相変わらずパルス式サルフェーション除去装置をいじっています。
今回は、バッテリーの電圧が下がったら、サルフェーション除去装置が停止するようにしました。

パルス式サルフェーション除去装置は、バッテリーの電力でパルスを発生させそれをバッテリーに作用させることでサルフェーションを分解していきます。
バッテリーの電力を使用するので、外から充電されなければいずれバッテリーはあがってしまいます。

パルス式サルフェーション除去装置でサルフェーションを取り除いていたら、バッテリーがあがった。
なんて笑い話にならないように一定の電圧以下になったら停止するような回路を組み込みました。

基本回路は、整備手帳「パルス式サルフェーション除去装置の作成　ＰチャンネルＦＥＴ編」です。
これに、整備手帳「FETリレー：エンジンがかかっているときだけオン」を組み込んだものと考えてください。

整備手帳「パルス式サルフェーション除去装置の作成　ＰチャンネルＦＥＴ編」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3396931/note.aspx

整備手帳「FETリレー：エンジンがかかっているときだけオン」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3390673/note.aspx

パルス式サルフェーション除去装置が作動していることを確かめるために、ＬＥＤを組み込みました。
ＬＥＤが点灯していれば動作しているということです。

ゾンビを造るとき、死体にゾンビ・パウダー（粉）をかけるそうです。
お亡くなりになったバッテリーにパルスをかけて生き返らせるので、「ゾンビ・パルサー（Nzonbi Pulser)」と名付けました。

エンジン停止後、バッテリーの電圧が下がってくるところを観察しています。

12.73V では、まだ作動しています。

12.66V では停止しています。

この電圧あたりが境なので、エンジンが回っている時（発電している時）に作動し、
エンジンが止まっている時（発電していない時）停止している状態になります。

この回路については、波形などを測定していません。
基本回路は変わっていませんので、波形や効果も変わらないものと思います。
ただ、エンジンが回っている時（発電している時）だけの作動になりますので、回復には時間がかかるものと思います。
回復のためよりも、予防と考えて使用したほうが良いでしょう。

パルス式サルフェーション除去装置については、他の整備手帳もご覧ください。

整備手帳「パルス式サルフェーション除去装置の設計」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3340632/note.aspx

整備手帳「パルス式サルフェーション除去装置の制作」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3341126/note.aspx

整備手帳「パルス式サルフェーション除去装置の作成　ＰチャンネルＦＥＴ編」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3396931/note.aspx

整備手帳「検証実験：サルフェーション除去 事例K その１」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3368047/note.aspx

整備手帳「検証実験：サルフェーション除去 事例S その２」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3375438/note.aspx

整備手帳「検証実験：サルフェーション除去 事例S その１」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3369630/note.aspx

整備手帳「検証実験：サルフェーション除去 事例S その２」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3375438/note.aspx

整備手帳「FETリレー：エンジンがかかっているときだけオン」
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/3390673/note.aspx