まとめ記事(コンテンツ)

2019/05/09

⏺ DVR / 駐車記録機能の構築

カテゴリ : 電装系 > その他 > その他

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イグニッションを切っても、前後のドライブレコーダー(DVR)を作動し続けるようにしました。画像1はキーを抜いた後の状態であり、メーターパネル内は盗難防止アラーム以外の全ての警告灯がOFFになっていることが分かります。しかし、ミラー型のDVRはONのままで録画を継続しているのです(液晶画面は自動的に消える設定にしています。シャッター付きのガレージ内ですから、この状況で録画の必要はありませんが... )。

【DRY-AS380M】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/9419636/parts.aspx

DVRは、前後共に今まで駐車記録機能がありませんでした。正確にいえば機能はありましたが、オプションであるがゆえに設定していないというのが正しいでしょうか。

前回の整備手帳で走行中の動画ファイルを確認し、余りにも運転スキルの低いドライバーの存在を再確認できたので、駐車中の対応も真剣に考えることにしました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/5299155/note.aspx

要因を考えてみたブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/blog/42681802/

元々、前後どちらの機種も発売当初には、駐車記録機能に関するオプションはなかったはずだと記憶しています。後発の機種に合わせて、後設定されたものと思われます。

必要性は感じており、以前から設定したかったのですが、高額になることがネックでした。メーカーであるYUPITERUからの提案は2つのようです。

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①/2 マルチバッテリー
OP-MB4000 : 23000 円+税

エンジンを OFFにすると、走行中に充電されたマルチバッテリーからの電源供給により、駐車記録を行います。車両バッテリーからの電源供給と違い、バッテリー上がりの心配がありません。(最大約12時間)

https://my.yupiteru.co.jp/upload/save_image/manual/pdf/OP-MB4000.pdf

4000mAhで、この値段では... DVR本体の価格と大して変わりなくなってしまいます。まして前後2台分なんて、とてもとても... 信頼性ゆえでしょうが、できるだけ費用を掛けないで、効果を出したいものです。

ただ最大で12時間も稼働するというのは、バッテリー容量を考慮すると、自分が取り付けた方法に比べて長いですね。記録を簡易にして、コマ数を少なくするなどの工夫がされているのでしょうか。この辺りは、メーカーの経験や技術が活かされているように思います。容量が少なめなのも、安全上の配慮かもしれません。値段相応の価値があるということですね。そちらに重きを置く方は、十分に選択の余地があると思います。
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②/2 電圧監視機能付監視ユニット
OP-VMU01 : 6000 円+税

車両バッテリーに繋げて駐車記録を行う、オフタイマー設定・車両バッテリー電圧監視機能付きの電源ユニットです。(最大約12時間)

https://my.yupiteru.co.jp/upload/save_image/manual/pdf/OP-VMU01.pdf

車両のバッテリーを使うのも... いくら容量が巨大とはいえ、突然落ちることを知っている者としては、少し抵抗があります。電圧監視機能にトラブルがあったらどうするんでしょう... ((((;゚Д゚)))))))

【バッテリー】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/9603850/parts.aspx

大した使用方法でもないのに、バッテリーの電圧が減ってしまう状態が分かっているだけに、不安になってしまうのです。これから暖かくなってくれば、尚更ですね。①/2 マルチバッテリーに比べれば安価ですし、タイマー設定は魅力的なのですが...

【バッテリー充電】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/5071726/note.aspx
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要は電源をどう確保するのか、ということなのが分かりました。

自分の使い方としては、ガレージで常時監視する必要はありません。短時間の飲食時や買物時に、いたずら抑止と当て逃げ対策として使用できれば良しとします。作動時間は2~3時間位で十分でしょうか。(長い方が良いと、それは思いますが... )

ユピテルのDVRの仕様を確認したところ、フロント・リア共に12Vのままではなく5Vに変換されており、消費電力は共に5Wでした。電源コードの端子はUSBminiBですから、通常のモバイルバッテリーが使用できそうだと前々から思ってはいました。

そこで...

試しにリアのカメラにモバイルバッテリーを繋げてみます。イグニッションはOFFですから、当然、電源は供給されていません。シガープラグに繋がっているUSBminiBのケーブルを外して、モバイルバッテリーに繋がっているUSBminiBのケーブルに付け替えます。おぉ、電源が供給されて、録画が開始されました(リアの液晶は常時、映し出される設定にしてあります)。

考え方として間違っていないことが確認できましたので、前後分の機器や変換コードのパーツ類を揃えることにしました。

【DRY-WiFiV3c】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/9420125/parts.aspx
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オプション①/2 マルチバッテリーの仕組みを簡易的に、自分で構築することにしたわけです。

選択したモバイルバッテリーは、SONY USBポータブル電源
『CP-V10BAB』¥4381 × 2(前・後分)
(10000mAh、Safe Charge搭載、ブラック)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07GWPVKRG/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

