まとめ記事(コンテンツ)

2016/07/30

ハイブリッドモニターで走る(充電編)

ご存じのように、PHEVの充電には、4つの方法があります。

外部充電
1 普通充電(200V)では、SOC80%までは、8Aで充電しています。
 80%を過ぎると1~2A程度のセル間調整電流となります。
 従って、80%を過ぎた時点で充電をやめても悪影響はなく電圧は徐々に上がりますが、容量はほとんど増えていません。
 いっぱい入れたのにはじめのほうは、急激に減っていくように見える(標準メーターのkm表示)のは、このためです。
 残時間表示が「---」になったら、充電をやめてよいということになります。
 ただし、こればかりでは、バッテリーのバランスが崩れたままになるので、月1回以上は、最後まで充電をしてやるのが良いと思います。

2 急速充電(高電圧・大電流)は、400V-50A~25Aぐらいになっていることがあり(機器の能力によって異なる)、バッテリーに過大な負荷がかかる。できればあまり多用しない方がいい。
 どうしても急速が必要な場合は、時々普通充電をしてセルバランスをとってやる必要がある。


自己車両充電
3 特徴的なのは、回生電流による充電で、AUTOにしておけば、自動で回生充電をしてくれる優れもの。手動で「B」レバーを制御して、回生電流量を変えることができる。
 「B0」は回生させないので、通常のガソリン車と同じく電気消費で走行する。
 「B5」は、タイヤの転がり力をすべて電気に変えるので、エネルギー回収効率が高い(EVの特性)。
 帰省地が山奥なので、いっぱい充電して実家に着く。ほとんど0で出発して、帰宅すると回生で満充電となっている。賢い100%エコな車。

4 最後に車載発電機による充電です。
 ①バッテリー放電時のAUTO充電。
 自動的エンジンを起動し発電・充電をするもの。ちょびちょび充電で、バッテリーにはあまりよくないと思われる。
 SOC約25%(---表示の後しばらくして)を切ると自動的にエンジンが作動、このモードに入る。このときは、アクセルオフ、停車中でもエンジンは止まらないので、SOC下限に注意。

 ②セーブモードの充電。
 手動で任意の時点で、充電をさせるもの。これもちょびちょび充電で、バッテリーにはあまりよくないと思われる。

 ③チャージモードは、文字通り手動で強制的にエンジンを起動し、発電・充電(満充電まで)をするもので、バッテリーとのマッチングがよく、一番効率のよい充電ができる。25~45Aほどで、1時間程度で満充電ができるように設計されている。

 このことから、---表示が出たらチャージモードonで満充電→EV走行→またチャージモードで充電を繰り返すのが、バッテリーに優しくエコにつながると思われます。(素人所見)





Posted at 2016/07/30 13:26:04

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