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2020/06/01

F1日本GPの歴史 Vol.25【2009年編】

過去のF1日本グランプリを振り返るシリーズ『F1日本GPの歴史』は第25弾・・・前回は熾烈なチャンピオンの間隙をぬって楽々アロンソが優勝した2008年の模様を振り返りました(^.^)
2008年はスーパーアグリのたった4戦での撤退に続き、シーズン終了後にはホンダまでが撤退・・・リーマンショック後の景気低迷ぶりを物語る年でしたね!






<これまでの日本グランプリ>
76&77年(in JAPAN)   1987年   1988年   1989年   1990年   1991年   1992年   93年   94年Pacific   94年鈴鹿   95年Pacific   95年鈴鹿   1996年   1997年   1998年   1999年   2000年   2001年   2002年   2003年   2004年   2005年   2006年   2007年   2008年








前年のリーマンショック後の景気低迷下で迎えた2009年シーズンは前年の有力チームが低迷し、ブラウンGP&レッドブルのプライベーターが大躍進・・・その裏でBMWトヨタがこの年限りで撤退を表明し、ルノーもエンジン供給のみとなったのでした(>_<)








2009年シーズンのプライベーター躍進の要因はオーバーテイク促進策として採用された空力重視のマシン製作が求められたこと、またスリックタイヤの採用などが大きかった・・・上・中の写真はBMWザウバーの2008&2009年マシンですが全く違うデザインですよね!








タイトル争いは先行するブラウンGPレッドブルが追い追い上げる展開・・・ドライバーズも同様でJ・バトン&R・バリチェロ(ブラウンGP)をS・ベッテル&M・ウェバー(レッドブル)を追い上げる展開で鈴鹿を迎えたのでした( ..)φメモメモ









3年ぶりの鈴鹿開催となった日本GPは先ずフリー走行でM・ウェバーがクラッシュし、予選走行なしでスタート・・・予選もアルグエルスアリ(トロッソ)、グロック(トヨタ)、ブエミ(トロロッソ)、コバライネン(マクラーレン)が相次いでクラッシュし、赤旗中断連続の波乱の展開!
最終的にはベッテルが0.060秒差でポールポジション、2位には地元開催で盛り上がるトヨタのJ・トゥーリ、3位ハミルトン、4位A・スーティル(フォースインディア)、5位バリチェロ(ブラウンGP)、ウィリアムズトヨタの中嶋一貴は17位という結果でした(p_-)









迎えた決勝はスタートを決めたベッテルが快走し、またKERSの威力でハミルトンがトゥルーリをかわし2位に上がる・・・そのままレースは中盤へ!









レース中盤もベッテルがトップを守り、各車続々とピットイン・・・35周目にハミルトンがピットインする間にトゥーリが軽い燃料で2周快走し、37周目に見事に2位に上がります( ̄▽ ̄)








レースはそのまま逃げ切ったベッテルが2位トゥーリに4.877秒差をつけて見事なポール・トゥ・ウィンを飾り、3位ハミルトン、4位ライコネン、5位ロズベルグ(ウィリアムズトヨタ)、15位中嶋一貴という結果に終わりました!








ベッテル圧勝で幕を閉じた2009年の鈴鹿でトヨタは母国グランプリで初の表彰台・・・しかしながらシーズン終了後に撤退を発表し、優勝を飾ることはなりませんでした(^-^;








なお2009年シーズンはコンストラクターズでブラウンGP、ドライバーズでJ・バトンとダブルタイトルを獲得・・・チャンピオンチームとなったブラウンGPでしたがダイムラーが買収し、2010年からフルワークス「メルセデス・グランプリ」として参戦することとなったのでした(-。-)y-゜゜゜
Posted at 2020/06/01 08:56:25

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