ドアミラーにアルミテープ（銅箔テープ）を装着しました。

ちょうどミラーを外れていたので、この機会にアルミテープ（銅箔テープ）を装着することにしました。

ただ貼るだけではありません。
次のような、実験結果と理論に基づいて施工しました。

ミラー周りの空気の流れです。
空気の流れに対してミラー面はほぼ垂直です。

走行中は、ミラー面が負圧になるため空気が流れ込んで渦を作ります。
渦の軸方向は空気の流れ（クルマの進行方向）に対して垂直です。
これが乱気流となり大きな空気抵抗となります。

これをアルミテープの効果で軽減しようと考えました。

アルミテープの両端で、空気の渦を作ると考えられます。
この渦の軸方向は、クルマの進行方向・空気の流れと同じ方向になるので、ミラー面に乱気流を発生させないで離れていきます。
そのため、最低限の空気抵抗となるはずです。

詳しくは、ここを見てください。
整備手帳：アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その４
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4039570/note.aspx

この考え方は、「ミラー用シェブロンバイザー」と同じです。

こちらも見てください。
整備手帳：ミラー用手羽先バイザーの開発 理論編
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4025093/note.aspx

施工の実際です。

15mm幅の銅箔テープを中心から周辺に貼っていきました。

コネクタは、ミラーのヒーター用です。

こうやって写真で確認してみると、間隔があいているところもあります。
15mmテープなので、「15mm間隔にすればよかったかなぁ！」と思います。

一つやると、そのたびに気になるところが出てきます。

ミラーに対する空気抵抗の軽減のために、空気の渦の回転軸の工法を変える点では共通ですが、物理的に行う「シェブロンバイザー」と電気的に行う「アルミテープ」と2つの方法で行えるところが面白い（興味深い）ですね。

「シェブロンバイザー」は、これまで「ミラー用ボルテックスジェネレーター」とか、「ミラー用手羽先バイザー」と、勝手に名前を付けてきましたが、今後「シェブロンバイザー」に統一していきます。

「シェブロンバイザー」に関する整備手帳
整備手帳：ミラー用ボルテックスジェネレーターの開発
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4022720/note.aspx
整備手帳：ミラー用手羽先バイザーの開発 理論編
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4025093/note.aspx
整備手帳：ミラー用シェブロン・バイザーの制作
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4029046/note.aspx

「アルミテープの効果」に関する整備手帳
整備手帳：アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4011785/note.aspx
整備手帳：アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その２
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4032081/note.aspx
整備手帳：アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その３
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4033994/note.aspx
整備手帳：アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その４
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4039570/note.aspx