まとめ記事(コンテンツ)

2015/05/01

フレンチクーペ列伝8 常識を壊せ

「クーペ」といえば普通イメージするのがスポーティーないかにも早そうなデザインを連想しがちですがそんなクーペの常識をまったく覆したデザインで登場したのがルノー・アヴァンタイム



ルノーブランドではありますが、生産は当時ルノーのミニバンエスパスを生産していたマトラ社が行っており、このアヴァンタイムもエスパスをベースとしたミニバン風のモノスペースのデザインですがルノーはこれを新しいコンセプトの「3ドアクーペ」として発表



この車のデザインはパトリックルケマンによるものでその大胆なクリフカットのテールゲートのデザインはメガーヌⅡやヴェルサティスといった当時のルノーのクルマにも影響を与えています。



ルーフは広大なグラスサンルーフを採用しており解放感は抜群。
上屋が軽量なエスパスがベースということもあってミニバン風の見た目以上に走りは軽快なのだとか・・・



コンセプトもデザインも独創的なアヴァンタイムはその変態っぷりから一部のファンに熱狂的な支持を受けますが一般受けはしなかったようで販売台数は低迷、エスパスがモデルチェンジに伴い生産がルノーに移りマトラの自動車生産は終了、アヴァンタイムは僅か2年でその生産を終了しました。



日本では正規で206台が導入されたようですが、フランス以上に保守的な日本のマーケットではハードルが高かったでしょうね^^;

Posted at 2015/05/01 05:25:27

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