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まとめ記事(コンテンツ)
kumayuさん
2019/12/30
【2019年冬 遠征記その6】大阪散歩
その5 からの続きです。
今回の旅行記も最終回となりました。
フェリーは瀬戸内海を順調に東進し、12月30日の朝6時30分、目が覚めます。まったく揺れもなく、快適に眠れたようです。
起きるなり、まずむかったのは甲板。すでに外は明るくなっていますが、相変わらず雨は降り続いていました。
フェリーは、本四連絡橋の3橋の下をくぐるのですが、しまなみ海道と瀬戸大橋の通過時間は真夜中で、まだ夢の中。しかし、最後の明石海峡大橋の通過時刻は7時10分ということで、ここの風景だけは是非とも押さえておきたいところです。
スマホとコンデジを手に甲板に出ますが、雨と風が容赦なく吹き付けてきます。寒くて寒くて、震えながら庇の下で雨をしのいでいると、ほぼ定刻に明石海峡が姿を現します。

雨に煙る明石海峡大橋と淡路島。船上からでないと見られない風景です。
あっという間に橋の下をくぐります。

時速は40㎞/hほどですが、みるみるうちに橋は小さくなっていきました。
ここまで来たら、到着までもう少しです。

朝食後、名残を惜しむようにロビーで寛ぎます。
いよいよ大阪湾に入ってきました。速度もゆっくりになって少しずつ港に近づいている感じ。身支度をととのえて、ロビーで下船を待ちます。

大阪南港が見えてきました。定刻の8時30分、到着。


ここまで連れてきてくれた「フェリーきたきゅうしゅう2」。
のんびりできて、ゆっくりと休めて、楽しい楽しい船旅でした。
次回も是非、使ってみたいです。
後は帰宅するだけなのですが、このまままっすぐ帰るのも勿体ない、ということで、久しぶりの大阪街歩きに行くことに。

ポートライナーと地下鉄を乗り継いで、やってきたのはミナミ。
実は、このあたりにやって来るのは数年ぶりだったりします。
通天閣や新世界あたりを歩きます。まだ午前中だからか、歩く人は少ないのですが、それでも24時間延慶の串カツ屋さんなどがあちこちで店を開けていて、威勢の良い呼び込みの声も聞こえます。
強めに降っている雨を避けるように、「ジャンジャン横丁」から「動物園前」のアーケード街を歩きます。


そこまで広くはない道幅の両側には、飲食店をはじめとした様々なお店が並んでいます。作り物では無いレトロ感と人情味を感じる、この雰囲気が良いです。

こんな幟も。

難波の交差点まで戻ってきました。今度は道頓堀の方へ向かいます。

通りから1つ曲がると法善寺。
だんだんとにぎやかになってきました。
朝食が結構早かったので結構空腹気味。ということで、大阪のこの辺りに来たら必ず立ち寄るのが

金龍ラーメン。この付近に数店舗ありますが、ここのラーメンが無性に食べたくなります。特に、こんなに雨が降って寒い日の熱いラーメンは最高。麺を茹でる鍋から立ち上る湯気が、もうもうと通りまで湧き立っています。

ここのラーメンでは、キムチと刻みニンニクを載せるのが私好み。
一気にスープまで平らげます。体もホカホカになりましたが、お腹はまだ5分程度。軽いものならもう1食いけそうですので、散策しながら美味しそうなものを探すことに。


雨降る道頓堀を歩きます。人が多いですね…しかし、華やかな電飾看板などを見ているとどこか心も浮き浮きしてきます。久しぶりの道頓堀の通りをひとしきり歩いた後、「なんばグランド花月」前で見かけたのが、「肉吸い」のお店「千とせ」。
大阪グルメといえばたこ焼きやお好み焼き、かすうどんなどが思い浮かびますが、この「肉吸い」も大阪発祥です。「肉うどん」のうどん抜き、と言ったらわかりやすいかもしれませんね。
確かに本場の肉吸いは食べたことが無く、量的にもちょうどよさそう、ということで開店前の行列に並ぶことに。
待つこと約20分で開店、お店に案内されます。
頼んだのは肉吸いに小玉、つまり玉子かけごはんの小を付けたもの。

