ようやく、今年の3月のお話になります（笑）

この日は、有休消化を利用して、免許の更新に。
朝、免許センターに赴きます。手続きはすぐに終わり、午前中の早い時間に一旦帰宅。
て、そのまま更新したばかりの免許証を携帯してお出かけします。

更新では毎回、30分ほどの講習があるのですが、今回は横断歩道の一旦停止の話が中心でした。

横断歩道に歩行者が待ってたら一旦停止して横断してもらう。
これはマナーではなく、ちゃんとした規則。赤信号で停まるのと何ら変わりはありません。

当然のことながら私も前からずっと、守っていますが、未だ、こちらが停まっても、対向車が全然停まらなくて、結局対向車が途切れるまで歩行者が渡れなかった、という状況に何度もあっています。
少なくとも、こちらを見て戴いている皆さんはちゃんと守っておみえだと思っていますが、早く、すべてのドライバーの意識が変わってくれるのを願ってやみません。

閑話休題
この日は街歩きに。この時間から出かけることができて、まだ未訪の街、ということで、前から考えていた奈良県橿原市の今井町へ。

東名阪道から名阪、西名阪を経て京奈和道で橿原北インターまで一気に。
大和八木駅の近くのＰにクルマを停め、近鉄電車で一駅の八木西口駅降車。
歩いて数分で周りの家並みが変わります。

今井町は、かつて寺内町として何百年も栄えた街。今も、江戸時代の街並みが一体に広がっています。
いわゆる、伝統的建造物群保存地区は全国にありますが、その中でも最も伝統的建造物が多く集まっているのがここ、今井町とのこと。
確かに、一本の道沿いとかではなく、縦横に走っている街路一面がまさに旧い街並みです。

お天気はあいにくの雨模様の中、そぞろ歩きを開始。

範囲が面状に広がっているので、まずは縦方向の道路を筋違いに歩き、次に横方向の道を歩きます。
平日ということもあって、観光客の姿はほとんど見かけません。











写真はごく一部で、600m×300mの範囲が全て、このような雰囲気です。
全国的に見ても伝統的建造物がこんなに大規模なのは見たことがありません。
内部を見学できる町家もありますが、これだけ大規模なのに全体的にはそこまで観光地化されておらず、ごく普通に生活している人たちの息遣いが聞こえてきます。

このまま、徒歩で大和八木駅前の駐車場まで戻ります。
街歩きの途中から降り出した雨は、肌寒さも感じる初春特有のしとしと降りとなり、そんな中、のんびりゆっくりと帰路についたのでした。