まとめ記事(コンテンツ)

2016/05/21

欧州 三菱自動車ってなんなんだろう。国産車のデザインの欧州化とともに。

 質実剛健だけど「華」が無い。高度経済成長時代の日本人には、もはやクルマは単なる移動手段ではなく、所有する事の喜びを感じるモノ、所有する事によるステータスのひとつの形となっていた。

 そうなると、趣味性や感性の部分でのクルマへの要求も高まり、デザインも購入する大きなポイントとなった。

 さらに、メーカーも日本だけではなく輸出に打って出なければならず、デザイン力の向上が急務となっていた。その要求をできるだけ早くかなえるには・・・・1960年代は多くのメーカーが海外のデザイナーやカロッツェリアへクルマのデザインを依頼するようになっていた。

 デザインの流れは、あのメルチェデスでさえ、アメリカのデザインに押されて、テールフィン付のモデルを出していたくらいだったのだが、


えっ!あのメルチェデスがテールフィンを!Mercedes-Benz 300c Berlina。ちなみにデザインはギアだ。

デザインの潮流は欧州へと軸足を変えて行っていたのだ。その流れに沿うように日本のメーカーはこぞって欧州のカロッツェリアへと流れた。

 有名な所では、プリンスが初代グロリアのシャーシをベースに、伊太利のカロッツェリアである「ジョバンニ・ミケロッティ」に依頼して「スカイライン・スポーツ」をリリースした。

貴重 スカイライン・スポーツ・クウペを間近で見られたぞ!
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/4560223/


幅の狭い日本の規格内で、大きく幅広く見せる手法としてヘットドライトを釣り上げた、名付けて「チャイニーズアイ!」

 同じように国産他社も欧州にデザインの模範を求め、日産は130セドリック、410ブルーバードをピニンファリーナに依頼し、


フロントからリヤへ弧を描くように下がってゆくショルダーラインやルーフの周りを取り巻くルーフドリップはまさしくピニンファリーナだ!!

 マツダは、初代のルーチェのデザインをベルトーネに。


ごつくて武骨なピラーが多かった国産車にあって、この細身のピラーが多くの国産車のデザイナーに衝撃を与えた!!
 
 そして、国産車というより世界に大いなる感銘を与えた、ギアで企画された いすゞ117クウペ の登場でハイライトを迎えることになった。


こんな美しいクウペが日本でもできるんだ・・と世界に衝撃を与えた117クウペ。

 ここで、ふと振り返るとある事に気づくだろう。

初代ルーチェはベルトーネ。いすゞ117クウペはギアと、異なったカロッツェリアであたかも企画されたように見えるが、実は、この2車とも一人の男がまとめ上げたのあった。

 その男の名前は 「ジョルジェット・ジュジャーロ」 であった。
Posted at 2016/05/22 17:35:22

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース