まとめ記事(コンテンツ)

2018/08/25

エンジンルームから車内への配線の引き込み作業 その1

カテゴリ : 電装系 > その他 > その他

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この整備手帳はエンジンルームから車内への配線の引き込み方法をご紹介する整備手帳です。

私の仕事の勤務や他のカスタマイズとの都合で、実際は2~3日に分けて作業をおこなっていますが、実際は朝から頑張れば1日でできる作業量だと思います。

またこの整備手帳は、以下の整備手帳の共通部分となります。

・オプションコネクターの増設
(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4934609/note.aspx )

・BLITZ パワスロの取り付け
(→ https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4934875/note.aspx )

今回の作業は引き込み作業を容易にするため、車外側はワイパーやカウルを取り外しています。

また車内側は配線を引き込む穴の前に車内側のコンピューター (またはジャンクション。以下 JCT) があるため、それをいったん取り外して作業を容易にしています。

この流れから、コンピューターを取り外す作業が発生するためまずバッテリーのマイナス端子を取り外します。

ボルトの頭 (2面幅) は 10 です。

念のために、端子をビニールテープをバッテリー側に巻いて、さらに袋で触れないようにしました。

ちなみに元に戻すときの締め付けトルクは、5.4 N・m (55 kgf・cm) 、センサー (バッテリステートセンサー ASSY) よりもボディー側のボルトを外した場合は、7.6 N・m (77 kgf・cm) です。

(2019/12/24 19:58 追記)
さらに時間を取れる方は、インパネの天板部分を取り外すことで作業を容易にすることできます。取り外す時間は30分から1時間半ほど時間を追加すれば可能かと思います。

インパネ天板 (インストルメントパネルSUB-ASSY UPR) とエアコンダクトの脱着 - その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5573244/note.aspx
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次は、ワイパーを外すのですが外す前にマスキングテープなどで目印を入れておくと復旧が容易になります。
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次はフロントワイパーアームヘッドキャップを取り外します。

手でも取れなくはないですが、傷つき防止のテープを貼った精密ドライバーなどで起こしても良いかと思います。

ちなみにフロントワイパーアームヘッドキャップを勢いあまって飛ばさないように注意してください。

85292-13010 フロントワイパーアームヘッドキャップ (税別) 230円

写真は運転席側ですが、これを助手席側でも行います。
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次はナットを取り外します。

ボルトの頭 (2面幅) は 14 です。

復旧の際の締め付けトルクは 26 N・m (265 kgf・cm) です。

90182-10006 フロントワイパーアームナット (税別) 70円
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レンチやスパナよりもボックス (ソケット) の方がやりやすいと思います。

これからカスタマイズを楽しむ方に 一家に1つ、各種ソケット?

ナットが取れたら、固いので揺すりながら持ち上げます。

外れにくいときは、ワイパーを少しおこしてみると外れる場合があります。(バネの力は強いので、ボンネットに当たらないように注意します。)

アームをはずす時はガラスやボンネットに当たらないように注意してください。
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ワイパーアームを取り外したところです。

ちなみに、作業性を少しでも上げるため、今回はボンネットのつっかい棒 (ロッド) を標準の穴に差し込んでいません。

フード (ボンネット) をよく見ると黄色丸の標準の穴よりも奥 (下側) にフタ (フードモールディングクリップ) が付いていると思います。

今回はそれを外して、そこにロッドを差し込みました。フードモールディングクリップは無くさないように標準位置の穴に差し込んでおきます。

53326-52010 フードモールディングクリップ (税別) 140円
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次は黄色丸で示したクリップを左右1か所、合計2か所外します。

このクリップのタイプは真ん中を押すとロックが外れる仕組みです。

元に戻すときは凹んだ部分を凸状態にもどして穴に差し込みます。

90467-07076-C0 カウルトップベンチレータールーバークリップ INN (税別) 60円

緑丸で示した別の形のクリップも左右1か所、合計2か所あるので外します。

これは引っ張るだけで外すことができます。

90467-05161-C0 カウルトップベンチレータルーバ クリップ (税別) 50円
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次はカウルの左右 (フロントサイドパネルプロテクタNo.2 RH / LH) を外します。

運転席側は2か所のツメ。助手席側は1か所のツメで止まっています。

誤ってウェザーストリップ (ゴム部分) のクリップを外さないように注意してください。

また復元するときは黄色で示したように、はずした部品が後ろ側で重なるように差し込んでください。


(その2 ( https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4932970/note.aspx ) につづく)

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