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2026/07/17

意外と知らない?その30 T33エクストレイルの給油口は「二重の蓋」になっている。

エクストレイルT33の給油口は、実は「二重の蓋」になっているのは御存じだろうか。
一つは目に見える外側のフューエルリッド、もう一つは給油口内部にあるキャップレス機構のフラップである。
この構造を知らないまま扱っていると、携行缶での給油やガソリン添加剤の注入時にトラブルの原因になる。

■外側:フューエルリッド
T33型では、物理的な開閉レバーが廃止され、プッシュ式の開閉機構に変更されている。
車両のロック・アンロック状態と連動しており、施錠中は給油口を開けることができない。

■内側:キャップレス給油口の2枚のフラップ
T33型エクストレイルはキャップレス給油口を採用しており、従来のようなネジ式のガソリンキャップは存在せず、給油口の内部には2枚のフラップが存在する。(日産公式FAQ参照)
携行缶を使って給油する場合、専用の漏斗を2枚目のフラップの奥まで挿入しないと、うまく給油できず燃料が吹きこぼれて火災につながるおそれがある。
携行缶のノズルを給油口に直接挿入することも、燃料系統や給油口の破損につながるため避けるべきとされている。


■専用の漏斗の収納場所と用途
この専用漏斗は車載工具の一部として搭載されており、フロアボード下のパンク修理キット・工具入れのスペースに同梱されている。
用途は携行缶からの給油だけではない。
ガソリン添加剤を注入する際も、キャップレス構造ゆえにノズルを直接挿し込むことができないため、この専用漏斗を使用する必要がある。
漏斗を使わずに添加剤を注入すると、給油口の隙間から燃料がこぼれ、車体側(フェンダー内部など)に染み込んで部品交換が必要になったというみんカラ実例もある。
添加剤注入時は、給油時と同様に専用漏斗を2枚目のフラップの奥までしっかり挿し込むことが重要である。

■後期型(2025年9月MC後)は漏斗が省略されている?
日産公式FAQでは「漏斗は時期により設定が異なります」と明記されており、生産時期やグレードによっては車載工具内に漏斗が最初から入っていない個体も存在しうる。
車載工具を開けて自分の車に漏斗が入っているか確認が必要。
漏斗が入っていない場合は、日産販売店に相談すれば購入できる。



■なぜ二重構造なのか
外蓋と内部フラップの二段構えにすることで、キャップの閉め忘れや紛失を防ぎつつ、走行中の異物混入や燃料蒸気の漏れを抑える設計になっていると考えられる。
欧州車で先行して普及していたキャップレス方式を採用した形であり、給油の手間を減らす一方で、内部構造を理解していないと携行缶や添加剤使用時に思わぬトラブルを招く。

■まとめ
・外蓋はロック連動のプッシュ式
・内部にキャップレス機構特有の2枚のフラップが存在(日産公式FAQで明記)
専用漏斗はパンク修理キットと同じ車載工具スペースに格納
・携行缶給油だけでなく、ガソリン添加剤注入時も専用漏斗を2枚目のフラップの奥まで確実に挿入すること
携行缶等のノズル直挿しは厳禁

Posted at 2026/07/17 18:32:46

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