まとめ記事(コンテンツ)

2024/12/26

古い50CCバイクの全波整流化?【後編】


更に用語の整理を続けます。

(1)ジェネレーターとは、AC発電機です。

(2)次に、レクティファイアとは、整流装置です。

ダイオードを使った整流(以下、デンソーサービス技報より引用)


ブリッジダイオードによる三相全波整流




(3)そして、(ボルテージ)レギュレーターとは電圧を調整する装置です。

バイクの場合、一般的にはレギュレートレクティファイアとして2と3が一体化しているようですが、車のオルタネーターとは異なりジェネレーターは永久磁石を使っているため、励磁電流を調整している訳ではなく、三端子ICで出力電圧を調整します(大型バイクなどでは電磁石を用いたタイプもある)

電磁石を用いた場合


因みに、80年代以前の原付とかだとレギュレーターなしが普通で、その場合「バッテリーが電圧を調整していた」なんてサラリと言う人がいるが、要は元々発電能力の低いジェネレーターが、バッテリーへ充電電流が流れる事で良い具合に負荷が掛かり、発電電圧が上がり過ぎる事なく抑えられていたというだけで、バッテリーがレギュレーターのような電圧調整機能を持っている訳ではありません(※)


そもそもバイクの場合は、メーカーや年式、排気量等によってこれらのパーツや回路が様々なので、まずは自分のバイクがどうなっているかを見定める必要があり、ほぼ同一構造である車よりもハードルが高い。

なので、きちんとした知識がなく回路図にも不案内な人が、なぜこのような回路になっているのかを深く考えず、ネットで得た情報だけで安直にパーツを交換したり、配線を繋ぎ変えると、予期せぬ不具合を起こす可能性があります(負波になった時にジェネレーターのアースとバッテリー側のアースでショートするなど)

↓詳しくは、こちらに書かれてあるとおり。
https://www.tyfactory.jp/column/030.html
「充電系回路(半波整流)の考察」TYファクトリー


注釈
(※)
意味が解っていて言っているならいいですが、中には「バッテリーを介して負荷へ電気が伝わるので、その際に電圧が調整される」と思っている人もいるようです。そういう人は、まずは浮動充電の回路がどうなっているか(電気がどう流れるか)から勉強しましょう(笑)

なお、レギュレーターがないバイクは高回転時には9V(12Vなら18V)以上になってしまうので、バッテリー液のメンテは欠かせませんし、シールド型バッテリーを載せるのは避けた方が良いと思う。

Posted at 2024/12/26 08:19:58

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース