まず始めに。この記事の内容について他の方に質問するのは控えてください。車種、型式により配線状況は違いますので、型式に合った「サービスマニュアル」「電子配線図」がないと正確に答えることが出来ません。
単なるショートではなく、車両コンピューターの故障事故が起こる恐れがあります。
上記資料を入手出来ていない人には質問されても回答は出来ません。

手持ちの収集資料を見ると、情報収集を始めたのは２年くらい前の2018年９月頃。
ＭＯＰナビの型番からフィット、シャトルの配線図、背面画像でおよその配線が判りました。
しかし、MVCS搭載車両での情報は無し。マイＤにＭＯＰナビの配線図を貰いに行きましたが塩対応で入手できず。

半年ほど燻ぶっていましたが、たまたまオクでサービスマニュアルを発見。
高かったので、試しに値下げ交渉をしたところあっさり落札。

ギャザズナビの情報が不足していたので、アクセサリー検索システムも入手し、上記の変換表を作成。

アクセサリー検索システムは結局３枚購入。作業開始時の最新版→2020モデルナビ情報版→2015モデルナビ情報版とパズルのピースを嵌めるように不足情報部分を追加購入

上記のリストが完成したのが2019年４月頃。

コネクタのメーカーを調べたところ、「日本航空電子」の端子だったので、必要端子を調べて購入。

購入先はマルツオンライン。
他の販売店だと一部端子の扱いがなかったり、価格が高かったのでこちらで購入。
送料無料の金額に合わせるために一部端子を余計に買いましたが結果としてすべて使用。

コネクタは下記の品番
MX34020UF1
MX34020SF1
MX34024UF1
MX34008SF4
MX34003SF1
MX34012UF1
MX34016UF1
MX34005SF1
IL-AG5-7S-S3C1

端子は
M34S75C4F1
IL-AG5-C1-5000

メインの２４ピンはメーカーのカタログから確認できず、オス、メス両端子欲しかったのでオクで互換品を入手。

この時点で１年経過。２０１９年９月頃。

３ヶ月くらいの時間をかけて変換ハーネスを作成。

イルミは２４ピンにないので、他から引き込み。パーキング線は標準・アース落とし両対応の為ギボシ配線。

MVCS無し車は水色のカメラ用コネクタのみ。MVCSはプラスで別のコネクタが必要。
画面下側がMOPナビのコネクタとの接続側。

ＥＴＣは通信規格の違いで連動出来ない為、配線に含まず。

N-BOXの購入、うっかり８インチナビ落札からナビ交換、ドラレコ交換作業に追われ、作業は一時凍結。

イルミ線はハザードSWから分岐。
アクセサリー検索システムから、MOPナビのオプション品はここからイルミ分岐になっていたので、同様に分岐。

この作業が今年の２月。
この時はナビが入手できず、その後２ヶ月作業が止まることに。

これ以降が整備手帳の「MOPナビ　調査編　TVアンテナについて」に繋がっていきます。

配線調査自体は２ヶ月もあれば終わると思います。
変換表づくりに２ヶ月、端子も型番が分かればすぐ購入できるものなので、変換ハーネス作りに時間が掛からなければ、ゆっくりやっても半年で載せ替え作業は終わりそう。

端子の抜き差しや全線ギボシ化は元配線の短さから難易度が高いです。

変換ハーネスの作成費は、コネクタと配線合わせて5,000程度、
差し替えだけで構成を変えられたので、リアモニターの交換→ナビ本体の交換と時間を分けて作業が出来ました。

この変換コネクタを作成したおかげで、今でもMOPナビ+リアエンターテインメントシステムの状態にすぐ戻せます。
元配線を弄ったのは、イルミ配線の分岐だけです。

始めはみんカラ経由で情報を入手して交換作業をしようと思いましたが、結局誰の支援も貰うことなく、自己完結で交換が出来ました。