recaro sportsterにシートヒーター配線を行いました。バッ直電源については前の整備手帳をご覧下さい。

シートを中古で手に入れた際、シートヒーター用配線も付いてきました。シートヒーター用カプラーは特殊な形なので、専用のものが必要です。途中、黒いところはヒューズホルダーです。ヒューズは付属していなかったので別に買いました。とりあえず20Aの標準タイプのヒューズです(162円)。最近、この大きさのヒューズあまり見ませんね。ミニヒューズが増えているのでしょうか。

これ、シート説明書の配線の説明書きです。なんとこれしかありません。これ以外一切の説明がないのです。隅から隅まで探してみましたがありません。。。レカロの説明書が不親切なのは有名な話ですが、一般的な電動シートの配線方法しかないなんて…。電動でポジションがかわろうが、レカロベントがあろうが、シートヒーターがあろうが、説明はこれだけです。しかも「付属のヒューズをお使いください」って、何Aのヒューズを使えばいいのかすらわからない。。。
とりあえず20Aあればいいんだろう、ってことで20Aのヒューズを買ってきた次第です。シートヒーターって何Aくらい消費するんでしょう。10Aくらいじゃないですかねえ。。。

配線はここを通しました。サイドステップのところをめくるとちょうど良い具合にシート下までカーペット下を通せそうです。カーペット下を通してリアのエアコン吹き出し口の横から配線を出しました。配線にはシート位置移動に耐えられるよう余裕を持たせています。

こんな感じでカーペットの下に配線が入っています。サイドステップはクリップで止まっているだけなので、一生懸命バリバリ剥がすだけです。結構きつめに止まっているので頑張って剥がしましょう。ウェザーストリップのようなゴムモールも剥がさないとここまでめくれません。戻す時はゴムモールをはめてからサイドステップカバーを取り付けます。頑張って押し込みましょう。足でゲシゲシ蹴りながら押し込みました。

サイドステップ内の純正配線が通っているところを通して運転席横のヒューズボックスまで通しました。
しかしさすがレカロです。配線の長さが足りません。サイドステップの中で中継させないとダメでした。配線のアース側には丸型端子が付いているのですが、届かないので切って延長しました。長さが足りないってことはシートのボルトでアースを取れってことなんですかね。どう見てもヒューズボックス付近までは長さが足りなかったです。もちろん、車種専用の配線ではないので仕方が無いんですが、それでも通常この長さではどんな車でも配線足りなくなっちゃいます。それを敢えて行っているのが、レカロらしいというのか、なんというのか。。。ちなみにシート固定ボルトでアースを取ろうとすると、今度は長すぎて困ります…。

以上でシートヒーター配線は終了です。シートヒーターの本領発揮は冬になってからですね。試しにスイッチ入れてみましたが、めっちゃ温かくなります。でもシート表面まで熱が伝わるのに時間がかかるためか、スイッチ切ってもどんどん熱くなる。。。やっぱり真夏に配線するもんじゃないですね。取り付けテストすら暑くてしんどいです。冬になったら追記します。