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- 【閑話】中華バックカメラのガイドラインってどうなってんのよ その1【休題】
まとめ記事(コンテンツ)
三杯酢もずくさん
2018/08/26
【閑話】中華バックカメラのガイドラインってどうなってんのよ その1【休題】
‥お題の通り、中華なバックカメラには製品によって
・機能固定で変更ができない
・非可逆性の機能切替方式
・可逆性の機能切替方式
があって、後者となるにつれて本体の金額も比例している感じだった。
んで、中華バックカメラの多くには日本の法規上
──思い立ったが吉日と、
こんなこともあろうかと思って複数買いしていた
激安バックカメラを分解してみることにしたのだった。



まずは電源降圧部。
ビニール樹脂で成形された外装と、シリコンか何かで防水処理されているため
これを毟り取る。
画像右側がコネクタ側、画像左側がカメラ側。
バックカメラ本体と電源・信号コネクタの中間に位置するコブ状の部分には、
車両側からのDC12Vをバックカメラ用の電源に降圧すると同時に
カメラ側からの信号をRCAケーブルに中継する機能も抱えている。
右側端子の上から順に12V・GND・AVとプリントされており
12VとGNDが電源、AVとGNDがカメラ信号となっている。
左側端子は上から12V・GND・AVとなっており、
このうちGNDとAVはそのまま右側端子へ短絡している。
12Vの白線・GNDの緑線はバックカメラLEDで、
後述する3.3Vには赤線・GNDの黒線・AVn黄色線は
カメラ本体へ結線されているようだ。

基板反対側にはDC12Vを3.3Vに降圧するための
3端子レギュレータが実装されている。
このレギュレータによって車両側電源がある程度上下していても
安定して電源供給が可能というワケだ。
‥お安く分圧回路、ってワケじゃないんだね。
さっきの基板面から反転しているので、
最下段に遭ったAV端子が最上段にきている。
中央には変わらずGND。
一方、こちらの面には3端子レギュレータで生成された
3.3V端子が存在している点に注目。
この端子に結線されている赤線がカメラ本体の電源となっている。
‥さてこの中華バックカメラ、製品を問わず長時間使用していると
熱ダレを起こして機能不全に陥るというレビューが散見されている。
こんな放熱性もクソも無い基板にヒートシンクも設けず
負荷の高いレギュレータなんぞブチ込んだら
そりゃ熱も籠ってぶっ壊れるでしょうよ。
もし、本格的に中華カメラを常時カメラにしようっていうのであれば
この基板を解体して再加工することをお勧めする。
・機能固定で変更ができない
・非可逆性の機能切替方式
・可逆性の機能切替方式
があって、後者となるにつれて本体の金額も比例している感じだった。
んで、中華バックカメラの多くには日本の法規上
「バックランプ以外点灯させんな馬鹿」
と言うのがある以上、
そのまんまツルシでは使えないという面倒臭い事情も抱えている。
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`)
ノヽノヽ
くく
そうだ!バックカメラの回路が解析できれば
機能固定の激安カメラを改造して各機能を
選択切替可能にできるんじゃね?
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_ (m) _ピコーン
|ミ|
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('A`)
ノヽノヽ
くく
そうだ!バックカメラの回路が解析できれば
機能固定の激安カメラを改造して各機能を
選択切替可能にできるんじゃね?
──思い立ったが吉日と、
こんなこともあろうかと思って複数買いしていた
激安バックカメラを分解してみることにしたのだった。



まずは電源降圧部。
ビニール樹脂で成形された外装と、シリコンか何かで防水処理されているため
これを毟り取る。
画像右側がコネクタ側、画像左側がカメラ側。
バックカメラ本体と電源・信号コネクタの中間に位置するコブ状の部分には、
車両側からのDC12Vをバックカメラ用の電源に降圧すると同時に
カメラ側からの信号をRCAケーブルに中継する機能も抱えている。
右側端子の上から順に12V・GND・AVとプリントされており
12VとGNDが電源、AVとGNDがカメラ信号となっている。
左側端子は上から12V・GND・AVとなっており、
このうちGNDとAVはそのまま右側端子へ短絡している。
12Vの白線・GNDの緑線はバックカメラLEDで、
後述する3.3Vには赤線・GNDの黒線・AVn黄色線は
カメラ本体へ結線されているようだ。

基板反対側にはDC12Vを3.3Vに降圧するための
3端子レギュレータが実装されている。
このレギュレータによって車両側電源がある程度上下していても
安定して電源供給が可能というワケだ。
‥お安く分圧回路、ってワケじゃないんだね。
さっきの基板面から反転しているので、
最下段に遭ったAV端子が最上段にきている。
中央には変わらずGND。
一方、こちらの面には3端子レギュレータで生成された
3.3V端子が存在している点に注目。
この端子に結線されている赤線がカメラ本体の電源となっている。
‥さてこの中華バックカメラ、製品を問わず長時間使用していると
熱ダレを起こして機能不全に陥るというレビューが散見されている。
こんな放熱性もクソも無い基板にヒートシンクも設けず
負荷の高いレギュレータなんぞブチ込んだら
そりゃ熱も籠ってぶっ壊れるでしょうよ。
もし、本格的に中華カメラを常時カメラにしようっていうのであれば
この基板を解体して再加工することをお勧めする。
Posted at 2018/08/26 00:42:07
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