- 車・自動車SNSみんカラ
- まとめ
- その他
- 街歩きの記録『東北地方編』
- 【2025年夏 遠征記その6】山形の夜
まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2025/08/12
【2025年夏 遠征記その6】山形の夜
その5 からの続きです。
新庄駅を発車した山形行き各駅停車列車、駅に停まるにつれて車内が賑やかになってきます。
観光客は、私のような乗り鉄客がごくわずかに見かける以外は見かけません。ほぼ、地元の人らしき買い物などのお出かけ客が大半でした。
お天気は曇り気味で、せっかくの出羽三山もその姿はまったく見ることができません。私も日常モードで、向かいの車窓や駅の様子を見るともなしに見ながら…で過ごします。
村山、東根、天童と、村山地域の各都市を巡りながら列車は進み、夕刻の山形駅に到着。
この日の宿泊地です。
山形県では、以前、米沢に宿泊したことがあるだけで、山形市に宿泊するのは初めて。まずは宿にチェックイン後、早速、夕食と夜の散策で街へ。
先ほどの列車の中で、山形駅周辺のグルメをリサーチしていました。その中で選んだのは、駅近くの人気中華料理店。
お店に赴くと、すでに長い列ができていました。
待つこと15分ほどで店内に通されます。
山形と言えば、ラーメン消費量日本一、さらには「冷たいラーメン」が名物、ということで惹かれますが、店員さんに聞いた所、スープには豚骨も入っている、とのこと。
非常に悩みましたが、明日は今日よりさらに出発時間が早く、乗り継ぎも分刻み、ということで諦めます。
(この記事中の写真は拡大いたしません)

いただいたのは、定番の炒飯と餃子、これに水割り焼酎!
チャーシューの旨味が沁みこんだしっとり系の炒飯は評判通りです。
食事後は、夜の市内散策。山形市内の散策は、この時以来ですから13年ぶり。

駅前公園から

駅前通りへ

1週間前まで、東北4大祭りのひとつ「花笠まつり」が開催されていました。

七日町へ。
奥に見えるのが、5年前に閉店した「大沼百貨店」。江戸時代創業の「老舗」百貨店で県を代表する百貨店でした。
手前に見える商業施設「AZ七日町」は今も営業中です。
時刻は20時少し前。写真加工していますが、人通りもあってこの時間も賑やかです。

「ほっとなる広場公園」付近(レンズ曇りの影響で見づらくなっていてすみません)
かつては商業施設でしたが、撤退後、商店街で「にぎわい創出拠点」として整備し、イベント等が開催されています。また、広場の周りも再開発されて魅力的なお店が集まっています。
山形市七日町の商店街は、「街づくり活性化」が成功したモデル地域、として全国から注目を集めているとか。
あちこち街歩きをしていると、活性化に苦心している商店街も少なくない、ということがよくわかります。
七日町商店街は、はやくから街の活性化に取り組んできました。危機感を持った地域の人が立ち上がり、行政に頼り切ることなく、自分たちでできることを模索、小さくても個性のあるお店を呼び込むところから始まり、さらにはまだそこまで注目されていなかったインバウンドにも注目、やがては行政とも協力した取り組みに発展させてきたそうです。

水の町屋 七日町御殿堰
七日町の活性化の中心、江戸時代の山形藩政時代に築かれた水路「御殿堰」の一部を中心として、新たに食事処や服飾雑貨のお店が並んでいます。
七日町の街並みは、雑多な雰囲気を一切なくしたかのような、洗練されたモダンな街並みです。それもビルが乱立するわけではなく、低層階のテナントの入る建物が続いていて、どこかヨーロッパの小さな街の街並みを思わせます。そんな中でも和風の建物が並ぶ御殿堰が不思議と溶け込んでいて、これまであまり類を見ない街並みで、歩いていて非常に楽しいです。
七日町の通りを抜けた先はオフィスビルが立ち並び、街路灯の灯りが目立つようになってお店の灯りはぐっと少なくなります。その向こうに何やら煌々と光る看板が…何かと思って近づくと…

「花笠まつり」のネオン、その向こうにはライトアップされた「文翔館」が。
ここが、まつりパレードのゴール地点だったようです。看板の明るさが、1週間前の盛大なお祭りの賑わいぶりを、しっかりと残しているようでした。
文翔館を入り口から眺め、戻るときに振り返ると、消灯時間が来たのか看板の灯りが消え、街路灯だけが周りを照らしています。祭りが終わった後のような寂しさを感じつつ、後にします。

