まとめ記事(コンテンツ)

2012/08/19

夏の北海道ロードスターの旅2012 1 上陸編

「今年のお盆休みはどうしよう?」

カレンダーを眺めて、旅行計画を練り始めたのが年始。4月頃に具体化し始めました。お盆時期はハイシーズンでヒトが多く、費用もかかるので出来るだけ近場で済ませたいところですが、公休以外に長期の休みを取る事が難しそうだったので、お盆休みに最も行きたい所に行く事にしたのです。

行きたい所リスト(我が家では常に更新しております)を眺めて、夏の長期旅行に適した候補を挙げた結果、ハワイ、九州、東北、北海道、離島などが候補に。協議の結果、第一希望はハワイ。新婚旅行でハワイ島に行って一周ドライブがとても良かったので、もう一度ハワイでドライブしたい!と思っていました。

旅行代理店でハワイのツアーパンフレットを漁った結果、その費用の高さに驚愕。9日間で飛行機、ホテル、レンタカーを含めると二人でレカロ2脚分以上・・・さすがハイシーズン。こりゃダメだと思い、国内旅行に変更。

国内だとドライブ旅で決まり。長期でしか行けない場所となると、北海道か九州(か離島)。東北はGWに行くし、暑い九州はちょっとパス。となると必然的に北海道!という訳で北海道に決定しました。

ゴールデンウィーク前に動き始めれば、ホテルは容易に押さえる事が出来たので(しかも安めのビジネスホテル)、あとはフェリーがとれるかどうか。予約開始日にいろいろと手を尽くしましたが希望日は満席で、前日出発の便になってしまいました。休み前の忙しい日に有給休暇をとらなくてはいけません・・・あ〜やれやれ。

2012年8月9日(木)
なんとか会社を出て一旦帰宅します。前日までに用意をしているとはいえ、ロードスターのトランクに荷物が全部入るかチェックはできておらず、不安を抱えながら家を出ます。トランクにパズルのように荷物を押し込み、午後8時に出発しました。

道中の吉野家で夕食。

駐車場に停めているロードスターに戻ると、妙に後ろ下がりな姿に苦笑・・・。

ただでさえうちのロドスタは後ろ下がりなのに、トランクに荷物満載で完全にバランスが崩れています。これで素敵な風景と一緒に写真とって大丈夫なのか!?


近畿道から中国道、舞鶴道を経由して舞鶴港に向かいます。この時間に舞鶴へ向かう車やバイク少なく、ほとんどはフェリーターミナルが目的地の様です。


舞鶴市街のコンビニで食料を調達。隣にはサイドカーのご夫婦が同じく食料調達の様子。彼らも北海道に渡るのでしょう。妻に「あれに比べたらロードスターは快適だね」と言ったら、「屋根があって良かった♪」ですって。よしよし。


舞鶴フェリーターミナルに到着(23:15)。既にほとんどの乗船車は搭乗待ちの様子。我々はweb checkin済なのでチケットを買う必要なし。搭乗時にバーコードをチェックするだけ。車に乗ったまま船に乗る事が出来ます。これはかなり楽。出航は24時30分の予定なので、もう少し遅く到着しても全く問題無し。


今回はシャコタン車の列ではなく、一般車両の列に並びます。

スーパーセブンで北海道に渡るだなんて、カッチョいいですね。

どうやら搭乗が遅れている様子。時間を待つ間、前に並んだおじさんとおしゃべり。おじさんは帯広に住む息子さんのところに行くそうです。知床でホエールウォッチングするとか、フェリーのチケットをとるために、わざわざ舞鶴のフェリーターミナルまで来たとか(結局チケットは旅行代理店でとったそうです)帯広まで高速が繋がってかなり早く行けるようになったとか、新造船のお披露目会に行ってきて、その豪華さに驚いたとか、興味深い話を聞きました。そうこうしているうちに、自衛隊車両の積載が始まります。

結構な数の装甲車や兵員輸送車がフェリーに乗り込む様は圧巻です。おじさんによると、彼らは訓練で、行きは自走で帰りはフェリーに乗るのだとか。

出航予定時刻になって、ようやくフェリーに乗り込みます。

いつもこの瞬間は特別な気持ちになります。

いよいよ本州とはお別れ、北の大地に向けて出発の時を迎えます。日常生活から離れ、これから旅するのです。


定刻から遅れる事30分、舞鶴港を出航します。波は穏やかですが、ベッドには細かい突き上げが。エンジンの振動でしょうか。部屋によって共振するのか、乗り心地が違うんですよね。隣は畳の個室で子供が暴れて騒々しいですが、それでも疲れからそのうちに寝てしまいました。Zzzzz…

8月10日(金)
カーテンの隙間から漏れる明かりで目が覚めます。フェリーは順調に航行中。天気は良好。波も穏やかでほとんど揺れません。コンビニで買ったおにぎりで朝食を済ませ、ゴロゴロしながら過ごします。日本海航路はほとんど携帯の電波が届かないので、日常から完全に隔離された空間。本を読んでみたり、売店に行ってみたり。


10時頃には反対方向のフェリーとすれ違うというので、デッキに出てみます。




そして、早くもおなかが減ったので売店でカップ焼きそばと北海道限定のサッポロクラシックを買ってきます。まだ時間も早いし、飲酒運転にはならないでしょう。

くぁ〜!コレだよコレ。やっぱ北海道ではサッポロクラシックだよ。なんでこんなに美味しいんだろう!?
お昼には船内放送。「団体でお越しの自衛隊の皆様、お食事の準備が整いましたので、レストランにお越しください」ちょっと笑ってしまいました。

とまあ、いい気分になったところでDVDを見て過ごし、疲れたのでお昼寝。完全にぐうたら生活ですね。まあ、非日常へ体を慣らす儀式みたいなものだと思うようにします(汗)

16時、電波が入るなあ、と思ったら窓から陸地が見えます。




奥尻島です。


結構険しい島なんですね。最果て感を味わうには良いところかもしれません、フェリーもあるし。

18時にはとうとう北海道が見えてきました。

積丹半島です。余別岳/積丹岳でしょうか。雲間に尖った山が見えます。とうとう北海道に来たなあ〜と実感します。


そのうち神威岬が現れ、神威岩もはっきりと見る事が出来ました。2週間前に行った場所を海から眺めるのは、ちょっと信じられない気分です。デッキの風はひんやりとして、Tシャツ1枚では寒いぐらい。船旅ももうすぐ終わり。始まりの終わり、ちょっと感傷的な雰囲気です。

21時小樽港に到着。下船が始まります。

団体でお越しの自衛隊の皆様も下船です。


ようやく長い船旅も終わり、いよいよ北海道上陸です。


ホテルに入る前に小樽運河を見学。ライトアップされて綺麗でした。


今日は小樽に一泊。明日からいよいよ北海道ドライブの始まりです!

つづく
Posted at 2012/08/19 10:41:40

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