
トミーカイラZZのフロントハブベアリングを交換します。
きっかけは、オイル交換時のリフトUP、ハブを回して回り方やガタを確認しているとフロント左側にガタを感じます。。。ひとまず、全車輪を確認すると他は大丈夫そうです。。。
そして、左フロントを再度確認すると、、、「なんと・・・ガタが無い」・・・ほんの数分前に感じたガタは何???
とりあえず、オイル交換で様子見、、、数日後、再度確認すると、、、やはり出ます”ガタ”。
そのまま、場所特定のために色々確認していると、急にガタが無くなります???
そして気になるのは、「ハブにペイントしてあるマーク」。。。と言う事でハブベアリングを交換して見ることに。走行距離を考慮して、左右、ロアー側ボールジョイントとタイロッドエンドも用意します。
部品が揃ったところで作業開始、、、左側アップライトを取り外し各部点検していると、ロアーボールジョイントに”ガタ”が有ります。。。このガタの感じが最初に感じたハブのガタに似ています。。。しかも縦方向に、、、首フリ方向では有りません。縦であればリフトup後しばらくして急に無くなるのも・・・解る気が。
オーナーさん「思いつく節が有るようです」、その節も有るのでベアリングも、、、と言う事で改めて交換作業です。
作業としては、テーパーベアリングですが、プレスで抜く必要があります。そして、ベアリング組み付け前に、ロアーボールジョイントを交換しましょう。ボールジョイントはマイナス公差なのでアップライト側をバーナー等で十分に熱する必要があるからです。ボールジョイントが終わったらベアリングを組み付け、タイロッドを交換、アライメントを調整ですかね。
ガタは無くなり、ハンドリングも良くなってますね。。。
その、数日後、今度はEUROPAです。こちらは、ガタと言うよりグリスが溶けてオイル見たいになってます。交換後2年、結構、乗るし、その都度、高速道路使用なので、グリス換えでなく、ベアリングを交換する事に、取り外して改めて感じます、1960年代の設計だな~って。。。

ZZと同じリアミッドシップですが、ベアリングの大きさや数(※内外で2個、って意味じゃないですよ)が全然違いますね~、、、
やはり、この時代の車は定期点検、定期部品交換は必要ですね。
Posted at 2013/07/20 16:48:18 |
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