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まとめ記事
初代 フェアレディZ S30Z のすべて 1 。
徳小寺 無恒さん
2020/10/25
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世界で一番売れたスポーツカー、プアマンッズポルシェ などなど、初代 Z こと S30系 Zは有名なんだが、その実、毎年のように改良が続けられて、細かい変遷や仕様については余り知られていない。そこで、徳小寺の過去からのブログから、初代 S30系 Z の世界を紹介してゆきたい。まずは第一弾の まとめ から。
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僕はほんの少しの間なんですが「240Z-G」のマルーンに乗っていたのだが、当時は2Lを越えると税金がハンパな額でなく、税金の悪夢を逃れるために手放した様なモンでしたから、今から思うと残念で仕方ありません。 S30Zの「240Z」といえばGノーズ、オバフェン付きの姿がすぐに思いつくと思うのだが、実はそうでないグレードもあった事はあまり知られていない。 240Z のシリーズは、ベースグレードの 240Z 、次に 240Z-L、そして皆さんがご存知な オバフェン・Gノーズ付きの 240Z-G という3グレード構成でリリースされていた。 上のホワイトのS30はZ432。 2Lモデルと240Zノーズ無しとの違いは、2Lモデルがグリルがメッシュなのに対して、240Zシリーズは横桟となるのがポイントだ。 画像では分かり辛いかもしれないが、まずは初級編の判別方法になる。 この画像が 240Z-G 。 今見ても一寸のスキの無い美しいスタイリングだ。 グレード間の価格差があったので、「L」を買って、社外品 のGノーズを付けて・・みたいな裏ワザも結構流行ったモノだ。 そもそ ...出典:徳小寺 無恒さん
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過日のブログで 「トヨタ2000GT」 の、フロントフェンダー左右の切り欠きの正体を激白したのだが、これも日産ファンでも意外に知られていない(気にしていない!?) S30Z のボンネット上の二箇所の「切りかけ」の正体を暴こうと思う(笑)。 まず、頭に入れていただきたいのは、S30Zのボディサイズだ。 全長4115 全幅1630 全高1285 ・・・・・・ ちなみに「ラティオ」のディメンジョンは 全長4395 全幅1695 全高1535 画像では大きく見えるS30Zでも、全高はセダンとの違いはあるが、全長も全幅も「ラティオ」より小さいのだ。 実はS30Zは、意外なほどコンパクトなボディサイズだったことが分ると思うのだ。 そこへ大きなL20とかL24、S20を搭載する訳だから、エンジンルームはいっぱいいっぱい。 トヨタ2000GTほどではないが、補機類のレイアウトも知恵の輪状態だったという。 初めて「S30Z」を見たフォードやGMの技術者たちが、その「知恵の輪」エンジンルーム・レイアウトを見た時に ”DATSUN MAGIC” ”crazy!!” ...出典:徳小寺 無恒さん
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初代フェアレディZ(S30Z)は、時間が経つにつれますます輝きを増して、名車として語り継がれている。 しかし、その登場に際しては、並々ならぬ努力と、量産車としての工夫が満ち溢れている。 例えば、S30Zの特徴である、フロント・ヘッドライト部分の造詣は、ヘッドライトの部分を空けることによって、プレスの工数を下げ量産がし易くなっている。 この工法は、後に三代目のプレリュードのリヤ・フェンダーの造詣に採用された。 さらに、S30Zに特徴的な、サイドまで回りこんだバンパーの形状も、実はボディとボディの継ぎ目を隠し、ハンダによる継ぎ目を埋める・・という作業を廃止し、ここでも一円でも安くしようと工夫がされていたのだ。 すでに、Mr.Kこと「片山氏」と同じくらい有名なってしまったが、このS30Zをデザインしたのは「松尾良彦 氏」である。 彼には多くの武勇伝が残されており・・ 新人で日産に入社した時、ちょうどブルバード410が発売される事になり、ピニンファリナから送られて来たモックアップを見て・・ 「こりゃ売れない!」 と上司に言って問題となった。 それじゃ、お前何とかしろ ...出典:徳小寺 無恒さん
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新装開店となった「日産座間記念車庫」に行った時には・・・と心に決めていたクルマのひとつが、「神奈川県警高速道路交通警察隊」に配属されていた、フェアレディ240ZG(改)である。 昨年だか一昨年、日産に里帰りしたという事で、かなり話題になったのだが、ようやく実車に触れる事が出来た。 やはり実車を見ると新しい発見もあり、しばらくはこの240Zの前から足が進まなくなってしまった。 まず、今回新たに発見したのが「カラーリング」なんだが、 S30Zの最も特徴的なヘッドライトの部分、実は、この部分でも「白」と「黒」の色分けがピシリとしており、かなり凝った塗色がされていた事が分かった。 たしかにプラモデルや、多くのこのZに関する画像を改めて眺めると、なるほど・・と思うのだが、そこまで注視していなかったので、今まで気付かなかったというのがホンネだ。 さてさて、この240ZGについて、当時の資料を紐解いてみると。 型 式:HS30(改) 配 属:昭和47年3月31日 最高速:240Km/h以上 サイレン:90ホーン 計測器:ストップ装置付速度計 赤色灯:回転式50W 100r ...出典:徳小寺 無恒さん
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正直に言うと、僕の中でS30Zとは「240Z」以外は 鈍足 で 鈍重 なクルマの印象しかない。 それは僕の世代では、排ガス規制が厳しくなって、SUツゥインカブレーションが使えなくなって、初期の電子制御燃料噴射になってからの動力性能は 悲惨 というしかなかった。 実際にL20EのS30Zに乗った事のある人なら分かるが(現代では希少な経験だろうが・・・)、いくら踏んずけても加速を始めない、ようやく元気に回り始めても、1回、回転がドロップすると、もういけない・・・ ギアをダウンしようが、エアコンを切ろうが、エンヂンの勢いが戻るまで本当に歯がゆい思いをする。 これがL24を積んだ「240Z」だったら (画像はGノーズ無しの240Z-L) 本当にこれが同じ「L型」と思うくらい闊達で、まさにグランドツゥリングの面持ちになっていたから不思議だ。 古いカーグラをひっくり返すと、1970年2月号にちょうど「240ZG」のロードテストの結果が出ていた。 最高速192.52Km/h、0-400m 15.5sec 現代の目から見れば、ささやかな結果だが、当時はまったく凄いクルマが出た ...出典:徳小寺 無恒さん
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対決モノで有名な Autoexpress なんだが、またまた面白いモンをやっていた。 1971年式の S30 240Z と LEAF を、よーいドンしたらどうなるか!?という企画だ。LAEF が本気で加速したら意外に速いというはつとに有名なんだが、じゃあ、軽量でコンパクトな 240Z と競争させたらという趣旨だ。 しかし・・・いつも言うけど、S30 に比べたら、LAEF の巨大さが目に付く。 さてさて、勝負の行方は!?出典:徳小寺 無恒さん
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