出てきたのがこちら。早速にいただきます。
まずは汁を一口…関西風のあっさりだしに、牛肉の旨味が絶妙です。
ご飯に卵を混ぜ、まずはその上にお肉を載せて…お肉とご飯の組み合わせが美味しくなかろうはずがなく…次は、玉子の混ざったご飯に汁を少し混ぜでTKG風にサラサラッと…いろんな食べ方ができます。
今回の旅グルメの最後に相応しい、大満足の「肉吸い」でした。
お腹も満足、体も暖まります。
いよいよ、本当の家路につく時間になりました。帰りは近鉄線で名古屋を経由するルートで…急ぐ必要はないので、特急は使わず急行を乗り継いで帰ることにします。
大阪難波駅から近鉄に。上本町から名古屋方面行の急行に乗り換えました。

始発の電車に腰を落ち着けます。あとは2回の乗り換えで帰宅…座って落ち着くと、靴の中に雨水が滲みてきていることに気付きます。
今回履いて来た靴ですが、歩きすぎたせいか、鹿児島にいるあたりですり減った靴底に穴が開いてきました。現地で買い換えようか、と思ったのですが、お出かけには必ず履いていて馴染みのある靴と、はるか九州の地で別れるには忍びなく…フェリーから降りる際にコンビニ袋を足に被せ、その上に履くことで、ここまでしのいできました。
これだけ雨の中歩くと、中はかなり水が滲みてきています。しかし、何とか帰宅まではもってくれました。
雨の中を近鉄電車は発車。大阪近郊の街の中を抜け、奈良~三重県に入るとトンネルが連続する山間部を走ります。
津、四日市、桑名と馴染みのある地まで戻ってきました。
雨はいつの間にか止み、空には薄明かりがさしてきていました。
ということで、ここまでご覧いただき、まことにありがとうございました。
ブログを更新している間に、2020年が明けました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回の旅行記も最終回となりました。
フェリーは瀬戸内海を順調に東進し、12月30日の朝6時30分、目が覚めます。まったく揺れもなく、快適に眠れたようです。
起きるなり、まずむかったのは甲板。すでに外は明るくなっていますが、相変わらず雨は降り続いていました。
フェリーは、本四連絡橋の3橋の下をくぐるのですが、しまなみ海道と瀬戸大橋の通過時間は真夜中で、まだ夢の中。しかし、最後の明石海峡大橋の通過時刻は7時10分ということで、ここの風景だけは是非とも押さえておきたいところです。
スマホとコンデジを手に甲板に出ますが、雨と風が容赦なく吹き付けてきます。寒くて寒くて、震えながら庇の下で雨をしのいでいると、ほぼ定刻に明石海峡が姿を現します。

雨に煙る明石海峡大橋と淡路島。船上からでないと見られない風景です。
あっという間に橋の下をくぐります。

時速は40㎞/hほどですが、みるみるうちに橋は小さくなっていきました。
ここまで来たら、到着までもう少しです。

朝食後、名残を惜しむようにロビーで寛ぎます。
いよいよ大阪湾に入ってきました。速度もゆっくりになって少しずつ港に近づいている感じ。身支度をととのえて、ロビーで下船を待ちます。

大阪南港が見えてきました。定刻の8時30分、到着。


ここまで連れてきてくれた「フェリーきたきゅうしゅう2」。
のんびりできて、ゆっくりと休めて、楽しい楽しい船旅でした。
次回も是非、使ってみたいです。
後は帰宅するだけなのですが、このまままっすぐ帰るのも勿体ない、ということで、久しぶりの大阪街歩きに行くことに。

