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まとめ記事

直線番長 レオーネとアルシオーネ

徳小寺 無恒さん
2020/11/11
2,131

スバル1000 と スバル360 で革新的なデザインとメカニズムで、日本車離れした独自の世界を切り開いた富士重工だったのだが、それからの レックス や レオーネ は、せっかく切り開いたシンプルでありながら存在感のある、欧州調のデザインから、今のトヨタの様な、過剰なプレスラインと細かすぎる造形で正直、美しくないデザインの時代が続いた。それがバブルとほぼ同時にデザインも、それまでの過剰な加飾から、パキパキの直線と平面で、まさに、デザインの「直線番長」ではあったが、多くの人に受けいらられるデザインに変化していった。その時代の個性的なレオーネとアルシオーネに光を当てて見たい。
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現在はすっかり忘れ去られている「レオーネ」の存在だが、このクルマ無くしては今の富士重工は無かったクルマである。 富士重工といえば、かつて独創的な軽自動車「スバル360」や「スバル1000」が有名だが。。。 先取 スバル360にワゴンがあったって知ってましたか? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/180020/ 一本 ワイパーのスバル360初期型を知ってますか? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1383084/ 商用 スバル360のヴァンを知ってるか!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/1394184/ レオーネも、かつては富士重工を支える大切な車種であった。 しかし・・・スバル1000から進化した筈のレオーネは、正直、絶望的にデザインが悪かった・・・これが二代目になると、かなりまともになったのだが、それでもまだまだ洗練されているとは言えず、当時は富士重工には「デザイ ...出典:徳小寺 無恒さん
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先日、AA系のレオーネの事を少しご紹介したが、この最後のレオーネは、富士重工にとって、かなり力のこもったクルマだったことは理解して頂けただろうか? 条件 自動切換えヨンクってなんだ!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/7696068/ そのちからの入れ具合のひとつが、このデジパネだった!! ターボ系、RXとGTにオプションだったのだが、今では信じられないだろうが、 「パワーウィンドゥ」とセットで「11万円」のエクストラチャージ が必要だった。 まぁ当時は、エアコンだってほとんどがオプションで、パワーウィンドゥだって珍しい高級装備。 社外品で「ミツバ」とか「三菱」が、 後付!で「パワーウィンドゥ」を売っていたくらいなのだ。 このレオーネの「デジパネ」だが、国産初の「フル全面液晶」で、さらに「クルーズコントロール」までくっ付いて来ているのだから、11万円という値段設定は安すぎる!?かもしれない。。 その他の国産車の「デジパネ」に比べて、間延び感や取って付けたようなデザインでなかった事も特記してよかろう。 ...出典:徳小寺 無恒さん
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おそらく、このAA系レオーネについては、ここでご覧になっている方々の多くが、初代レガシィと併売になり、安価なFFモデルしか売っていなかった時代しか知らない方が多いだろう。 まぁ、それも無理からぬ事で、デヴューは1984年の7月10日。 以前にもブログしたが、本来はこの年の5月末にはデヴューの予定だったのを、運輸省の形式認定試験の時に、事前の提出した書類より車重が軽くなった為に、密かにバンパーに「鉛」を入れていた事が発覚し、形式認定が遅れた・・という前代未問のハプニングを起してしまったモデルでもあった。。。 条件 自動切換えヨンクってなんだ!? https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/7696068/ しかし、ながらこのAA系レオーネにかける富士重工の意気込みは半端ではなく、それはメカニズムや装備の数々に現われていた。 例えばだ、それまでOHVだったボクサーエンヂンは、「OHC化」されたし、GTターボには・・・ E-PS(ELECTRO PNEUMATIC SUSPENSION)と呼ばれる「エアサス」が搭載 ...出典:徳小寺 無恒さん
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満を持しての登場だった「ALL NEW LEONE」だったが、ライヴァルひしめくこのクラスでは思う様な拡販は正直難しかった。 後発のメーカー故の販売力の弱さも随分と効いていた。 しかし、このAA系レオーネには、単純に技術者が陥り易い「自己満足的装備」よりも現実に即した「実用的装備」も結構採用されていた。 例えば、エアコンが普及していなかった事もあるが、こんな装備も 世界初 で装備された! 「リアドア・デフロスター」だ。 こりゃエアコンが普及した今だって、僕的には欲しいと思わせる装備だ。 一人二人の乗車ならいいんだけど、これが三人四人となると、エアコンを付けたって窓は雲ってしまう。「リアドア・デフロスター」があったって、曇るだろうが、その度合いはかなり低くなるハズ。 こんなアイディアが湧いてくるという事は、設計者もちゃ~んとクルマに乗って、寒い日に苦労をして、それでは!と開発したいう裏返しでもある。 そして、次ぎに紹介したいのが、 「ヒルホルダー」だ。 これはMTに乗っていて、坂道発進をラクにしてやろう・・と開発された一品で、これがまた凝った造りになっ ...出典:徳小寺 無恒さん
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最近のクルマってオプションが少なくなったし、面白いモノも見当たらない様になった気がする。 バブルの頃、その前って純正のエアロパーツだって、華やかだったし、後付のフォグランプとか、キャリアなんてマストアイテムだった。 まぁ最近の流れで考えると、これは無いなと思うのが、ボディサイドを飾り立てていた「ストライプ」や「ステッカー」なんて今では考えられなくくらい種類も豊富だったよなぁ。。。 ここに、 AA型のレオーネ のカタログなんてあるのだが、エアロパーツにサイドステッカーに、スキーキャリア、富士重工ならではの、エンヂン下のフロントアンダーガードなど、実に賑やかなモンだ。 オプションてんこ盛り時代の申し子・・・T12オースター。「半レース」のシートカバーが懐かしい・・ そうそう、なぜか室内に目を移すと、レース編みのシートカバーも軽自動車から、高級車と呼ばれる車種まであったモンだ。 正直、これらのオプションを装着していたクルマは少なかったが、逆に、こうしたオプションを装着したクルマや中古車を見つけると、なんだかワクワクした事も事実だ。 クルマと向き合うスタンス ...出典:徳小寺 無恒さん
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皆さんは初代アルシオーネを覚えているだろうか? それまで、独特のメカニズムを生かした小型車や大衆車と呼ばれるクルマ造りでは定評のあった富士重工が、日本の国民の所得の増加と、より幅広いジャンルのクルマを造りたい・・という願望の元に造られた、FF&4WDの富士重初のスペシャルティーカーであった。 もともとは'85年の北米スバルでリリースされた「スバルXT」の国内版と言えるのだが、富士重工はアルシオーネの開発に関して、富士重工だから・・という個性を重要視して開発したのだった。。。 まずは・・・ 1).元航空機メーカーとしての「空力」の追求。 2).水平対向エンジンを生かしたエクステリア、レイアウト。 3).富士重として解釈した先進性。 が大きな柱だろう。 具体的には、直線を生かしたシャープなラインで構成された「空力ボディ」。。 これは外観を見て頂ければ、まさに、その通りというエクステリアデザインである。 これで空気抵抗係数は何と「0.29」しかないのだ!! それまで、「空力ボディ」と言えば、流面形で曲線と曲面がぐにょぐにょ・・というのが相場だったから、これは世界中のク ...出典:徳小寺 無恒さん
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