同銘柄で容量の大きなものとしては、15000mAh(約¥9000、¥600/1000mAh)や20000mAh(約¥14500、¥725/1000mAh)のものもあることにはあるのですが、何といってもコストパフォーマンスで10000mAh(¥438/1000mAh)のものが最も優れていますね。それでも、純正の2.5倍の容量があります。{ちなみに容量の小さな方は、3400mAh(約¥2700、¥794/1000mAh)・5000mAh(約¥3700、¥740/1000mAh)でした}

日本製に拘らなければ、20000mAhクラスのものが¥2000程(¥100!/1000mAh)、25000mAhクラスのものが¥3000程(¥120/1000mAh)であります(後述のパススルー方式かは未確認です)が、車載が前提ですので信頼のおける日本製であり、発熱抑制システムや充電スマートICチップ、液漏れ防止ゲルポリマー等の安全設計(ソニー曰くSafe Charge)が施されているSONY製を選択しました。

なんてことのない、普通にあるモバイルバッテリーのようですが... (ちなみに、パッケージを開けて充電しようしたら、2つともフル充電されていました。凄いよ、SONY... )
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このバッテリーはパススルー方式(バッテリーに充電しながら、機器へ給電できる。ソニー曰くチャージスルー機能)を採用しています。これがモバイルバッテリーを車載用として転用しようとする際に、肝心な点だと考えるわけです。

分かりやすいように図を載せました。

①画像6
『機器の充電が優先(給電が優先)』
→ 給電先のDVRは充電の必要がありませんので給電しつつ、直ぐに充電が開始されます。

②画像7
『USB電源を充電』
→ 前回運転後のイグニッションOFF後、空になるまで作動していたわけですから、今回運転時のイグニッションONのままの時間にもよりますが、基本的に満充電になるまで充電され続けつつ、DVRへ給電もしているわけです。

③画像8
『機器、USB電源の順で充電完了』
→ 運転中に充電が完了し、その後もDVRへは給電し続けます。イグニッションOFF後は残容量分をDVRへ給電し、録画は続行されるという仕組みです。

この仕組みがないと、車に乗り降りするたびに毎回、USBコードを抜き差ししなければならなくなりますので、駐車記録機能には必須条件といえるのではないでしょうか。
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設置は難しくはありません。基本的には、電源コードと本体の間にモバイルバッテリーを割り込ませるだけです。

前後共に、
シガープラグ → 5Vコンバーター付シガープラグコード(USBminiBオス) →【(USBminiBメス)USB変換ケーブル(microUSBオス) → (microUSBメス)USBモバイルバッテリー(USB Aメス) → (USB Aオス)ON/OFFスイッチ(USB Aメス) → (USB Aオス)USB延長ケーブル(USB Aメス) → (USB Aオス)USB変換ケーブル(L型USBminiBオス) 】→ (USBminiBメス)DRY-AS380M/DRY-WiFiV3c

【 】の部分が、割り込ませた部分です。( )はUSBコネクタ形状です。モバイルバッテリーの入出力端子に合わせて、前後の変換コードや変換アダプタを準備する必要があります。

現在の機器はUSBminiBよりも、microUSB規格のものが多いのではないでしょうか。ご確認を。

配線は取り回しの仕方で、必要な長さは各々変わると思われますが、自分のやり方では、フロントはルーフ→ピラーからダッシュボードの横を通してグローブボックスまで2.5m位、リアはテールゲート上側のウィンドスクリーン下端→助手席側を上方まで這わし、後ろのピラー沿いを下方させてフロアまで這わせ、パネル内に引き込んで3m位でしょうか。テールゲートとボディ間の裸になってしまう部分には、チューブ状のカバーを巻きつけて保護しています。

配線をやり直す必要があるので、少し面倒ですがね。自分でDVRを設置した方なら、大したことはありません。設置場所は前がグローブボックス内で、後ろがシガープラグ下のサイドパネル内です。
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前述の通り、前後共に消費電力が同じですが、液晶画面を常時表示させているリアの方が、早く切れるのではないかと予想しています。

狭い駐車場で端に停められないときなどには、若干の不安を感じるものですが、これで少しでも解消されれば... 事故を防げるわけではありませんが...

モバイルバッテリーからの発熱や発火の危険性が報告されています。今回の整備手帳の内容は、くれぐれも自己責任において活用なさってください。特にモバイルバッテリーの選定は、慎重になさるようにお願いします。

総額¥10000程で、前後のDVRに駐車記録機能を設定できました。金額的には満足しています。

それにしても車から離れてもずっと、今も録画が続いているなんて、少し妙な感じですね。(盗撮って、こんな感じなのでしょうか⁈)

DVRの録画時間やモバイルバッテリーのフル充電時間・設置状態等は、しばらく試してから報告できればと思っています。

To Be Continued...


【Re: ⏺ DVR 駐車記録機能に関わる時間】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2354017/car/2416242/5448297/note.aspx
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