駅前まで戻ります。
お土産屋さんでも…思うも既に閉店後、明日はまた朝早い出立ということでそのまま宿に戻ります。

今回の宿は高層階。こちらは、チェックイン直後に夕刻の市内を撮ったもの。
こうして、山形の夜は更けていきました。
その7 に続きます。
新庄駅を発車した山形行き各駅停車列車、駅に停まるにつれて車内が賑やかになってきます。
観光客は、私のような乗り鉄客がごくわずかに見かける以外は見かけません。ほぼ、地元の人らしき買い物などのお出かけ客が大半でした。
お天気は曇り気味で、せっかくの出羽三山もその姿はまったく見ることができません。私も日常モードで、向かいの車窓や駅の様子を見るともなしに見ながら…で過ごします。
村山、東根、天童と、村山地域の各都市を巡りながら列車は進み、夕刻の山形駅に到着。
この日の宿泊地です。
山形県では、以前、米沢に宿泊したことがあるだけで、山形市に宿泊するのは初めて。まずは宿にチェックイン後、早速、夕食と夜の散策で街へ。
先ほどの列車の中で、山形駅周辺のグルメをリサーチしていました。その中で選んだのは、駅近くの人気中華料理店。
お店に赴くと、すでに長い列ができていました。
待つこと15分ほどで店内に通されます。
山形と言えば、ラーメン消費量日本一、さらには「冷たいラーメン」が名物、ということで惹かれますが、店員さんに聞いた所、スープには豚骨も入っている、とのこと。
非常に悩みましたが、明日は今日よりさらに出発時間が早く、乗り継ぎも分刻み、ということで諦めます。
(この記事中の写真は拡大いたしません)

いただいたのは、定番の炒飯と餃子、これに水割り焼酎!
チャーシューの旨味が沁みこんだしっとり系の炒飯は評判通りです。
食事後は、夜の市内散策。山形市内の散策は、この時以来ですから13年ぶり。

駅前公園から

駅前通りへ

1週間前まで、東北4大祭りのひとつ「花笠まつり」が開催されていました。

七日町へ。
奥に見えるのが、5年前に閉店した「大沼百貨店」。江戸時代創業の「老舗」百貨店で県を代表する百貨店でした。
手前に見える商業施設「AZ七日町」は今も営業中です。
時刻は20時少し前。写真加工していますが、人通りもあってこの時間も賑やかです。

「ほっとなる広場公園」付近(レンズ曇りの影響で見づらくなっていてすみません)
かつては商業施設でしたが、撤退後、商店街で「にぎわい創出拠点」として整備し、イベント等が開催されています。また、広場の周りも再開発されて魅力的なお店が集まっています。
山形市七日町の商店街は、「街づくり活性化」が成功したモデル地域、として全国から注目を集めているとか。
あちこち街歩きをしていると、活性化に苦心している商店街も少なくない、ということがよくわかります。
七日町商店街は、はやくから街の活性化に取り組んできました。危機感を持った地域の人が立ち上がり、行政に頼り切ることなく、自分たちでできることを模索、小さくても個性のあるお店を呼び込むところから始まり、さらにはまだそこまで注目されていなかったインバウンドにも注目、やがては行政とも協力した取り組みに発展させてきたそうです。

水の町屋 七日町御殿堰
七日町の活性化の中心、江戸時代の山形藩政時代に築かれた水路「御殿堰」の一部を中心として、新たに食事処や服飾雑貨のお店が並んでいます。
七日町の街並みは、雑多な雰囲気を一切なくしたかのような、洗練されたモダンな街並みです。それもビルが乱立するわけではなく、低層階のテナントの入る建物が続いていて、どこかヨーロッパの小さな街の街並みを思わせます。そんな中でも和風の建物が並ぶ御殿堰が不思議と溶け込んでいて、これまであまり類を見ない街並みで、歩いていて非常に楽しいです。
七日町の通りを抜けた先はオフィスビルが立ち並び、街路灯の灯りが目立つようになってお店の灯りはぐっと少なくなります。その向こうに何やら煌々と光る看板が…何かと思って近づくと…

「花笠まつり」のネオン、その向こうにはライトアップされた「文翔館」が。
ここが、まつりパレードのゴール地点だったようです。看板の明るさが、1週間前の盛大なお祭りの賑わいぶりを、しっかりと残しているようでした。
文翔館を入り口から眺め、戻るときに振り返ると、消灯時間が来たのか看板の灯りが消え、街路灯だけが周りを照らしています。祭りが終わった後のような寂しさを感じつつ、後にします。

駅前まで戻ります。
お土産屋さんでも…思うも既に閉店後、明日はまた朝早い出立ということでそのまま宿に戻ります。

今回の宿は高層階。こちらは、チェックイン直後に夕刻の市内を撮ったもの。
こうして、山形の夜は更けていきました。
その7 に続きます。
Posted at 2025/08/31 17:35:11
イイね!0件
オススメ関連まとめ
-
2025/12/17
-
2019/03/02
-
2015/08/28












