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まとめ記事(コンテンツ)
美瑛番外地さん
2020/08/26
ピークワン・マルチフューエルのメンテナンス Long Ver.
色々とキャンプ準備のネタが
あるんですが、今週末は合鍵
関係と天候不順(予想最高気温
14℃って何?)で動けず、
来週はインプレッサの12カ月
点検整備があり(点検後に
出かけてもいいけど)、
再来週はもうラリー北海道
(観戦できんけど)だったりと。
あんまりキャンプに行けなさそう。
そんな事を考えつつ、今回の話は先日のキャンプ
ツーリング中に点火できなくなったコールマン
Peak1 Multi Fuel (Model550A)の整備ネタです。
どこの誰に需要があるんだ?

実はアルミケースもコールマン製だったりするという。
大半の作業は付属のレンチでできるのが美点。
(仮にも軍用モデルの派生品だけあります。)
コンロ上部のネジを外したら、次に慎重に
ジェネレーター(タンクからコンロ部に伸びる
送油管)を外します。

雑に捻るとジェネレーターが折れるので注意!
なぜか自分とこにはジェネレーターが2つあります。
旧パッケージ(赤白)には、かつて旭川市にもあった
ICI石井スポーツの値札が(懐かしい。)

真ん中のリュブリカント(シールリングオイル)は
毎年キャンプシーズンの到来とと共に使います。
ジェネレーターを緩めると、コンロ部と風防が
外せます。長年の使用で焼け焦げておりますw

ジェネレータ内部のワイヤーと、火力調整バルブは
図のように内部で噛み合っているので、火力調整用
ノブを最大位置にして慎重に外しましょう。

焦って力任せに作業すると、ジェネレーターを
交換する羽目に陥ります(実体験より。)
ポンピングノブのカバーは半円状の留め金を
レンチで広げて外します。この部分は上で書いた
リュブリカントの注油でちょくちょく開ける部分。

ポンプを引っ張り出したら、先端のゴム(ポンプ
カップ)を、先日秀岳荘で買ってきた新品(280円)に
交換します。外すときは、白いプラ部品とゴム部分の
間にマイナスドライバーを入れて、てこの原理で。
(力を入れ過ぎて、プラ部分を割らないように。)

ポンプ部の奥にはチェックバルブがあり、本来は
ポンピングの際に空気が逆流しないのですが、
今回の場合は空気が逆流していたので、チェック
バルブの固着を疑いブレーキクリーナーを注入。

ポンプカップに多めにリュブリカントを着け、
ポンピングして暫く(できたら一晩)様子を見ます。
チェックバルブを外すには専用のレンチが必要なうえ
慎重極まりない作業になる…と聞いたので、これで
ダメなら秀岳荘に持ち込みます(直せるのか不明。)
チェックバルブは置いといて、火力調整ノブを
固定するネジをマイナスドライバー(付属の
レンチで対応可能)で外します。

これでポンプユニットを本体から外せます。
赤い矢印のOリングが経年変化で硬化していると、
ここから圧力が逃げます。比較的故障しやすい部分。

でも20年以上使われて、ここの故障は今回初です。
ポンプユニットと本体の間のOリングのサイズは、
P-8かP-7かはっきりしなかったので、両方取り
寄せました。1個22円だし。

で、自分のはP-8が適合しました。

ガソリン相手なので、耐油・耐圧のものを使うように。
古いのは硬化していて、千枚通しを使って外しました。

この部分は、付属のレンチじゃ対応できません。
ポンプユニットを本体に組み込んだら、次に
ジェネレーターを仮止め。火力調整バルブとの
接続を忘れないように。

そして、コンロ部と風防の位置が決まるまでは
ジェネレーターのナットは緩めておくこと。

ジェネレーターと風防の位置取りがなかなかタイトな
うえに、トップのネジを締め付け過ぎると五徳直下の
カラー(アルミ円頭部)が歪むので気を遣います。

折角なので、ジェネレーターも新品に交換しました。
風防の位置が決まったら、ジェネレーターのナットを
しっかりと締めます。緩んでいるとここからガソリンが
噴き出したりするので注意(実体験より。)

組み上がったので、ポンピングして圧力が
かかっているのを確認したのち点火!

