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2016/07/03

ACM/BdyCMコーディング(FMラジオ、Fogランプ)

カテゴリ : 電装系 > コンピュータ > 調整・点検・清掃

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ここのところ、ひたすらリプロ(コーディング)関連の研究ばかりしてます。
自分の前車やみん友の皆さんVINをお教え頂きながら、ASBUILTデータをDLして差分を抽出するというジツに地味な作業をしている中で興味深い所を発見したので早速試してみました。

私の車は並行車でMFTのFMラジオは88-108MHzしか入らない状態で、周波数変換機でごまかして使ってました。ただ、小数点以下のステップが合わない放送局とかは諦めるしかなかった訳です。

ただどう見ても日本向けだけにMFTユニット自体を変えてるとは思えないので、設定で弄れるのでは?とネットを散策。XDA DevelopersとかのMFT側のギークサイトも見てみましたがMFT側では無さそうです。
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という訳で、並行車とD車のASBUILTデータの差分を見つつ、グレードによる装備の違いなども考慮して選んだ結果がこのデータ。

Japan Radio Frequency(76-90MHz)
 ACM 727-02-01 0233 (Default: 0132)
 ACM 727-04-01 0203 024A 41C5 (Default: 0001 0155 53DD)

ちなみに、1bit毎(HEX→BIN後)に意味があってSONYオーディオでない場合とかSIRIUSラジオ有/無で上記データも変わりますので、真似される際は気をつけてください。

ちょっとドキドキしながらFORScanで上書いてみました。
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結果はというと、思った通り日本の周波数仕様に変更出来ちゃいました(*^^*)v

実はこれまではIPCやBdyCM(BCM)の項目のイジりばかりしていたので、ACMは初でしたがこれはマンマMFTオーディオ周りの設定っぽいですね。設定投入してのモジュールリセットもMFTのみになってしました。

いちお、これで選択できる周波数は76MHzからイケるようになったわけですが現状は周波数変換器ついてますので、これだけでは受信できません
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という訳で、周波数変換器取り外し!
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でドキドキしながら、ACC ON

79.5MHz(Nack5)が聞けるようになった!!!
というわけで、D車と同じ状態になりました。

まー、想像どおりだったとは言え、設定だけで対応周波数も変えられるとはメーカ側も考えますね。
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オマケです。
実は並行車のFogはヘッドライトがLowBeamの時しか点灯しないという仕様です。(HighBeamにするとFog消えちゃう)
聞く所によるとUSの何処かの州で禁じてるみたいです。

日本では問題ないのと、消えちゃって不便極まりないのでこれまた設定変更してみました。

FogLamp with HighBeam: Enabled
BdyCM 726-11-01 0002 0000 41 (Default: 0001 0000 40)

これもASBUILTデータ直変更です。Addressは前回のDRL設定と同じで、14bit目がその設定クサイですね。

結果、HighBeam時でも消えなくなりました!!
FMもFogもお手本としてD車データがあるので、手間暇掛かるもののゴール出来るのがいいですねww
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ちなみにですが、16yのDRL有効化ですが結構進捗ありましたよ。
みん友さんのD車 VINとUSDM仕様のVINを集めては装備との突き合わせを行った結果です。

どうやらUS Fordで言う所の "User Conf DTRL Lit In Auto" って言う装備がUSDM車には載っているのに対し、国内D車には欠落しているようです。で、その場合のASBUILTデータの中での差分候補が55個という感じですね。。。

もう少しサンプルを集めるか、この55bit分を1個づつ潰していくかのどちらかですね

でも徐々に近づいて行ってる気がします (^o^)/


※最新※
グレード/排気量/駆動方式のバリエーション増やしたら32bit分まで減りました!!!

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