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2026/05/23

意外と知らない?その8 T33エクストレイルの弱点

完全に停止する瞬間に「カックン」となったり、車体が前後にユサッと揺れたりして、静かに止まるのが本当に難しいですよね。
まさにそれこそが、T33エクストレイルの「電動型制御ブレーキ(回生協調ブレーキ)」が抱える最大の弱点であり、最も頭を悩ませるポイントですよね!


この不快な振動が起きてしまうのには、T33のシステム特有の「2つの物理的な切り替え」が関係しています。

● 「電気(回生)」から「本物のブレーキ」への強制切り替え
モーターによる回生ブレーキは、車輪が止まる寸前の超低速(時速数キロ以下)になると、構造上ブレーキ力がゼロになってしまいます。
そのため、車が完全に止まる直前に、システムが回生ブレーキを切り離し、本物のブレーキパッドでギュッと止める「油圧ブレーキ」へ主役をバトンタッチします。この切り替えの瞬間にブレーキの効きが急に強くなり、車に振動(カックン)を与えてしまいます。

●「前後のモーター」の制御バランス
T33のe-4ORCE(4WD)は、減速時に前後のモーターを緻密にコントロールして、車体が前のめりにならないようフラットな姿勢を保とうとします。
しかし、停止の最後の最後でその電子制御がフッと抜ける、あるいは油圧に切り替わるため、それまで綺麗に抑え込まれていた反動が一気に車の揺れとして出てしまいます。


カックンを止めるには普通の車(自身の感覚)よりも0.5秒はやいペダルワーク(停止直前の抜き)が必要になります。
Posted at 2026/05/22 23:56:38

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