。
まとめると、
ボトラーズは蒸留所から原酒(樽やタンク)を購入・契約し、
独自に熟成させて瓶詰、販売するウイスキー販売業者。
インデペンデントボトラーズ(独立系瓶詰業者)と呼びます。
私もボトラーズも持っていますが、
オフィシャルとして販売していない蒸留所のものを
主に購入しています。10本も無いぐらいです。
オフィシャルをコンプリート出来たら
ボトラーズに手を出すという沼が見えます(笑)
最近はオフィシャルからのラインナップが充実してきているので、
ボトラーズ事業が縮小傾向にあるようです。
大手のゴードン&マクファイル社は事業終了するようです。
今回はここまで。
※※※
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ウイスキー | 日記
Posted at
2023/08/08 17:51:01