令和新年です。











ちょいと用事があり、ＧＷに実家の広島県尾道市にハスラーで里帰りしてきました。
伊勢湾道路もできたし、夜中に走れば10時間あればのんびり休憩しながら到着します。


初日に帰省での用事が終わったのであとはもう東京に向けて帰るだけですが、せっかく尾道まで来てるので鞆の浦に家内と一緒に遊びに行ってみました。
鞆の浦は宮崎アニメのぽにょで有名になった地域ですね。
この辺りは蝦蛄が大量に網にかかり、天ぷら定食を頼んだらエビではなく蝦蛄の天ぷらが出てくるほどです。
ということで昼飯はもちろん天ぷら定食。
ほらほら、大ぶりの蝦蛄の天ぷら、ウマー。


なんと子持ち！濃厚な卵が2度ウマー。
蝦蛄は取れたてでないと身がしぼんじゃうからな。
新鮮だから美味い。


鞆の浦の目の前に仙酔島という小島がありますが、そこに渡ってみます。
渡し船に乗って10分で到着。



この島に、日帰り温泉施設ではあるのですが、温泉好きにはたまらない奇妙な温泉があるのです。
本日はその温泉狙い。名前は「江戸風呂」です。
男女混浴なので湯編み着に着替えて入ります。



これが江戸風呂。
江戸の銭湯は、今のような湯に浸かるお風呂ではなく、基本サウナです。
ござを敷いた石造りの小部屋に、海藻や生薬を熱した湯気がもうもうとしてます。


サウナと違って、磯の香りのする部屋に入って10分もたてば、汗びっしょり。
どちらかというと真っ暗なスチームサウナっぽいイメージです。


暗くて狭くて雰囲気はいいですね！
広島に限らず、瀬戸内海の周りは火山もなくて、言ってしまえばろくな温泉がないのです。
良い湯を楽しもうと思うと日本海側に近づかないと一切ありません。
なので、泉質で勝負するのではなく、こういう珍しい体験ができる温泉なら歓迎です。


サウナといえば水風呂ですが、やはり江戸風呂でも同じらしいです。
ただし水風呂ではなく、目の前の海に飛び込めとの事です。
まだ4月なのにー、さすがに海は冷たすぎるでござるよ。
サウナの本番のフィンランドでも海に飛び込むのが基本みたいなので入れというなら入りますけどね。

うはー冷たい！

これを普通のサウナと同じように数回繰り返します。
私は東京のサウナでも、8分サウナ→1分水風呂→8分サウナ→…の3回ローテーションと決めてるので、江戸風呂でも同じように繰り返しました。
乱れた自律神経は完ぺきにリセットされた感じです。
でももう疲れ果ててしまい、車で仮眠取ってから東京に向けてハスラーを走らせました。

江戸風呂、湿度が高い分、普通のサウナより疲れるわー。楽しかったけど。