まとめ記事(コンテンツ)

2025/05/02

オイルクーラーの性能と圧損(下調べ)

オイルクーラー選びのためにコアの特性を下調べしてみました。

■いきなりまとめ
横に長いほど性能が上がる。
長さ違いで圧損の差は殆どない。
同じ冷却能力なら段数が多いほど圧損は下がるがコストは上がる。

電気回路の並列直列と考え方は同じです。
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※注意
異なるメーカのコアは流路の断面積(圧損)やフィンの間隔が異なるので、段数で簡単には比較できません。

メータで確認できるか微妙な差。
特に長さ違い。

装着後は油温が下がってしまうので
温度の影響で油圧が変化したのか、圧損の影響なのかは
メータ目視では判別できない気がします。

結局のところ
コアが載るところにしか載せられないので
日本メーカーのキット品を選ぶなら神経質になる必要はないと思いました。
元も子もない結論ですみません。

※海外のキット品や激安品、コア単体を使う場合は
 信頼できるデータ/テスト結果があるか確認すること。
 圧損デカいから気をつけろと海外の検証動画で名指しされてたのがあった気がする。



■情報源
違うメーカーのコアは比較し難いので
こちらのページに記載されていたリストから比較しました。
は横幅の違い。赤字は各幅の25段。
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btu/hrという慣れない単位があったのでkW(=kJ/s)に変換しています

計測の条件はざっくり下記の通り。
 時速100km/h
 温度差55℃(例.外気温30℃、コア85℃)
 硬いオイル20W-50
 流量20L/分

オイル流量はこちらのサイトによるとFA20ターボの場合で
7.4L@600RPM ~ 60.2L@6700RPM

FA24も似た量と想定すると20L/minは、
3000rpm程度の流量に相当するイメージでしょうか。

あくまで下調べのための概要把握なので細かい数字は置いておきます。



■圧損と段数
段数が同じなら圧損はほぼ変わらない。
傾きが2つあるように見えるのは、高スペックと低スペックで条件が異なるせいかも知れない。※条件詳細は末尾に記載
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■冷却性能と圧損
性能が同じなら段数が多くて短い方が圧損は小さいがコストが大きくなる。
結局のところコア搭載位置とホース径路(フィッティングの向き)に制限を受けるので選択肢があるかというと…
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■どんなオイルクーラを選ぶか?
目的に寄るので、使い方と要望を整理。

【使い方】
・サーキットのタイムアタックのみ(連続周回アタック、レースはしない)
・気温30度以上はあきらめる
・ターボ、過給機なし

【要望】
優先度高から
・冬にオーバークールにならないこと(サーモスタットあり)
・油温120℃を超えたら1周未満のクーリングで次周アタックできること。
・万が一フロントから刺さっても家まで帰れる確率が高そうな搭載位置
・コスト
・重さ
・取り付けやすさ(加工少な目)

部品を追加=信頼性の低下&重量増なので、
1周のアタックだけなら本当は付けない方が良い。

でもサーキットで他車がいるとアタック失敗
 ⇒他の車がピットイン → 突然のアタックタイミング!

そんな時に油温がネックでクーリング
 ⇒他車ピットアウト → 渋滞

そうならないための、言わば妥協のオイルクーラ。
なのでコストも重量増も押さえたい。


というわけで
HPIのドロンカップ式を選択しました。
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10段は少ないんじゃ・・・と思うかも知れませんが、
比較表のコアは1段あたり約7mmで、写真のコアの半分です。
同じ段数で比較するならこちらの方がフィンの面積が大きい分冷えるだろう判断しました。


軽さとサイズ、コストから敢えて同メーカーのサイドタンク式は除外しました。
自分の走り方だと水温はまだまだ余裕があるので、
総放熱量が増えてもラジエタ前タイプで行けるだろうと。

また、
リインフォースメントより内側に入っているので刺さった時に
コアが破損するリスクが小さい
(と良いな… 実際は当たり方やエネルギーアブソーバの崩れ方次第)

同じ理由で導風板も無し。
もっと冷やしたくなったら追加予定。

連続周回やレースならサイドタンク式か、レボリューション、トラスト、HKS、BLITZの製品も魅力的ですが今回はなるだけ小さく、軽く、安く。
取付は別途整備手帳へ。


他にも純正水冷の容量アップ品+トラストのサブラジエタも魅力的でしたが性能が足りるのかいまいち確信が持てず。

コストを気にしないならARCの水冷が欲しいんですが30万…




■計測条件(オイルクーラコアのリストから抜粋)
----------------------------------------
* EOCの馬力(HP)とBTU/hrの範囲は、特定の性能パラメータに基づいており、これが変わると異なる性能結果をもたらす可能性があります。

低EOCの馬力とBTU/hrの範囲は、典型的なウェットサンプ高性能アプリケーションと典型的な可変パラメータに基づいています。  
高EOCの馬力とBTU/hrの範囲は、典型的なドライサンプ高性能アプリケーションと典型的な可変パラメータに基づいています。

**ウェットサンプのパラメータ**:
- オイル流量: 18.927リットル/分 (L/min)
- オイルタイプ: 20W-50 エンジンオイルまたは同等品
- 温度差(ITD): 54.4°C
- 気流速度: 96.56 km/h

**ドライサンプのパラメータ**:
- オイル流量: 30.283リットル/分 (L/min)
- オイルタイプ: 20W-50 エンジンオイルまたは同等品
- 温度差(ITD): 60°C
- 気流速度: 128.75 km/h

**トランス/ディファレンシャルのBTU/hr範囲**は、低/高のセットの性能可変パラメータに基づいています。
パラメータは以下の通りです:

**低設定**:
- オイル流量: 2.839リットル/分 (L/min)
- オイルタイプ: Dextron II または同等品
- 温度差(ITD): 54.4°C
- 気流速度: 96.56 km/h

**高設定**:
- オイル流量: 5.678リットル/分 (L/min)
- オイルタイプ: Dextron II または同等品
- 温度差(ITD): 60°C
- 気流速度: 128.75 km/h
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Posted at 2025/05/02 16:05:16

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