作成したハーネスをナビの車両情報カプラーに挿入し、もう一方はショートカプラに接続します。

CANのラインに配線を追加するので、Ｈ／Ｌを間違えないように注意しなければなりません。

この部分、一部車両の2016年式以降では追加されているようです。（ヴェゼル等）N-WGNは2017年でも適用除外の機能です。

ナビのシステム設定－取付状態確認で、一項目追加されていることを確認します。

”B-CAN　　ＯＮ“であれば作業は成功です。

B-CANを接続したことで、ダイナミックガイドラインの他に追加される機能。
「記念距離メモリー」

このボタンもB-CAN接続前はグレーになっていました。

この「記念距離メモリー」は記念距離を個人で設定することはできないようです。
118000km位でこの機能を使えるようにして、120000kmになっても記録されていませんでした。

私の様に途中から（走行距離が多くなってから）この機能を追加するのであれば、あまり使えない機能かもしれません。

ただし新車時からVXM-165や今だとVXM-175とディーラーオプションのドライブレコーダーと合わせて装着しているのであれば、面白い機能だと思います。


ユーザーが任意に設定できるようにしてくれると、更に面白い機能だと思います。

本題のダイナミックガイドライン

もちろんN-WGNではこの機能はありませんので、データはどこにもありません。
なので、全ては手作業です。

調整ポイントは舵角で右8ヶ所、左8ヶ所の計16か所あります。

更に各舵角で20ポイントの調整が必要です。

調整前のダイナミックガイドライン

ステアリングホイールを動かすとこのようなラインが出てきます。

時間をかけて何となくダイナミックガイドラインが動くようになりました。
でも細かなところの修正はしていません。

設定後の一例
このページが舵角毎にあるので合計16ページあります。



時間をかけて設定・調整をしたものの、車両を後退させる時にナビの画面をほとんど見ていない事に気が付きました。

時間ばかり掛けましたが自分のN-WGNには必要のない機能かなと思いました。


続く