まとめ記事(コンテンツ)

2016/04/08

5万km点検・M272 … VoL.2/3

カテゴリ : エンジン廻り > エンジン > 調整・点検・清掃

1
◆◆ VoL.1/3 からの続き ◆◆

●バランス・シャフト・スプロケットの摩耗度合
の点検方法は、スプロケットの歯を直接・目視
する事は、エンジンを降ろして分解しなければ
見ることは出来ません、そのため

カムシャフトの 「ズレ」 度合い
を目視検査で確認します

先ずは左バンクから
2
カムシャフト・プーリーの側面には、
ポジション(角度)センサー用の
マグネットが設けられており、そこには
プーリーの側面に刻印が有ります

この刻印の位置を
ポジション・センサー取付孔より、目視で
確認・点検します
3
カムシャフト・プーリーの
ポジション(角度)センサーの
マグネットの位置が適正か?

ネットの動画・画像の点検要領説明では、
ポジション・センサー取付孔の中心に
プーリー側面の刻印が位置していれば、
カムは正常位置で作動していると判断
出来るようです、また、
バランス・シャフト・スプロケットの摩耗による
歯飛び(チェーンの駒飛び)故障の発生は、
無しと判断できるとの事です

しかし、バランス・シャフト・スプロケットの
歯が、どの程度摩耗しているか?の状況を、
厳密・正確に把握する事は出来ないようです
4
ネットの動画・画像の点検要領説明では

ポジション・センサー取付孔の中心より
外れ、プーリー側面の刻印が上方向へ
ズレた位置に有る場合は不良の判定です

バランス・シャフト・スプロケットの摩耗による
歯飛び(チェーンの駒飛び)故障が発生する
場合が有り、バランス・シャフト・スプロケットは
摩耗損傷の状態で、交換が必須とのことです

カムシャフト・プーリーのタイミングが過度に
ズレて、吸排気バルブとピストンが干渉・接触
した場合は、最悪のエンジンブローとなり、
ほぼ、リビルドエンジンに乗せ換えとなります
5
10年・走行5万km弱が経過した
左バンクのカムシャフト・プーリーの
ポジション(角度)センサーのマグネットの
位置は、 画像のように
ポジション・センサー取付孔の中心に
位置しており、 一応は正常でした

カムは正常位置で作動していると確認出来
ました、また、バランス・シャフト・スプロケットの
摩耗による歯飛び(チェーンの駒飛び)故障の
発生は無し、と確認出来ました

しかし、バランス・シャフト・スプロケットの
歯が、どの程度摩耗しているか?の状況を
厳密・正確に把握する事は出来ないようです
6
次に、 右バンクの
カムシャフトの 「ズレ」 度合い
を目視検査で確認します
7
点検要領は 左バンクと同じ

カムシャフト・ポジション(角度)センサーは、
左右に各々2カ所有り、
4カ所のセンサー取付孔より
カムシャフト・プーリーの側面に刻印の位置を
確認することが出来ます
8
右バンクのカムシャフト・プーリーの
ポジション(角度)センサーの
マグネットの位置も 一応は正常でした

Mercedes-Benz M272 : Fast and Simple Detection of Balance Shaft Failure

https://www.youtube.com/watch?v=XXQArmxXsnM

↑ 検査要領の動画です

◆◆ VoL.3/3 へ続く ◆◆

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