モデル３だけではなく他のテスラ車でも社内のフットライトやトランク内側の照明はとても暗いと言われています。

暗いと感じるか、そうでもないと感じるか、明るい方が良いのか、そうではないのかは個人差があると思いますが、アメリカではアフターパーツとしていろいろな所から互換性のある（所謂ポン付け出来る）より明るいライトが販売されています。

しかし、以前も紹介した通りモデル３にはe-Fuseが使用されている箇所があり、規定値以上の電流が流れると一時的に回路を遮断してしまう事があります。

発売当初から話題になったのはフロントのフットライト。
「交換したら点灯しなくなった（その後しばらくしたら点灯した）」という報告が相次ぎこの問題が広く知られる事となりました。
モデル３のe-Fuseは一定時間経過すると自動的に復帰する仕様の様で、ヒューズを交換する事は勿論の事、オンラインでリセット等の対応する必要が無い為かその設定値は結構シビアに設定されていると考えられておりフットライトの様な比較的簡単な改造でも働いてしまう様です。

その為、メーカーによってはフットライトと別のライトで異なる仕様で販売したりしています。
Abstract Ocean Ultra-Bright LED Lights for Model 3
フットライト用は他と比べ２倍以上の価格ですが、安心できると思います。

そして、このe-Fuseはあらゆる場所に使われていますので、その他アンビエントライトの追加や、各種電源や電装機器の追加等電気的な改造を考える際にはついてまわる問題となります。

アメリカでも（テスラの）スタッフによっても対応は異なる様で、日本のテスラがどれだけ案内をしてくれるのかはわかりませんが（これまでは日本でも電源の取り方を教えてくれたケースもある様です）DIYでモデル３に電装パーツを取り付けようと考えている人は注意が必要だと思います。
またショップにお願いするにしてもおそらくモデル３を取り扱う事がはじめてになる所も多いと思われますので、事前に伝えておいた方が良いかもしれません。
（大きなお世話かもしれませんが）

幸いにもアメリカで非常に多く売れている為か、先人がいる場合も多く検索するとそれなり見つける事ができると思います。
例えば最近、充電用のUSBポートをフロントに増やす為に12V用ソケットを追加した例はこちら
参考：TOO Thread
結局どこからどの様に配線したのか画像が無い為、文章だけでは私には理解できませんが、とりあえず携帯用のオーブンでも使わない限りe-Fuseが働く事は無いとの事。
「センターコンソールを取り外すのは簡単だ」との事ですが私にはそれすら出来そうにないなと思います。
またこれに限らずどんな些細な改造でも、どの情報を信用するのかも含め当然全て自己責任となります。

因みにこれは比較的リスクの少ない既設のシガーソケット（12V)を利用してフロントにUSBポートを追加する方法。

シガーソケットの容量までならある程度の事は問題無く利用できるはずです。
この方法は実際に行った人達からは一部見えない部分をカットした方が収まりが良いとも言われますが、大きな穴を空ける等と比べれば元に戻すのも容易で、不可逆的なカスタムを避けたい人にもある程度支持されている方法です。

自分でもトルクスドライバーと内装外しがあればこれなら出来るかもと思ってみたり。
でも動画の様にビスを落とさないように注意が必要ですね。

ところで、フロントパネルを加工するで思い出しましたが、先日紹介したJeda USB Hubですが、この様にフロントパネル側から配線してしまうと使えない事になります。
（みん友さんにご指摘いただきました）

同じ様に日本でテスラ（に限らず）でETCを取り付けてもらう際に、設置場所によっては同じ様にフロントパネルを加工するなどして配線を通したりするとJeda USB Hubが取り付け出来ないとなる可能性も。
そう言えば、現在配備されている試乗車がどうであるかはわかりませんが、ホワイトのRWDはフロントパネルに穴明されていた様な。

Jeda USB Hubを利用したいと考えている人は日本にもいると思いますが、その辺りを確認してから注文するか、ETCの取付方法や取付場所を相談する必要があるかと思います。

何事も様々な事を理解した上で順序立てる事は重要だなー考える今日この頃です。