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- 【案外】中華バックカメラのガイドラインってどうなってんのよ その2【凝ってる】
まとめ記事(コンテンツ)
三杯酢もずくさん
2018/08/27
【案外】中華バックカメラのガイドラインってどうなってんのよ その2【凝ってる】
電源部分は分解したから、次はいよいよ本命のカメラ様だ。

カメラ本体の背面カバーは
100均の精密マイナスドライバーを使って殻割りをする。
また出てきた、変性シリコン。
どうやら製品の組立→シリコン充填で防水処理→IP65規格だヤッター
‥という、単純かつ強引な防水処理を垣間見た気がする。
なお、この防水処理方法だと当然ながら整備性を捨てているので
どんな製品であっても原則的に使い捨て前提の認識で良いだろう。
──変性シリコンは一液性ウレタンと違って、
継足し充填が利かない。
どういう事かと言うと、
最初に充填したシリコンに気泡があったから
さらにシリコンぶち込んで密閉しました☆とはいかず、
粘土やパテのように「前の充填剤とくっつく」ということをしないからだ。
ただ乗っているだけ、ただ不足部分の形状になっているだけ。
だから気温や湿度の変化でシリコンが収縮した時に水気が入って、
それが奥まで侵入してしまう。
自動車ガラスの交換でよくあるのが
「DIYに使う接着剤なんて弾力があればいいんでしょ?
じゃあ安いシリコンを使えばいいよね☆」
とか言って自分で挑戦したのか、継ぎ接ぎだらけのシリコン接着剤と
その隙間から浸水してカーナビアンテナやらを腐食させた
Aピラー交換待ったなしの車。
だから、個人的にこのシリコン系接着剤は
ビニールテープ並に嫌悪している。

周囲の糞シリコンを剥がし続けていると──
手で簡単に剥離してしまうあたり、防水処理と呼んでいいのかわからんが──
カメラ本体内部の充填されまくったシリコンに
カメラ配線が埋まっていることに気付く。
あっぶねぇ、調子に乗ってほじくっていたら
今頃配線ぶった切っていたぞ‥


樹脂製のナイフモドキやら竹べらなんぞで
ビビりながらシリコンを除去し続けていくと、いよいよカメラ基板に
ご対面となった。

レンズ部・センサ部とご対面。
この画像では赤線・黒線・黄色線はカメラ基板の裏に隠れてしまって
位置関係を確認できないのだが、バックカメラフレームへ
白線と緑線が伸びていることがお判りいただけるだろうか。
これが、バックカメラのLED用配線と言うことになる。

一旦分解したものを再度軽く組み立てて通電させてみる。
配線剥き出し、基板剥き出しなのでこのままでは当然実用性など無い。
この状態から白線と緑線のどちらかをリレー制御なりで
短絡/絶縁させられるのであれば、バックカメラの機能を有したまま
バックカメラランプのON/OFF切替ができるんじゃないか?

さて、肝心要のガイドラインだが
取り込んでいる画像の如何にかかわらずブレることなく表示されている。
と、いう事はレンズとカメラの間にフィルムを挟み込むとか
そういう単純な構造ではなく、回路中にあるICの中に
「この座標にはこの色のドットを打ち込んでおくこと」という命令が
カメラが取り込んだ色信号よりも優先しているということだろうか。


カメラ基板とカメラセンサ。
カメラセンサにガイドラインが仕込まれているのか、
あるいはICに命令が書き込まれているのか。
どちらにしても物理的に取り出すことができないので
ガイドラインのキャンセルは諦めるしかないのか‥

ケース外側ギリギリまでシリコンがみっしり詰まっている。
LEDを固定するためにホットボンドが使われているものの、
それをも覆いつくすほどのこのシリコン。
片付けるのが大変すぎる。

カメラ本体の背面カバーは
100均の精密マイナスドライバーを使って殻割りをする。
また出てきた、変性シリコン。
どうやら製品の組立→シリコン充填で防水処理→IP65規格だヤッター
‥という、単純かつ強引な防水処理を垣間見た気がする。
なお、この防水処理方法だと当然ながら整備性を捨てているので
どんな製品であっても原則的に使い捨て前提の認識で良いだろう。
──変性シリコンは一液性ウレタンと違って、
継足し充填が利かない。
どういう事かと言うと、
最初に充填したシリコンに気泡があったから
さらにシリコンぶち込んで密閉しました☆とはいかず、
粘土やパテのように「前の充填剤とくっつく」ということをしないからだ。
ただ乗っているだけ、ただ不足部分の形状になっているだけ。
だから気温や湿度の変化でシリコンが収縮した時に水気が入って、
それが奥まで侵入してしまう。
自動車ガラスの交換でよくあるのが
「DIYに使う接着剤なんて弾力があればいいんでしょ?
じゃあ安いシリコンを使えばいいよね☆」
とか言って自分で挑戦したのか、継ぎ接ぎだらけのシリコン接着剤と
その隙間から浸水してカーナビアンテナやらを腐食させた
Aピラー交換待ったなしの車。
だから、個人的にこのシリコン系接着剤は
ビニールテープ並に嫌悪している。

周囲の糞シリコンを剥がし続けていると──
手で簡単に剥離してしまうあたり、防水処理と呼んでいいのかわからんが──
カメラ本体内部の充填されまくったシリコンに
カメラ配線が埋まっていることに気付く。
あっぶねぇ、調子に乗ってほじくっていたら
今頃配線ぶった切っていたぞ‥


樹脂製のナイフモドキやら竹べらなんぞで
ビビりながらシリコンを除去し続けていくと、いよいよカメラ基板に
ご対面となった。

レンズ部・センサ部とご対面。
この画像では赤線・黒線・黄色線はカメラ基板の裏に隠れてしまって
位置関係を確認できないのだが、バックカメラフレームへ
白線と緑線が伸びていることがお判りいただけるだろうか。
これが、バックカメラのLED用配線と言うことになる。

一旦分解したものを再度軽く組み立てて通電させてみる。
配線剥き出し、基板剥き出しなのでこのままでは当然実用性など無い。
この状態から白線と緑線のどちらかをリレー制御なりで
短絡/絶縁させられるのであれば、バックカメラの機能を有したまま
バックカメラランプのON/OFF切替ができるんじゃないか?

さて、肝心要のガイドラインだが
取り込んでいる画像の如何にかかわらずブレることなく表示されている。
と、いう事はレンズとカメラの間にフィルムを挟み込むとか
そういう単純な構造ではなく、回路中にあるICの中に
「この座標にはこの色のドットを打ち込んでおくこと」という命令が
カメラが取り込んだ色信号よりも優先しているということだろうか。


カメラ基板とカメラセンサ。
カメラセンサにガイドラインが仕込まれているのか、
あるいはICに命令が書き込まれているのか。
どちらにしても物理的に取り出すことができないので
ガイドラインのキャンセルは諦めるしかないのか‥

ケース外側ギリギリまでシリコンがみっしり詰まっている。
LEDを固定するためにホットボンドが使われているものの、
それをも覆いつくすほどのこのシリコン。
片付けるのが大変すぎる。
Posted at 2018/08/27 01:31:19
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