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2023/03/28

イグニッションワイヤーの電流計測

カテゴリ : カーセキュリティ > カーセキュリティ > その他

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ちょっとしたパーツの取付を企てていまして、そのためにイグニッションワイヤーに流れる電流の計測を行います。

ぶっちゃけいうとプッシュスタート化しようかと思っていまして、キーを回す操作を回路でエミュレーションする必要があるので、そのために必要な配線の太さ・リレーの容量等を決めるための調査となります。

プッシュスタート化するにあたって最も手っ取り早いのはソニックスタートですが、私が求めている機能には不十分でした^^;
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整備書を見るとこの様になっていますので、こちらをもとに計測を行っていきます。
因みにST1はキーシリンダー上は導通があるようになっていますが、車両側の配線はありません。

AM1、AM2と言うのは常時電源でそれぞれのヒューズは
AM1:40A
AM2:20A
となっています。

IGはキーをIGにした時に出力される線ですが、こちらのうちエンジンをかけるのに必要な線はIG2となっています。

IG線が2本以上ある場合に、クリフォード等のセキュリティでアクセスするのはエンジンをかけるのに必要な線で、キーシリンダー周りの配線図がない場合はどちらがその線に該当するのかわからないので、初見の場合はエンジンを掛けたまま配線をぶった切るという手法で確認を行われることが多いかと思います。
私もぶった切っていました(笑)

まぁ整備書があって、この車両の場合はST1への導通はあるものの、車両側の配線がないことを鑑みると、IG2がエンジンをかけるのに必要な配線というのが推測されるかと思います。

また、ACCはエンジンをかけるのに必要の無い線で、START時にACCが切断されることと、ST1の車両側の配線が無いことを鑑みると、IG1はエンジンをかけるのに必要な線では無いことが推測されます。

まずは、エンジンをかけるのに必要無い線から。
IG1:2.1~2.5A
ACC:0~1.6~2.0A
キーをACC若しくはIGに回しただけの状態と、STARTまで回した状態、エンジンが始動された状態でIGに戻した状態で電流値が異なるのでまとめて記載しています。

おや?思ったほど流れていませんね・・・
まぁエアコンもヒーターもデフォッガーもOFF状態なのでこのぐらいなのかもしれませんね。

次にエンジンをかけるのに必要な線です。
IG2:1.23~2.0
ST2:0.13?
ST2はセルモーターの引きずりを嫌がったので計測不良となっています。

次に常時電源の電流計測についてAM1は
ACC:2.0A
IG:2.1~4.2A
START:2.1A

AM2は
IG:0.42~1.16A
START:2.0A?
となっていました。

AM2のヒューズが20Aなのでこれ以上の電流は流れることがないので普通に手に入るリレーで大丈夫だと思いますが、AM1のヒューズが40Aだったので大容量のリレーが必要かと心配しましたが、それほど大電流が流れるようではなさそうですね。

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