まとめ記事(コンテンツ)

2015/12/12

ロードスター ポエム集

ロードスターを振り返るシリーズ、今回は各世代にまたがったカタログから、詩を拾っていこうかと思います。

各世代を通して一貫している「ライトウェイト・スポーツ」を軸に、どんなクルマであるのかをマツダはショートメッセージで語っています。自分のロードスターと照らし合わせてみると、面白いかもです!※解像度をあえて下げているのはお察しください。

「だれもが、しあわせになる。」
先ずは超有名なNA6のカタログから。「このクルマを手に入れる、ほんの少しの勇気を持てば・・・」と、幌をあけて街を流せば皆が振り返り、もちろん自分も心ときめく・・・と。恐ろしく名言、ロードスターオーナーなら共感するのではないでしょうか。

「人馬一体、ということ。」
こちらもNA6から。人車ではなく人馬・・・スペックでは表しきれない感覚を造りこんだと、開発スタッフのプロジェクトへの想いを語っています。今やロードスターに限らず、マツダ車の共通言語になっていますね。

「人馬一体は、いかなる進化を遂げたか。」
NA8Sr1初期カタログより。1800CC化に伴う性能向上と、Vスペシャル・Sスペシャルのグレード定着化・・・と、若干セールストーク寄りなメッセージ。

「理屈ぬきの、しあわせ。」
NA8Sr1カタログより。流石にロードスターの見せ方として微妙だったのか、画像は同じでもメッセージ差し替えです。小ぶりなオープンボディ、タイトな2シーター、ハイレスポンスエンジン、FRと、デビュー以来変わらない理屈ぬきの幸せ・・・だそうで!

「もっと気持ちいいロードスターになる」
NA8Sr2カタログより!ユーノスロードスターがエンジンを研ぎ澄まして、造りこみましたよ・・・と、国内車にしては珍しい、マイナーチェンジでシリーズ2を語っています。ちなみにシリーズ2リリースの翌年(96年)にユーノスブランドは消滅しましたが、マツダの「ユーノスロードスター」として販売継続。

「その楽しさは、アクセルを踏んだ瞬間、きっと誰にでも直感できる。」
同じくNA8Sr2より。よほどこのマイナーチェンジに自信があったのか、とりあえず踏んでみろ!との事。初期のメッセージから比べると、当時ユーザーからロードスターに求められていたネガが解消されたぞ!と行った感じでしょうか。ちょっとメッセージとしては洗練されていないかな・・・

「面白いほど楽しめる」
NB1カタログより。オールニューロードスターはひと目でロードスタートわかるフォルムとともに、ライトウェイト・スポーツの味わいを更に深めましたよ!といった内容です。

「もっとロードスターへ。PureROADSTER誕生」
NB2カタログより。見た目はフロントエクステリアとテールライトくらいの変化に見えるNB後期ですが、中身はNAの呪縛を解き放つかのごとく、徹底的に見直されました。あえてまた「誕生」ってキーワードを使っていますね。

「僕は走りたがっている。彼女はガレージを出たがっている。」
同じくNB2より。この言葉はロードスター乗りなら納得の詩だと思いませんか?絶妙です!

「それは、子気味よい贅沢。」
NB3カタログより。中身は実は排ガス規制の関係で出力ダウンしていたりするのですが、VSグレードが二つになったことと、当時のマツダ・グローバルメッセージ「ZOOM-ZOOM」をかけていたりします。まぁ、この頃は本当に好きな人しか買わなかったから、プレミアム感を押していますね。

「毎日が、待ち遠しくなる。」
NB4カタログより。モデル末期ということで、この頃のNBはかわいそうな感じでしたが一応「ZOOM-ZOOM」ファミリーとして走りを押しています。日常を変えることはさほど難しくない、ロードスターのキーを手にいれる、ほんの少しの勇気を持てばいい・・・と。

「One car,one Driver,one Feeling.All New Roadster」
NC1カタログより。当時の資本主の影響か、時代の流れか・・・英語のメッセージになっちゃいました。このクルマはドライバーの感覚に訴える・・・みたいな訳?しれっと人馬一体、きっとだれもがしあわせになる・・・とも記載されています。

「生まれ変わる、という性能。」
NC1RHTカタログより。オープン性能とクローズトップの両立とプレミアム感に加え、もちろんライトウェイト精神は忘れていないよ・・・との事。ちなみにこのRHTという事件は、国内NCの8割がRHTになったとか・・・

「しあわせが、加速する。」
NC2カタログより。NAから一貫して語られていた”しあわせ”というキーワードがついに加速しました!マイナーチェンジでファミリーフェイス”流(ナガレ)デザイン”になり、メカも総見直し。心のアクセルを開けろ!とのこと。

「しあわせが、加速する。」※同じ
NC3カタログより。・・・本来登場するはずの無かったNC3ですが、ブレることの無いロードスター精神、ライトウェイト・スポーツは続いていますよ・・・との事。ちなみにNC3は衝突安全の新基準対応とともに、ブレーキタッチなどのマニアックな「感」を造りこんでいます。

「人生を楽しもう」
ND1・・・なのですが、カタログには全くメッセージが載っていません。一応プレス発表ではクルマであることを超えた存在として、眺める、走る、触るといった「感」の追求と、人馬一体を、スカイアクティブ技術と魂動デザインで造りこんだ・・・とあり、このメッセージか書かれています。

とまぁ、各世代のメッセージを眺めていると各世代の特徴と時代を感じることができて、面白いと思いませんか!?
Posted at 2015/12/12 01:58:12

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

カーライフビューティーラボ

ニュース