まとめ記事(コンテンツ)

2019/07/20

かちかち山対策調査 その4(motor parcel shelf分解)

カテゴリ : 内装 > インテリアパネル > 調整・点検・清掃

1
廃車引き取り業者から入手したmotor parcel shelf。
その2で確認した回転方向のガタを比較してみようとしたところ、オリジナルのガタが殆ど無い事に気付きました。

扇形部品を外すとガタが復活。
ん???
2
ガタが起きない理由を調べたところ、扇形部品とmotor本体が、赤矢印の部分で当たっている事が判りました。

どうやら、これが回り止めになっている様です。
3
扇形部品を外してmotor本体を見ると、赤丸で囲った部分に凸があります。
これが回り止めになっています。

パーセルシェルフを格納する為には扇形部品が右回りに回る。
リミットスイッチを切る為にもっと回したいのだが、回り止めに当たってしまう。
これが、かちかち山の原因かもしれません。

となると、この凸を少し削れば良いのかな??
4
勇気を出してmotorを分解します。
赤丸形状の爪が7箇所、青丸形状の爪が2箇所で固定されているので、ドライバーでこじって外します。

さて、定価で8万円もする部品の中身は如何に?
5
あっけなく御開帳。
予想通り、モータとウォームギアで構成されています。
中はグリスでヌタヌタです。

えーっ、これが8万もするの???
6
扇形部品と勘合するこちらのギア。
材質は鉄ですし、ギア歯厚もたっぷり。
もちろん歯欠け等は見られませんでした。

ギア歯の側面にプリント基板の様なものがついており、コネクタ端子と繋がっている様です。
角度検知か、回転検知か?
現時点では不明です。
7
先程の部品と勘合するウォームギア。
樹脂製ですが、こちらも歯欠けはありませんでした。

ウォームギアの写真下側に見えるバームクーヘンみたいな所が、ギア歯側面のプリント基板と接しています。
8
モータ出力軸部
両者共に樹脂製ですが、ギア歯の欠け等は見られませんでした。

但し、ギア歯厚が小さいので、歯飛びするとしたらここの可能性が高いですね。

一通りの確認が済んだので、蓋を閉めておきます。

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース