ゴブりん！

TRFダンパーを部品取りするだけのために買ったジャンクです。

カーボンパーツやら多少のオプションが入っているので部品取りしてゴミ箱へ直行…となるはずでしたが、よく見ると怪しげな部品が付いている。

フロントはM03でリヤにM04が付いている。かの有名なゴブりんですね。予想外にアルミ部品の出来が良かったのと、手持ちにTL01・ワイルドウイリー２・ワイルドダガ―の部品があるので組んでみます。

ジャンク＝壊れている・ゴミの意味らしい。
しかし、ゴミの様になっているシャシをビシッと仕上げるのがジャンクを弄る醍醐味なのです。

速攻でバラし＆洗浄をしてやります。汚れがひどいのなんのｗ
フロントはフルベアでリヤはプラベアという何ともアンバランスなジャンク感がたまらない。ギヤ比を合わそうとしたのかな？M04のギヤボックスはモーター固定ネジ穴が長穴加工…で、砂が入ってギヤがアウト。

フロントギヤボックスは塗装。黒いギヤボックスだと思っていたらブレーキクリーナで色が落ちる。何で塗ったんだこりゃ？

足回りはアップライト周辺が駄目。ベアリングは半数が×
ベアリングに無理をさせたかな？個人的にM03Mの軽量アップライトは外で遊ぶのに使うのはどうかなと。ラバーシールの1150ベアリングは頑丈なのでラリーやゴブりんに向いていると思います。

手が汚れたり、水洗いをしたり、一緒にお風呂へ入ったりでばらしているところの画像は無し。次の工程ではいきなりシャシは形になっているはずです。

私の前の持ち主はどのような考えで作ったのか？想像しながら楽しく組みます。そして、もともと組んだ人の技術的か予算的にか足りなかった部分は自分の好みに組んでしまいます。

基本、手持ちの部品で組みます。でも、ギヤボックスくらいは新品部品で行こうかな？ま、とりあえず仮組みです。

サクッと組み付けです。

足回りはTL01で、前後バンパーはワイルドダガ―。
アンプはよく分からないけど、最初から付いていたノバック。
ギボシで繋がっていたであろう配線はハンダ付けで処理しました。
モーターは余り物のマブチ５４０。

ダンパーはウニモグに付いていたものを付けました。
TRFダンパーはウニモグに装着です。

ピニオンギヤは、前１６T・後ろ１７T　若干のケツカキです。
回転差吸収の為にフロントはワンウェイです。後ろはボールデフ。

もちろんデフハウジングは磨き済みｗ

ちぎれていた受信機のアンテナ線はジャンク部品と交換です。細かなハンダ作業でしたがうまくいきました。

ギヤボックスは新品にしたかったけど、取りあえずの仮組み。

組み付けよりも部品発掘に時間がかかりましたｗ

ヤフオクに流したら売れないだろうか？

試しに走らせてみました。マブチ５４０とはいえ２個積むとパワーというかトルクがありますね～(^ ^)これなら大きいタイヤを履かせると面白いでしょう…とはいえ、本家本元のゴブりんの様にWR０２のタイヤは加工が面倒なのとアンプへの負担が心配なので辞めておきます。

実は結構WR０２の後輪２組は値段が張るので…orz

そこでパンプキン？に履かせていたオンロードタイヤの出番です。
このタイヤ・ホイールならステアリングを切ってもどこにも干渉しません。後ろのギヤボックスはローギヤに振っても６，５くらいですからこのくらいの径が妥当でしょう。

ここまで来たら何かのボデーを載せてみましょうかね？

熱湯につけて修正したボデーマウントですが、歪みが取れていなくて新品に交換しました。笑えるほどボデーの穴にあいませんでした。

以前作って埃をかぶっていたボデーを再利用です。

フロントは例によってABCホビーの延長マウント（穴拡大）

リヤはTL０１用の貴重な延長ボデーマウントを使いました。

このタイヤならこの車高でもフェンダーを大きく切り欠く必要なしです。フロントのカットラインを変えてスポイラー風にしていたので少しカットしましたが、ノーマルのラインで切り出しているならポン付けです。

元々の製作者が求めていた姿に出来たかな？

しかも、ギヤ比とタイヤさえ変えればドリも出来る…かもしれない！

クラシックミニのボデーは可愛らしいですね～(^ ^)

一番好きなボデーです。

体調が良くは無いものの、何となく気力が充実していたので５０キロ先の模型店へ部品を買いに行きました。

M03のシャーシは普通に置いてあり、M04のギヤボックスは無かったので注文「SP…何番やったかいな？」と資料を探すも見つからず。

仕方ないのでアフターに問合せしてもらいましたが在庫なし。年度末だからかな？まさか…生産終了とかは無いよね(- -;)

※生産終了だそうです。最近のタミヤは部品供給打ち切りが早くないか？

大穴があいて異物が入り放題だった長穴はプラリペア埋めました。衝撃がかかるようなところでもなさそうなのでこれで大丈夫でしょう。

修復跡がわかるように敢えて白色で補修してあります。

補修してあることのリスクがわかる人向けのクルマですｗ

フロント側のシャシも交換しました。
M03ってギヤボックス交換＝ほぼ全バラなのね(- -;)

割れ等は無く変えなくてよいかと思ったのですが、ESCや受信機を固定するために両面を貼ったら塗装ごとはがれました。

中途半端で所々剥がれたまだらな塗装のシャシより色違いな方がまだマシかな？とりあえず形になったのでガンガン走らせようと思います。

手持ちや中古でM03・M04の部品があったから作れましたが、もう作ることは出来ないかも知れませんね。

壊れませんよーに！！

ゴブりんは完成しましたが、念のためスペアパーツをこしらえようと思います。画像のギヤボックスはM04の物です。少し不具合のある部品なので手を入れて使えるようにしようと思います。

右ロワアームのサスピン穴に不具合がありました。

例によってプラリペアのお世話になります。

シャフトの位置を合わせてプラリペアを流して固定しました。プラリペアが固まったらリューターで成形して終わり。

この部品を使うことがありませんよーに(^ ^)