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2015/08/15

国産オープン奮闘記(番外編) オープンカーには夢がある(スバルの場合)

2003年の東京モーターショーにスバルは一台のオープン2シーターのコンセプトカーを発表しました。



スバルB9スクランブラー

SSHEVと名付けられたハイブリッドシステムを採用、EJ20 SOHCエンジンと100kwの出力を持つモータが組み合わされ、モーターだけでは力不足となる急加速時にエンジンがモーターをアシスト。また、80km/h以上の速度域ではより効率の良いエンジン駆動のみで走行となります。



デザインは当時アルファロメオからスバルに移籍したアンドレアス・ザパティナスによるものでスバルのルーツである航空機をモチーフにした「スプレッド・ウィング・グリル」と呼ばれるフロント周りはその後のR2やインプレッサにも採用されました。



リア周りのデザインはかつてのアルファを思わせるイタリアンな造形です。



このクルマ自体は純然たるコンセプトカーで市販化を目指したものではないので、内装はごらんの様な「未来カー」です。



「スプレッド・ウィング・グリル」は市場での評価はいま一つだったのか結局定着しませんでしたが、かつてのSVXの後継としてこういうオープンカーがスバルにあってもいいかなと個人的には思います。


Posted at 2015/08/15 09:51:07

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