まとめ記事(コンテンツ)

2020/06/20

放電アンテナをもう1系統作成しました

また長くなりそうなのでブログに書きます。
走行風のみで静電気を除去しようとしたらアイドリング停車で溜めこんでしまいました。
静電気を帯びたリアバンパーにペットボトルのラベルが偶然貼りつきました。


↓トランク床下の放電アンテナ(追加余地あり)


まずはトランク床下の内側に静電気の導通経路を作りました。

スペアタイヤを外して


アルコールを染み込ませたダスターでしっかり清掃。


まっすぐ導電性アルミテープを貼って


外側の放電アンテナと接続しました。


四角く導電性アルミテープでスペアタイヤを固定する部分を囲み貼りしました。
縦のアルミテープは強固なフレームから直接静電気を除去します。

導通経路はリアサスペンションのトップマウントあたりまで伸ばしました。

また、別の放電アンテナを作成しました。
トランクの左右には床下の内装を剥がすとエアコンの空気排出口があります。
ここは薄いゴム製弁構造になっていて外気導入モードでエアコンを作動させると空気が排出されます。

ここは信号待ちしていても空気が流れ続けるので静電気放電に使えます。
出口の一つ一つにギザギザ加工された導電性アルミテープを貼りました。



全体に導通経路を作って、先ほどの導線と接続しました。



もちろん反対側も同様です。


排出口のフタは発泡スチロールなので微妙にアルミテープと接触させて静電気を除去します。


トランク開口部下側にも導通経路を作りました。ここも樹脂でカバーされる部分です。滞留する静電気を除去します。


このあたりに静電気が溜まるとマフラーの排気ヌケやリアサスペンションの乗り心地に悪影響するので除去しました。


ゴムや樹脂やスチロールばかりですからスッキリ静電気を抜きます。


とりあえず大きな放電アンテナを2つ作成できました。
作業は腰にかなり負荷がかかりますのでご注意ください。

しばらく高速道路を走ったら車体全体から静電気が抜けて、乗り心地が改善したりステアリングが軽くなったり加速が良くなったりしました。高架橋の継ぎ目を時速80キロ以上で越える時の感触がトトっという軽い調子に変わりました。
素直にまっすぐ走る車は空力デバイスを追加する気持ちになりません。


床下の放電アンテナはまだまだ追加の余裕が有りますし、室内側の静電気除去を進めて静電気を帯びてホコリを吸着するピアノブラック樹脂パーツ類を救済しようと思います。
Posted at 2020/06/21 08:31:58

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