まとめ記事(コンテンツ)

R_SWさん
2017/04/01

アイドリング不調の定番・K6Aのお手軽版ISCV洗浄(スロットルを外さない場合)

カテゴリ : エンジン廻り > 吸気系 > 調整・点検・清掃

1
アイドリング時回転数が落ち込んで振動が激しくなることがありISCV清掃を行う事に。
アイドリングが不調の際はほとんど(プラグなどの点火系やオイル交換などの当たり前のメンテナンスをしてる事が前提)がISCVで、イニシャライズもきちんと行うことが重要とディーラーの方からも聞きました。
手軽にISCVで本体を取り外さず清掃できる範囲で掃除します。
2
ECUの初期化が必要なのでバッテリーのマイナスを外すか、写真のようにECUのコネクターを外す必要あります。
バッテリーを外すと電装品の再設定がめんどくさい場合にお勧めですが、モデルによってはコネクターを外すのがめんどくさいレイアウトの場合もあります。
3
【赤枠内】
汚れのほとんどはここのステップモーター周りなので、アイドリングが怪しいなと思ったら少なくともここはやるべきだと思います。
この車の場合ステップモーターはネジ2本で止まっているので
外しにくい奥の下の方を外します。ネジもこちらのほうが長いです。
ネジとステップモーターを落下させないように注意しながら手前の2本目のネジを外します。
こちらのほうが短く外しやすいです。
どちらもネジの紛失注意です。(ディーラーではネジ単品の販売はないようです)
4
ステップモーターを外しました。
半年位前に掃除したのであまり汚れてません。
(今回黄色枠部分のついでに赤枠の方も掃除しています。)
掃除はパーツクリーナーを綿棒につけて綿棒で拭き取ります。
パーツクリナーやキャブレタークリーナーを直接吹きかけると、モーターにダメージ、ダメージを受けたモーターの影響でECUまで壊すらしいので厳禁です。
5
モーターの穴の方も掃除します。
モーターにOリングが付いてない時はこちらに残っているかと思います。紛失注意です。(ディーラーではここのOリング単品の販売はないようです)
6
【黄色枠内】
ここが汚れているとアイドリングにも影響しますが
赤枠内だけ綺麗で黄色枠内だけ汚れていると自分の車では50~60km/hでフェナフェナ音がし始めます。
(メーカーでも判明しなかったのですが、掃除して直るを2回再現できたので間違いないかと思います)
7
部品構成は写真の通り。
取り外しにはピンセットを使っています。
ネジを外して蓋の六角をグリグリしてごっそりまとめて取る方法があるらしいですが…。
戻すときに角度が合っていないと蓋が閉められないので、180度回して組み直してください。
8
ストットル周りや外側の汚れが溜まっていた部分も掃除してこんな感じ。
掃除と戻しが終わったら、ECUのコネクター、またはバッテリーを戻して(おそらく外して15分以上は経過してるかと思います)
エアコンOFFでキーをオンにして10秒か10秒ちょっとほど保持してから
「ジジー」とイニシャライズの完了を知らせる音がエンジンルームからしますがドアと窓を閉めた状態の車内では聞こえません。
その後、エンジンをかけて無負荷で10分アイドリングで完了です。

ISCVの汚れ以外の原因究明のヒントはこちら
https://minkara.carview.co.jp/userid/407402/car/2353895/7452218/note.aspx

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