まとめ記事(コンテンツ)

2023/09/07

携行・車載のための原付選定

さて、先日から続く電動原付選定について、調べた結果を取りまとめます。

まず、もともと(10年前)からラストワンマイルに対する対策品として、主にネット通販などでごっそり流入してきました。
そのほとんどすべてが法令上公道走行ができず、当然登録云々の問題からも手を付けている事業者は皆無であり、おもちゃに過ぎませんでした。

何が言いたいかというと、現在特定小型原付、TKGとして導入されている殆どは先進国中国からの輸入がほとんどであるということ。
中国では深刻な大気汚染から内燃機関のバイクが登録できなくなり、一気にEV化した経緯があるそうで、ある程度ノウハウのあるメーカーが作っているという現状です。
翻って日本製も少なくありませんが、この前提条件が結構きついのです。

というのも大陸と島国で必要な要件が異なり、彼らが作ってきたものを保安部品載せておっけー、というわけにはいかないんですよ。

特に起伏に富んだ我が国の地形においては、いかな近所への買い物だけだとしてもたかだか350wでは運動性能は低いと言わざるを得ない。
原付の性能は上限0.6KWであり、本来600wのモーターを搭載して然るべきであるものの、それはたった一社swallow社のみ(私調べ:2023.9月)採用されています。

確かに輸入改修による低コスト電動原付(TKG含む)は導入容易ですし、実際氾濫しています(時折混じって公道走行不可のものも)。
企画設計を日本で行っても、製造コストの折り合いなどである程度妥協するところもあるとは思われます。
結果必要充分とし、道交法内の時速25kmだったりします。でもそれなら小改修してTKGにした方が、ミラーも不要となり扱いはいい。
正直TKGと原付1種だと、影響する差は
・免許
・メット
・最高速度等
構造上は速度灯とミラーというところ。
しかし結局ヘルメットするんだったら、原付の方が出力が高い……と思っていたのですが、前述の通り。

現状、ふつーに販売されてるものではTKGと大差ないんです。
ならTKG選べばってなります。
まあ、新カテゴリですから。有利なのは当たり前。
おそらく原付1種扱いのカテゴリが生き残るには原付1種扱いは別に作り直す必要になるでしょう。

TKGが制定される前はすべからく原付1種で取り扱われ、制定後は小改修等でどちらにすべきかを決めなければならない、そういった感じかと。

その辺り国産メーカーは動きがわかり易く、swallowはZERO9liteを、exs1はTKGを出して諸元差や構造差をしっかり比べられます。

で結局swallow ZERO9を選択せざるを得ませんでした。まあ他kintone、E-KONを比較して「軽くて小さく畳める」を追求してもZERO9が一番です。ハンドルの折り畳み機構がきちんと乗車部分付根であること、乗車部分の幅が狭いことから畳んで最もコンパクトな数字が出る点、600wの出力に加え19kg代の最軽量(E-KONは500wに22kg代)という点が挙げられるのです。

まあ。
従来は原付1種が最下層カテゴリで、無理にそこに押し込めてた電動キックボード類を、無理なく収まるTKGというカテゴリを作ったと考えるべきでしょう。
今後電動原付はもう少し手が加わったものがラインナップされてくるものと予測しましょう。

という訳でZERO9頼んで来ましたが、直前に10月ロットがなくなって11月になりました。


マジかー。
Posted at 2023/09/07 15:40:22

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