高橋是清翁記念公園

内閣総理大臣、日銀副総裁、大蔵大臣など近代日本の政治に深く関与した高橋是清邸跡です。
日露戦争開戦前の日銀副総裁時代、高橋是清は戦費調達のため英国に戦時外債公募の交渉に行き、圧倒的日本が不利と予想されるなか、見事に外債募集に成功しました。
80歳のとき、学校の教え子であった岡田啓介内閣の大蔵大臣に任命されましたが、インフレ抑制のため陸軍の予算を大幅にカットしたところ、陸軍の恨みを買い、昭和11年(1936)2月26日、ここ赤坂の自邸で青年将校に拳銃6発を撃たれ射殺されました。享年81歳でした。
昭和13年（1938）に高橋是清記念事業会が東京市に寄与し、昭和16年（1941）に記念公園として開園しました。
青山通りに面した高級住宅街の一角にあります。

住所: 東京都港区赤坂７－３－３９