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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2013/08/13
GJアテンザの魅力(1)スタイリング
GJアテンザの魅力について、ボクが真っ先に話題にしたいのがそのデザイン/スタイリング。
思えば2011年11月に発表されたアテンザのショーモデルたる"TAKERI"。今、ボクがアテンザオーナーになっている最大の理由がこの「TAKERIに一目惚れ」であったことは、過去のブログでも告白している(^_^;)。
このGJアテンザのスタイリングの優秀さは2013ワールドカーデザインオブザイヤーで3位に入ったことで証明されているが、忘れてはならないのが1位:ジャガーFタイプ、2位:アストンマーティン バンキッシュと、両車共にスポーツカーというかスーパーカーというか、いずれにせよ庶民には縁遠いプレミアムカーである点。つまり、広く一般の庶民(笑)が手に入れられるクルマの中では、アテンザがもっとも美しいクルマと認定されたことになる。
そのデザインが確定するまでの紆余曲折は、モーターファン別冊ニューモデル速報に詳しいが、デザインコンセプトモデルのSHINARI、CX-5、アテンザの開発が同時進行する中、SHINARIのテーマを採用することを一旦は諦めてデザインをまとめたものの、先行してSHINARIが2010年秋に公開されるや一大センセーションが起き、これを受ける形でリデザインすることになる。一度は断念したデザインテーマの採用に踏み切って纏め上げた苦労は、賞を得たことで十分に報われたと言えるが、実際にそのデザインはシロートのボクから見ても見事というしかない(笑)。
さて、マツダのフラッグシップたるアテンザであるが、マツダ自身がC/Dセグメントと謳うこのクラスの人気No.1であり、各メーカーがベンチマークと認めるのがコレ。
BMW 3シリーズ

こうして改めて並べてみると、BMWのデザインは意外にオーソドックスである事が判る。奇をてらったところが何も無い。にも関わらずスポーティな印象を受けるのはBMWのブランド故か純粋にデザインの優秀さか。恐らく両方だろう。
掲載したモデルは3シリーズのデザインラインの中でもラグジュアリーな仕様だと思うが、このようなちょっとしたアレンジで十分にラグジュアリーな雰囲気を出せる一方で、Mスポーツのような仕様なら十分スポーティな印象となるのは、「孫にも衣装」ならぬ、美人は何を着ても美人ということなのだろう。
こんなのが同クラスのベンチマークとして君臨するから、ライバルメーカーは大変である(苦笑)。
アテンザ

マツダはどのようにして挑んだのか?そのスタイリングは近年人気の「4ドアクーペ」と見紛うばかりのスタイリッシュなもの。しかしマツダは、デザインを優先して実用性を犠牲にしていない。デザインインタビューなども読んでも、万人ウケを狙ってはいないという発言は見掛けても、あくまでアテンザらしさ、そしてデザインテーマ"鼓動"の具現化に腐心しており、ニッチ狙い故の奇を衒ったアプローチもしていない。結果として生み出されたデザインでありスタイリングが持つ強みは、4ドアクーペ(アウディA5スポーツバックなど)を相手とすると、乗車定員5名というセダンの実用性が優位性となり、真っ当なセダンをライバルに見ると、圧倒的にスタイリッシュなデザインが武器となる。
ただ、これを実現するためにサイズは相当に大きくなり、DセグメントというよりEセグメントサイズとなっているが、不思議と大きさを感じさせない。路肩にクルマを止めて眺めていると、コンパクトというと言い過ぎだが、4.8m超の大きなクルマという印象は無い。ギュっと締まった印象なのだ。その大きさを改めて実感するのは、駐車場に止めて他の車と並んだとき。ビックリするほど大きいクルマだ(^_^;)。
これもそのデザインバランスが非常に優れている証だと思っている。
それをもっとも端的に表しているのがサイドビューだと個人的には思っている。タイトル画像はお気に入りの一枚なのだが、他車と比較してみるとアテンザ・デザインの秀悦なところが明らかになる。


改めて比べてみると、オーソドックスなBMWに対して、4ドアクーペ的なスタイリッシュさが際立つ。しかも、BMWに比べて軽く20cm以上も長いボディにも関わらず、全く間延びした印象が無い。
この点は、LEXUSの新型IS、そしてホンダの新型アコードHVといったライバルと比べてみると良く解る。

