２００９年 横浜の大川さんからお兄さんが乗っていた古いボルボを譲りたいというお話がありました。私はそのころボルボ９４５ターボエステートSEに乗裏替えたばかりで車検を通したばかりで、２台持ちはつらいなあと思いながら、大川さんには引き取りますと言っておりました。どうなったかずっと思っていましたが、２０１２年２月８日に見に行きました。長い間倉庫の中で眠っていたアマゾンを見て、すごく心が惹かれました。

リヤウィンドウには赤塚不二夫のおそ松くんキャラのイヤミのステッカーが貼られていました。このアマゾンは直して乗ってあげたい。日常の足やキャンプにゆけるようにしたい。

今使っている９４５と二台持っていたらきっと修理はおろそかになる。でも９４５を手放してキャンプに行けなくなったらどうする。大変なお金がかかるようならどうする。でも決めなくちゃいけないんだろう。

最悪の場合にはこのアマゾンと、レンタカーでこなせばいい。

その後大川さんの倉庫から出すのは２年後の２０１４年になりました。いよいよ廃車にすることを決めたというので引き取ることにしました。それまで見てもらっていた近所のH.A,社にて最後の点検整備をさせるのでどうかということでした。それなら安心だろうと。2014年５月に依頼しました。音沙汰がなく７月８月とどうなっているか尋ねましたが、実際に仮車検ができあがったのは１１月になりました。私はやむなくもう一回９４５の車検を取りました。そういうわけで一時的に２台持ちになってしまいました。税金も車庫も全部二台分ですね。

そして横浜から自宅のある杉並まで持って帰る途中です。椅子の座面が完全に抜けていて座れない。マフラーも抜けてバリバリいう。キャブの掃除はしてないのでエンジン止めたらかからない。配線は火を噴くわというひどい整備のひとつひとつを直しながら、練馬の車検場にたどり着いてナンバーを取ることになります。