ポートライナーと地下鉄を乗り継いで、やってきたのはミナミ。
実は、このあたりにやって来るのは数年ぶりだったりします。
通天閣や新世界あたりを歩きます。まだ午前中だからか、歩く人は少ないのですが、それでも24時間延慶の串カツ屋さんなどがあちこちで店を開けていて、威勢の良い呼び込みの声も聞こえます。
強めに降っている雨を避けるように、「ジャンジャン横丁」から「動物園前」のアーケード街を歩きます。


そこまで広くはない道幅の両側には、飲食店をはじめとした様々なお店が並んでいます。作り物では無いレトロ感と人情味を感じる、この雰囲気が良いです。

こんな幟も。

難波の交差点まで戻ってきました。今度は道頓堀の方へ向かいます。

通りから1つ曲がると法善寺。
だんだんとにぎやかになってきました。
朝食が結構早かったので結構空腹気味。ということで、大阪のこの辺りに来たら必ず立ち寄るのが

金龍ラーメン。この付近に数店舗ありますが、ここのラーメンが無性に食べたくなります。特に、こんなに雨が降って寒い日の熱いラーメンは最高。麺を茹でる鍋から立ち上る湯気が、もうもうと通りまで湧き立っています。

ここのラーメンでは、キムチと刻みニンニクを載せるのが私好み。
一気にスープまで平らげます。体もホカホカになりましたが、お腹はまだ5分程度。軽いものならもう1食いけそうですので、散策しながら美味しそうなものを探すことに。


雨降る道頓堀を歩きます。人が多いですね…しかし、華やかな電飾看板などを見ているとどこか心も浮き浮きしてきます。久しぶりの道頓堀の通りをひとしきり歩いた後、「なんばグランド花月」前で見かけたのが、「肉吸い」のお店「千とせ」。
大阪グルメといえばたこ焼きやお好み焼き、かすうどんなどが思い浮かびますが、この「肉吸い」も大阪発祥です。「肉うどん」のうどん抜き、と言ったらわかりやすいかもしれませんね。
確かに本場の肉吸いは食べたことが無く、量的にもちょうどよさそう、ということで開店前の行列に並ぶことに。
待つこと約20分で開店、お店に案内されます。
頼んだのは肉吸いに小玉、つまり玉子かけごはんの小を付けたもの。

出てきたのがこちら。早速にいただきます。
まずは汁を一口…関西風のあっさりだしに、牛肉の旨味が絶妙です。
ご飯に卵を混ぜ、まずはその上にお肉を載せて…お肉とご飯の組み合わせが美味しくなかろうはずがなく…次は、玉子の混ざったご飯に汁を少し混ぜでTKG風にサラサラッと…いろんな食べ方ができます。
今回の旅グルメの最後に相応しい、大満足の「肉吸い」でした。
お腹も満足、体も暖まります。
いよいよ、本当の家路につく時間になりました。帰りは近鉄線で名古屋を経由するルートで…急ぐ必要はないので、特急は使わず急行を乗り継いで帰ることにします。
大阪難波駅から近鉄に。上本町から名古屋方面行の急行に乗り換えました。

始発の電車に腰を落ち着けます。あとは2回の乗り換えで帰宅…座って落ち着くと、靴の中に雨水が滲みてきていることに気付きます。
今回履いて来た靴ですが、歩きすぎたせいか、鹿児島にいるあたりですり減った靴底に穴が開いてきました。現地で買い換えようか、と思ったのですが、お出かけには必ず履いていて馴染みのある靴と、はるか九州の地で別れるには忍びなく…フェリーから降りる際にコンビニ袋を足に被せ、その上に履くことで、ここまでしのいできました。
これだけ雨の中歩くと、中はかなり水が滲みてきています。しかし、何とか帰宅まではもってくれました。
雨の中を近鉄電車は発車。大阪近郊の街の中を抜け、奈良~三重県に入るとトンネルが連続する山間部を走ります。
津、四日市、桑名と馴染みのある地まで戻ってきました。
雨はいつの間にか止み、空には薄明かりがさしてきていました。
ということで、ここまでご覧いただき、まことにありがとうございました。
ブログを更新している間に、2020年が明けました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted at 2020/01/05 17:18:20
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