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- R-2にヤラレタ 第7話 (下りへ、ブレーキングの妙)
まとめ記事(コンテンツ)
2017/12/01
R-2にヤラレタ 第7話
シトロエン2CV乗りだった私が、いかにしてR-2を持つに至ったか、
「R-2の魅力」という視点からダラダラと記す連続企画?
前回から峠越えの話に入りました。
話も峠を越えていれば良いのですが。
どこまでいくのか 第7話 デス
ヒマ潰しにどうぞー
・・・
2度目の試乗は峠を無事登り切り、
下りへと向かいます。
昔、免許取り立ての頃、長い下りでのブレーキの使い過ぎは、フェード現象、ベーパーロック現象が起こると、先輩諸氏から随分脅されました。
先行車のブレーキランプが点きっぱなしだと、ハラハラしたものです。
今は放熱性が高いディスクブレーキの普及、ホイール大径化に伴うブレーキの大型化、パッド材質の改良などにより、乗用車のフェード耐性は随分と良くなった(※)のではないでしょうか。
※フェードをなくすことは、原理的に出来ないのでご注意くださいね。
10インチタイヤ、4輪ドラムブレーキのR-2で峠を下るにあたって、そんなことを思い出していました。
しかして
下り始めると、速い!
いつも「速い」ばかりで語彙がなくスミマセン(汗)
一般に使う単に「スピードが速い」、とは違う意味を持たせているつもりなのですが(苦笑)
昔乗っていたシトロエンBX(1600cc)も、下りが速いクルマでした。
2CVも、やっぱり下りの方が速かったですけれど(笑)
R-2の速さって、エンジンよりもボディや足回りが速い、とでもいうのでしょうか。
フランス車と同じ匂いを感じます。
フロア中央を貫通するセンタートンネルと前後の隔壁も効いているのか、モノコックボディの剛性感がすごい。
ホントに50年近く前のクルマ?
そしてサス、特に前脚が路面の凹凸を追随、吸収する感じ。
両者が相まって、ホイールベースが短いのに床が波打つ感じがしない。
クルマが塊(かたまり)のまま減速して素直に向きが変わる。妙な安心感があって、ついつい速く(ブレーキングが遅く)なる。
なんだろう、この安心感。
ドラムブレーキもしっかり効いてくれて・・
ビコーン!!
分かってしまった!
制動中の姿勢の感じが全然違う!
前への、つんのめり感が薄い!
これがリアエンジン車か。
フロントエンジンでは、下りで制動すると荷重が極端に前方に集中して、重心が前に移ります。極端に表現すれば、つんのめる感じ。
私はFRを所有した事が一度も無い!ので、ドリキンこと土屋圭市さんのテクニックや気持ちはよくわからないのですが、FFは、制動によって荷重が操舵輪に乗っている=つんのめっているタイミングで舵を切ってやる(※)と、よく曲がります。
※氷雪路でこれをやると、FFではグリップと舵を同時に失う自殺行為。良い子はマネしないでね。
一方、R-2は、適切な表現が思いつかず、例えが変かもしれませんが、ブレーキングすると全体が沈むように減速する感じ、とでも言いましょうか。
またブレーキがよく効く!
車重の軽さもさることながら、リアブレーキがちゃんと仕事をしているということか・・・
これにステアリングの軽さがプラスされ、切ればスッと向きが変わって狙ったラインどおりコーナーを抜けて行く。
下りも
楽しいオンザレールドライブ!
(今回のヤラレたポイントはココ)
ポルシェと同じ?コーナリングを堪能できるのに、持て余す程の大馬力による破綻の心配がない。速度制限遵守でドライビングを楽しめる。
乗ったことはないけれど、農道のポルシェことスバルサンバーの乗り味も、これと似ているのだろうか?
さて、アップダウンを楽しみながら、試乗は続きますが、
お話も・・・
つづく
「R-2の魅力」という視点からダラダラと記す連続企画?
前回から峠越えの話に入りました。
話も峠を越えていれば良いのですが。
どこまでいくのか 第7話 デス
ヒマ潰しにどうぞー
・・・
2度目の試乗は峠を無事登り切り、
下りへと向かいます。
昔、免許取り立ての頃、長い下りでのブレーキの使い過ぎは、フェード現象、ベーパーロック現象が起こると、先輩諸氏から随分脅されました。
先行車のブレーキランプが点きっぱなしだと、ハラハラしたものです。
今は放熱性が高いディスクブレーキの普及、ホイール大径化に伴うブレーキの大型化、パッド材質の改良などにより、乗用車のフェード耐性は随分と良くなった(※)のではないでしょうか。
※フェードをなくすことは、原理的に出来ないのでご注意くださいね。
10インチタイヤ、4輪ドラムブレーキのR-2で峠を下るにあたって、そんなことを思い出していました。
しかして
下り始めると、速い!
いつも「速い」ばかりで語彙がなくスミマセン(汗)
一般に使う単に「スピードが速い」、とは違う意味を持たせているつもりなのですが(苦笑)
昔乗っていたシトロエンBX(1600cc)も、下りが速いクルマでした。
2CVも、やっぱり下りの方が速かったですけれど(笑)
R-2の速さって、エンジンよりもボディや足回りが速い、とでもいうのでしょうか。
フランス車と同じ匂いを感じます。
フロア中央を貫通するセンタートンネルと前後の隔壁も効いているのか、モノコックボディの剛性感がすごい。
ホントに50年近く前のクルマ?
そしてサス、特に前脚が路面の凹凸を追随、吸収する感じ。
両者が相まって、ホイールベースが短いのに床が波打つ感じがしない。
クルマが塊(かたまり)のまま減速して素直に向きが変わる。妙な安心感があって、ついつい速く(ブレーキングが遅く)なる。
なんだろう、この安心感。
ドラムブレーキもしっかり効いてくれて・・
ビコーン!!
分かってしまった!
制動中の姿勢の感じが全然違う!
前への、つんのめり感が薄い!
これがリアエンジン車か。
フロントエンジンでは、下りで制動すると荷重が極端に前方に集中して、重心が前に移ります。極端に表現すれば、つんのめる感じ。
私はFRを所有した事が一度も無い!ので、ドリキンこと土屋圭市さんのテクニックや気持ちはよくわからないのですが、FFは、制動によって荷重が操舵輪に乗っている=つんのめっているタイミングで舵を切ってやる(※)と、よく曲がります。
※氷雪路でこれをやると、FFではグリップと舵を同時に失う自殺行為。良い子はマネしないでね。
一方、R-2は、適切な表現が思いつかず、例えが変かもしれませんが、ブレーキングすると全体が沈むように減速する感じ、とでも言いましょうか。
またブレーキがよく効く!
車重の軽さもさることながら、リアブレーキがちゃんと仕事をしているということか・・・
これにステアリングの軽さがプラスされ、切ればスッと向きが変わって狙ったラインどおりコーナーを抜けて行く。
下りも
楽しいオンザレールドライブ!
(今回のヤラレたポイントはココ)
ポルシェと同じ?コーナリングを堪能できるのに、持て余す程の大馬力による破綻の心配がない。速度制限遵守でドライビングを楽しめる。
乗ったことはないけれど、農道のポルシェことスバルサンバーの乗り味も、これと似ているのだろうか?
さて、アップダウンを楽しみながら、試乗は続きますが、
お話も・・・
つづく
Posted at 2017/12/01 17:57:09
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