LEXUS ISも相当にデザインに力を入れたと謳われており、真にBMW 3シリーズやMBのCクラスをやっつけて、LEXUSのブランドイメージを一段引き上げるべく送り出された野心的なモデル。そのデザインは非常にアグレッシブであるが、アテンザとサイドビューを比べてみると、ISは微妙な間延び感が漂うのが判るだろう。

そしてアコードHVであるが、全長に比べてホイールベースが短くオーバーハングが長く、見比べるまでもなく非常にバランスが悪いのが判る。17inchホイールが貧弱に映る点も合わせて、デザインバランスはアテンザに遠く及ばない。
ただアコードに関して弁明すると、このクルマのデザインは米国ベストセラーという歴史と責任という重たいものを背負っている点を忘れてはならない。この路線でトップセールスをトヨタのカムリと争ってきた以上、チャレンジも必要だが冒険し過ぎるワケにもいかないという云わば足枷があるのだ。
早い話が、ボクがいくらイチャモンを付けようが、米国で相応に売れればホンダは文句が無いということ(苦笑)。アジア諸国では既にBMWと競合するブランドを確立していることもあり「BMW 3シリーズをやっつける」というのとは、ちょっと立ち位置が違うとも言えるのがアコードなのだ。
話を戻してアテンザのデザイン。新色の"ソウルレッド・プレミアムメタリック"の鮮やかさとも相まって、これだけを理由に購入に踏み切らせるだけの魅力(魔力)があると思う。実際、ボクは惑わされた一人だし、おおよそ"退屈なセダン"というイメージとは対極に位置する。
今回紹介したLEXUS ISやアコードの他、インフィニティのQ50など、ライバルは続々と登場してくるが、デザインでアテンザを凌駕するセダン(そしてワゴン)は、恐らくそう簡単には登場しないだろう。
残念な点は二点。
一点目は日本の道路には少し大きい点。実際にはさほど困ることも無く意外に小回りも利くのだが、抵抗感を感じる人が少なくないだろう程のサイズであることは事実。
そして二点目は、アテンザをベースに作ったショーモデルの"TAKERI"でやり過ぎてしまった事(苦笑)。これが無ければ、アテンザのデザインが非難されることは全く無かっただろうが、ここはマツダの自業自得。まぁ既に時効の話ではあるけれど(^_^;)。
思えば2011年11月に発表されたアテンザのショーモデルたる"TAKERI"。今、ボクがアテンザオーナーになっている最大の理由がこの「TAKERIに一目惚れ」であったことは、過去のブログでも告白している(^_^;)。
このGJアテンザのスタイリングの優秀さは2013ワールドカーデザインオブザイヤーで3位に入ったことで証明されているが、忘れてはならないのが1位:ジャガーFタイプ、2位:アストンマーティン バンキッシュと、両車共にスポーツカーというかスーパーカーというか、いずれにせよ庶民には縁遠いプレミアムカーである点。つまり、広く一般の庶民(笑)が手に入れられるクルマの中では、アテンザがもっとも美しいクルマと認定されたことになる。
そのデザインが確定するまでの紆余曲折は、モーターファン別冊ニューモデル速報に詳しいが、デザインコンセプトモデルのSHINARI、CX-5、アテンザの開発が同時進行する中、SHINARIのテーマを採用することを一旦は諦めてデザインをまとめたものの、先行してSHINARIが2010年秋に公開されるや一大センセーションが起き、これを受ける形でリデザインすることになる。一度は断念したデザインテーマの採用に踏み切って纏め上げた苦労は、賞を得たことで十分に報われたと言えるが、実際にそのデザインはシロートのボクから見ても見事というしかない(笑)。
さて、マツダのフラッグシップたるアテンザであるが、マツダ自身がC/Dセグメントと謳うこのクラスの人気No.1であり、各メーカーがベンチマークと認めるのがコレ。

こうして改めて並べてみると、BMWのデザインは意外にオーソドックスである事が判る。奇をてらったところが何も無い。にも関わらずスポーティな印象を受けるのはBMWのブランド故か純粋にデザインの優秀さか。恐らく両方だろう。
掲載したモデルは3シリーズのデザインラインの中でもラグジュアリーな仕様だと思うが、このようなちょっとしたアレンジで十分にラグジュアリーな雰囲気を出せる一方で、Mスポーツのような仕様なら十分スポーティな印象となるのは、「孫にも衣装」ならぬ、美人は何を着ても美人ということなのだろう。
こんなのが同クラスのベンチマークとして君臨するから、ライバルメーカーは大変である(苦笑)。