青い炎が出るのを確認♪
これでまだ暫くは(もしかすると一生?)キャンプ用
シングルバーナーを買い替えずに済みそうです。
あるんですが、今週末は合鍵
関係と天候不順(予想最高気温
14℃って何?)で動けず、
来週はインプレッサの12カ月
点検整備があり(点検後に
出かけてもいいけど)、
再来週はもうラリー北海道
(観戦できんけど)だったりと。
あんまりキャンプに行けなさそう。
そんな事を考えつつ、今回の話は先日のキャンプ
ツーリング中に点火できなくなったコールマン
Peak1 Multi Fuel (Model550A)の整備ネタです。
どこの誰に需要があるんだ?

実はアルミケースもコールマン製だったりするという。
大半の作業は付属のレンチでできるのが美点。
(仮にも軍用モデルの派生品だけあります。)
コンロ上部のネジを外したら、次に慎重に
ジェネレーター(タンクからコンロ部に伸びる
送油管)を外します。

雑に捻るとジェネレーターが折れるので注意!
なぜか自分とこにはジェネレーターが2つあります。
旧パッケージ(赤白)には、かつて旭川市にもあった
ICI石井スポーツの値札が(懐かしい。)

真ん中のリュブリカント(シールリングオイル)は
毎年キャンプシーズンの到来とと共に使います。
ジェネレーターを緩めると、コンロ部と風防が
外せます。長年の使用で焼け焦げておりますw

ジェネレータ内部のワイヤーと、火力調整バルブは
図のように内部で噛み合っているので、火力調整用
ノブを最大位置にして慎重に外しましょう。

焦って力任せに作業すると、ジェネレーターを
交換する羽目に陥ります(実体験より。)
ポンピングノブのカバーは半円状の留め金を
レンチで広げて外します。この部分は上で書いた
リュブリカントの注油でちょくちょく開ける部分。

ポンプを引っ張り出したら、先端のゴム(ポンプ
カップ)を、先日秀岳荘で買ってきた新品(280円)に
交換します。外すときは、白いプラ部品とゴム部分の
間にマイナスドライバーを入れて、てこの原理で。
(力を入れ過ぎて、プラ部分を割らないように。)

ポンプ部の奥にはチェックバルブがあり、本来は
ポンピングの際に空気が逆流しないのですが、
今回の場合は空気が逆流していたので、チェック
バルブの固着を疑いブレーキクリーナーを注入。

ポンプカップに多めにリュブリカントを着け、
ポンピングして暫く(できたら一晩)様子を見ます。
チェックバルブを外すには専用のレンチが必要なうえ
慎重極まりない作業になる…と聞いたので、これで
ダメなら秀岳荘に持ち込みます(直せるのか不明。)
チェックバルブは置いといて、火力調整ノブを
固定するネジをマイナスドライバー(付属の
レンチで対応可能)で外します。

これでポンプユニットを本体から外せます。
赤い矢印のOリングが経年変化で硬化していると、
ここから圧力が逃げます。比較的故障しやすい部分。

でも20年以上使われて、ここの故障は今回初です。
ポンプユニットと本体の間のOリングのサイズは、
P-8かP-7かはっきりしなかったので、両方取り
寄せました。1個22円だし。

で、自分のはP-8が適合しました。

ガソリン相手なので、耐油・耐圧のものを使うように。
古いのは硬化していて、千枚通しを使って外しました。

この部分は、付属のレンチじゃ対応できません。
ポンプユニットを本体に組み込んだら、次に
ジェネレーターを仮止め。火力調整バルブとの
接続を忘れないように。

そして、コンロ部と風防の位置が決まるまでは
ジェネレーターのナットは緩めておくこと。

ジェネレーターと風防の位置取りがなかなかタイトな
うえに、トップのネジを締め付け過ぎると五徳直下の
カラー(アルミ円頭部)が歪むので気を遣います。

折角なので、ジェネレーターも新品に交換しました。
風防の位置が決まったら、ジェネレーターのナットを
しっかりと締めます。緩んでいるとここからガソリンが
噴き出したりするので注意(実体験より。)

組み上がったので、ポンピングして圧力が
かかっているのを確認したのち点火!

青い炎が出るのを確認♪
これでまだ暫くは(もしかすると一生?)キャンプ用
シングルバーナーを買い替えずに済みそうです。
Posted at 2020/08/26 21:47:40
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