まとめ記事(コンテンツ)

2018/07/29

理論編 アイスコールド コカ・コーラ

栓を開けると一気にシャーベット状になる アイスコールド コカ・コーラ を理論的に説明をしたいと思います。

別に、こんなことを知らなくたって アイスコールド コカ・コーラ を味わうことはできるのですが、・・・。
知っていると応用がきいて便利!、分かるって楽しい!
いわゆる”知的好奇心”ってヤツですね。

味覚と一緒に、知的好奇心も満たしてください。

アイスコールド コカ・コーラ の作り方は、ひとつ前のブログ「 自宅で作る アイスコールド コカ・コーラ 」を見てください。


さて、下の図は、「水の三態相図」というものです。
水の三つの状態である固体(氷)と液体(水)、気体(水蒸気)と温度と気圧の関係を示した図です。



1気圧では、固体と液体の境が0℃であり、液体と気体の境(沸騰点)が約100℃です。(水色の線)

コカ・コーラ(炭酸水)のペットボトルの中は、炭酸が押し込められ1気圧より高い圧力がかかっています。
どれくらいの圧力がかかっているのか資料がなかったので、1気圧より高いという意味で”1+α”で示しています。
圧力が高いと0℃では固体(氷)になりません。
0℃(氷点)以下で液体であることを過冷却といいます。
アイスコールド コカ・コーラのウェブページには、-4℃ の数字が出ていたので、これを目安にします。(赤い線)

ペットボトルの圧力の時には、-4℃ではまだ液体でいられる状態です。
これが図のA点です。

ペットボトルの栓を開けると、中の炭酸が一気に抜けて1気圧に近い状態になります。
温度は-4℃のままですから、赤い線の上をB点に移ります。
B点は、固体の状態の位置ですから、-4℃に冷やされた コカコーラ は、急速に固体(氷)になるのです。

温度は見た目ではわかりません。
普通のコーラ(炭酸飲料)だと思っていたものが、プシュと音をさせた瞬間から、見る見る間に凍っていく様子は、とても不思議に見えるようです。

この夏は、ぜひ、アイスコールド コカ・コーラ をネタに、蘊蓄(うんちく)を語ってください。
Posted at 2018/07/29 13:40:21

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