ブログでアライメント関係の話題を少しだけ取り上げたので、気になる数値、部品などを整備書からピックアップしてみました。

ピックアップ元の整備書にはアライメントの調整方法も掲載されているのですが、ほとんどの方はディーラーやショップ作業となりプロの視点・技術で作業をされると思いますので、そのプロの方の作業の助けになるような部分だけ抜粋しています。(ここは必要かな～と思ったところだけなので漏れがあるかもしれません。)

そのためこの整備手帳だけの情報では作業はできないことに注意してください。

また、車種が変わると数値や必要な部品は変わる場合がありますのでご注意ください。とはいえ、同じ新 MC プラットフォームの車種だと数値は同じ可能性がありますが、参考程度にとどめて実際の設定にはディーラーなどから正しい情報を得て作業を依頼されてください。

(参考) 新 MC プラットフォームの車種
・オーリス / カローラルミオン (NZE15# / ZRE15# / ZRE18# / NRE185 / ZRE186 / ZWE186)
・ブレイド (AZE15# / GRE156)
・Lexus CT200h (ZWA10)
・プリウス / プリウス PHV / プリウス α / ダイハツ メビウス (ZVW3# / ZVW4#)
・マーク X Zio (ANA1# / GGA10)
・アベンシス (ZRT272)
・SAI / Lexus HS250h (AZK10 / ANF10)
・MIRAI (JPD10)
※SUV、ミニバンを除きます。

【関連ブログ】
・お・も・て・な・し ～ 第2章 ～ - 2021年11月01日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/45587310/


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--- (フロント編)
アライメントの基準値は図の通りです。

注 意 :
フロントのキャンバーおよびキャスターの左右差限度は45'以内です。

[キャンバー調整 1]

[キャンバー調整 2]
締め付けトルク

[キャンバー調整 3]
キャンバー調整するにあたって、ほとんどの方はこの情報が欲しいのでは？と思います。

アジャスティングボルトの品番と調整角が掲載されています。

ボルト：品番：ボルト径[mm]：調整量
TYPE A：90105-17008：17 ※セットボルト

TYPE B：90105-17009：15.9：±15’ ※図の A
TYPE C：90105-17010：15.0：±30’ ※図の B
TYPE D：90105-17011：14.0：±45’ ※図の C

使用する場所、組み合わせ、設定できる調整量、注意点については図を参照。

[キャンバー調整 4]
締め付けトルク (数値は前述 写真3の “キャンバー調整 2” と同じ)

[トーイン点検]

[トーイン調整]

[ホイール切れ角点検]

アライメント調整作業終了後は、『VSC装着車はシステムを正常機能させるため、アライメント調整およびサスペンション、足廻り部品の脱着・交換作業を行った場合、必ず初期化作業としてヨーレートセンサ＆Gセンサの0点取得を行う。 』となっていますので、作業後はヨーレートセンサー & G センサー 0点取得を行ってください。

(リア編 https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/6611660/note.aspx につづく)

【関連整備手帳】
・アライメント調整後に行うヨーレートセンサー & G センサー 0点取得の手順
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5928147/note.aspx

(出典・抜粋)
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