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2015/05/14

フレンチクーペ列伝11 フレンチスポーツカーの雄

実用車が中心の第二次大戦後のフランスにおける例外的とも呼べるスポーツカーメーカー、それがアルピーヌです。



レーシングドライバーでルノーディーラーを経営していたジャン・レデレが設立したアルピーヌはルノー車のチューンナップやレース車両の製作等を手始めに次いで4CVをベースにFRPボディーを架装したA106を販売、その後ベース車両を変更したA108、A110へと発展



なかでもA110はラリーで活躍しアルピーヌの名前を不動のものとする名車となります。



その後、アルピーヌはルノー傘下になりGTカー的要素を加えたA310を販売



その発展型のV6やV6ターボ



そしてA610へとモデルチェンジしアルピーヌブランドは一旦途絶えてしまいます

その後アルピーヌはクリオV6やスピダー、そしてメガーヌ2のRSなどのルノーのスポーツモデルの製造を請け負っていましたが、カルロス・ゴーン氏が会長就任に伴いアルピーヌブランドの復活を明言、2012年モナコGPでコンセプトカー アルピーヌA110-50を登場させます。





A110-50のデザインのもとになったDeZir
(KATZEさんのご指摘により訂正させていただきます)

A110登場50周年を記念したといわれるこの車、メガーヌRSのフレームにカーボンファイバーのボディーに日産GTRのエンジンを搭載したフレンチスーパーカーというべきものでそれまでのアルピーヌの小型軽量なスポーツカーとは若干性格は異なるのかもしれません。

A110-50で期待を抱かせたアルピーヌは同じく2012年にイギリスのケータハム社と提携オートモビル・アルピーヌ・ケータハムを設立4年以内に同社からアルピーヌブランドの新型車を発売するとアナウンスされました。

発表通りなら来年となる2016年、果たしてアルピーヌの復活はあるのでしょうか?
Posted at 2015/05/14 06:27:32

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