マツダはどのようにして挑んだのか?そのスタイリングは近年人気の「4ドアクーペ」と見紛うばかりのスタイリッシュなもの。しかしマツダは、デザインを優先して実用性を犠牲にしていない。デザインインタビューなども読んでも、万人ウケを狙ってはいないという発言は見掛けても、あくまでアテンザらしさ、そしてデザインテーマ"鼓動"の具現化に腐心しており、ニッチ狙い故の奇を衒ったアプローチもしていない。結果として生み出されたデザインでありスタイリングが持つ強みは、4ドアクーペ(アウディA5スポーツバックなど)を相手とすると、乗車定員5名というセダンの実用性が優位性となり、真っ当なセダンをライバルに見ると、圧倒的にスタイリッシュなデザインが武器となる。
ただ、これを実現するためにサイズは相当に大きくなり、DセグメントというよりEセグメントサイズとなっているが、不思議と大きさを感じさせない。路肩にクルマを止めて眺めていると、コンパクトというと言い過ぎだが、4.8m超の大きなクルマという印象は無い。ギュっと締まった印象なのだ。その大きさを改めて実感するのは、駐車場に止めて他の車と並んだとき。ビックリするほど大きいクルマだ(^_^;)。
これもそのデザインバランスが非常に優れている証だと思っている。
それをもっとも端的に表しているのがサイドビューだと個人的には思っている。タイトル画像はお気に入りの一枚なのだが、他車と比較してみるとアテンザ・デザインの秀悦なところが明らかになる。


改めて比べてみると、オーソドックスなBMWに対して、4ドアクーペ的なスタイリッシュさが際立つ。しかも、BMWに比べて軽く20cm以上も長いボディにも関わらず、全く間延びした印象が無い。
この点は、LEXUSの新型IS、そしてホンダの新型アコードHVといったライバルと比べてみると良く解る。

LEXUS ISも相当にデザインに力を入れたと謳われており、真にBMW 3シリーズやMBのCクラスをやっつけて、LEXUSのブランドイメージを一段引き上げるべく送り出された野心的なモデル。そのデザインは非常にアグレッシブであるが、アテンザとサイドビューを比べてみると、ISは微妙な間延び感が漂うのが判るだろう。

そしてアコードHVであるが、全長に比べてホイールベースが短くオーバーハングが長く、見比べるまでもなく非常にバランスが悪いのが判る。17inchホイールが貧弱に映る点も合わせて、デザインバランスはアテンザに遠く及ばない。
ただアコードに関して弁明すると、このクルマのデザインは米国ベストセラーという歴史と責任という重たいものを背負っている点を忘れてはならない。この路線でトップセールスをトヨタのカムリと争ってきた以上、チャレンジも必要だが冒険し過ぎるワケにもいかないという云わば足枷があるのだ。
早い話が、ボクがいくらイチャモンを付けようが、米国で相応に売れればホンダは文句が無いということ(苦笑)。アジア諸国では既にBMWと競合するブランドを確立していることもあり「BMW 3シリーズをやっつける」というのとは、ちょっと立ち位置が違うとも言えるのがアコードなのだ。
話を戻してアテンザのデザイン。新色の"ソウルレッド・プレミアムメタリック"の鮮やかさとも相まって、これだけを理由に購入に踏み切らせるだけの魅力(魔力)があると思う。実際、ボクは惑わされた一人だし、おおよそ"退屈なセダン"というイメージとは対極に位置する。
今回紹介したLEXUS ISやアコードの他、インフィニティのQ50など、ライバルは続々と登場してくるが、デザインでアテンザを凌駕するセダン(そしてワゴン)は、恐らくそう簡単には登場しないだろう。
残念な点は二点。
一点目は日本の道路には少し大きい点。実際にはさほど困ることも無く意外に小回りも利くのだが、抵抗感を感じる人が少なくないだろう程のサイズであることは事実。
そして二点目は、アテンザをベースに作ったショーモデルの"TAKERI"でやり過ぎてしまった事(苦笑)。これが無ければ、アテンザのデザインが非難されることは全く無かっただろうが、ここはマツダの自業自得。まぁ既に時効の話ではあるけれど(^_^;)。
Posted at 2013/08/14 00:06:59
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