まとめ記事(コンテンツ)

2016/11/06

サンマニョーロ化、データからの可否検討

カテゴリ : 足廻り > 駆動系 > 取付・交換

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これまで使ってきたホイール(写真)は30年ものです。6段ギヤなのですが、ギヤ数がもう少しあれば・・と最近思うようになりました。
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もしホイール交換をするのなら、「茄子アンダルシアの夏」で主人公ペペが操作していた、上ハン、下ハンで、親指操作でのシフトアップができるカンパニョーロ社のエルゴパワーが使えるようにもしたい、と思いました。シュパーブプロ7Sで、サンマニョーロ(サンツアー+シマノ+カンパニョーロ)化を目指せるのか検討しました(^-^)
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サンマニョーロ化事例はHP情報を見る限り、報告例は少ないようです。
みんカラ先輩の情報(http://minkara.carview.co.jp/userid/260208/car/565716/2870927/note.aspx)やmixi情報(http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=257951&id=14631159)等です。
これら情報のシュパーブプロは最終型(1986年発売、型式:RD-SB00、ダブルテンション、写真)の8sメカです。私のは、この一世代前のシングルテンション7sメカなので、HP情報をそのまま準用できるかどうかはまったく不明・・。
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そこでまずは、Wレバーにより、シュパーブプロRD-5200でシマノUG6Sスプロケットを変速させた場合のシフトワイヤーの移動量を調べ、RDの能力を調査しました。ギヤ1段当たりのシフトワイヤーの移動量は、実測平均3.3mmでした。
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シマノ6sのスプロケット間隔は5.5mmですので、シフトワイヤー1mm当たりのRDのスプロケット間移動量は、5.5÷3.3=1.67(mm)となります。Wレバーのワイヤーの張り具合等の影響もあるでしょうが、この値をシュパーブプロRD-5200の基本性能と仮定しました。シマノスプロケットを使用した場合、ギヤ1段当たりのワイヤー移動量(mm)は表のように、使用段数毎に、3.00~2.24mmになると推定されました。例えば、シマノ8sスプロケット+シュパーブプロRD-5200の組み合わせでうまく変速させるためには、ギア1段当たりのワイヤー移動量が2.88mmのデュアルコントロールレバー(エルゴパワー)があれば、きっちり変速するはず、と推定できるかと思います。
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既存HP(http://www.geocities.jp/simagnolo/)に示してあるシフトワイヤー巻きピッチが、私が測ったギヤ1段当たりのシフトワイヤー移動量に相当すると仮定した場合、最適だと思われたのは、10sカンパのエルゴパワー(シフトワイヤー巻きピッチ2.89mm、シマノ8sスプロケット+RD-5200のギア1段当たりのワイヤー移動量推定値2.88mmと、その違いがわずか0.01mm)だと思われました。シュパーブプロRD-5200を用いたサンマニョーロ化は、シマノ8sスプロケットとカンパエルゴ10sとの組み合わせで、かなりイケそうな気がしてきました・・・。(^-^)
(続く)

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