まとめ記事(コンテンツ)

2005/04/30

伝承 240Zの系譜をたどる

 僕はほんの少しの間なんですが「240Z-G」のマルーンに乗っていたのだが、当時は2Lを越えると税金がハンパな額でなく、税金の悪夢を逃れるために手放した様なモンでしたから、今から思うと残念で仕方ありません。

 S30Zの「240Z」といえばGノーズ、オバフェン付きの姿がすぐに思いつくと思うのだが、実はそうでないグレードもあった事はあまり知られていない。

 240Z のシリーズは、ベースグレードの 240Z 、次に 240Z-L、そして皆さんがご存知な オバフェン・Gノーズ付きの 240Z-G という3グレード構成でリリースされていた。



上のホワイトのS30はZ432。
2Lモデルと240Zノーズ無しとの違いは、2Lモデルがグリルがメッシュなのに対して、240Zシリーズは横桟となるのがポイントだ。
画像では分かり辛いかもしれないが、まずは初級編の判別方法になる。



この画像が 240Z-G 。
今見ても一寸のスキの無い美しいスタイリングだ。

グレード間の価格差があったので、「L」を買って、社外品 のGノーズを付けて・・みたいな裏ワザも結構流行ったモノだ。

そもそもGノーズが付くと、空気抵抗が減って最高速がカタログ上5Km/h上がることは有名でだったが、実はそれ以外にも 効能 があった。

ノーマルのノーズだと高速域になると、正直リフト気味になってステアリングが軽くなるのだが、Gノーズが付くと 一変! 速度が上がれば上がるほど沈みこみ、ステアリングのフィールが変わらないのと、やはりノーズが浮かない事による安定性は格別のモノがあった。

ただ、このGノーズにも弱点があり・・

まず180mmも鼻先が伸びていて、さらに背の高いL24を搭載するためのボンネットの膨らみと合わさって、前方視界は皆無といって良いほど見えなかった。

なので僕は、決して、ヨーカ堂とかジャスコといったスーパーの駐車場には行きたく無かったものだ。

それ以上に困ったのが、クーリング不足。

当時の冷却ファンはエンジン直付けなので、街乗りでゆっくり走ると、風量が不足して、水温系の針はドンドン上がるのだ!!!

そこで、大活躍なのは後ろ開きのボンネット。

アリゲータータイプ とも言われる開き方なのだが、室内からオープナーを一段引くと、ボンッと一段開く。

すると4~5cm隙間ができるのだが、こうする事によって、みるみる水温は下がって、まずは一安心・・となる訳だ。

これが現代のクルマのように前開きのボンネットなら、たちまち風圧でボンネットが開くのだろうが、後ろ開きならではの裏ワザだった。

僕は暫くして、チエリーの電動ファンを移植して対策を施したのだが・・・

一方輸出仕様の方は最初からL24が搭載されていた。



こちらは北米の安全基準に適合させるために大型のバンパーが付くなど、国内仕様とはちょっぴり雰囲気が異なっていた。

ただ、空気抵抗係数は格段によくなった Gノース だが、開口部が狭くなった為に、北米での 耐熱基準 を満たせず、正式には北米には Gノーズ 付きのZは輸出されなかった次第だ。

Posted at 2005/04/30 12:52:24

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース