まとめ記事(コンテンツ)

2010/07/28

[静穏処理 22] ダッシュボード(運転席メーター裏~Aピラー付近)デッドニング追加

1
荒れた路面を走行したときに,運転席正面のダッシュボードから異音(樹脂類の振動)が生じるようになった。

フィエスタのダッシュボードは外して静穏処理を施すには作業性が著しく悪いので,これまでは吸音材(ニードルフェルト)を隙間に押し込んだのみで,制振材を投入できていなかった。

また,かつてメーター周辺のみ制振および吸音材を処理していた(http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1039244/photo.aspx)が,メーター裏~バルクヘッドの間には吸音材を詰めていなかった。そこで,今回はそこに制振効果の期待できる吸音材(下記参照)を詰め込んだ。
2
メーターフードとメーターユニットを取り外したところ。

ユニット下部には純正状態で薄いフェルト状の制振材が貼り付けてある。また,ユニットの裏面には白いゴムの台座が付いているが,これも振動を防ぐ効果を持っていると考えられる(いずれも画像なし)。

以前,ユニット周辺に制振材(レアルシルト)を張り,ユニットを吸音材(ニードルフェルト)でくるむように処理していたが,その奥の腔所には空洞のままになっている。

画像の中央部の穴からは,ダッシュボード上面のエアコン送風口の辺りまで,指を届かせることができる。その辺りから異音が発生していると見なせたので,そこに制振効果の期待できる吸音材『ケイの夢』を詰め込むことに。
3
『ケイの夢』とは・・・お役御免となったテンピュールの枕のクッション部である。

このスポンジ状のクッションは,他の吸音材よりも張りと弾力があり高密度であることから,腔所に隙間なく詰め込むことによって高い制振効果が期待できる


※ この枕はみんカラのお友達のケイ3さんからの頂き物です。ケイ3さん,ありがとうございました。
4
クッションをハサミで短冊状に切り,少しずつ奥まで押し込んでいく。例によって驚くほどの量が吸い込まれていく。
5
詰め終わった状態。画像では見えないが下面にあった腔所にも詰め込んだ。

両サイド(運転席ドア側とセンターコンソール側のエアコン送風口側)にも大きな腔所があるが,そこには過去にニードルフェルトを充填している。
6
メーターユニットとニードルフェルトを戻し,フードをかぶせると元通り(上の画像1の状態)に。
7
枕の半分以上(!)が吸い込まれました。

このタイプの枕を使ったことがある方なら,「生卵を落としても割れない」衝撃吸収能(笑)があることをよくご存じだと思います。今回の処理で運転席前のダッシュボードを手で叩いたときの音が響かなくなりました。

狙い通り異音も消えただけでなく,運転席前からのエンジン音やロードノイズが軽減されました。
8
約10日後,振動がAピラー側のダッシュボードに回り込むようになったので,Aピラー内張下部に薄く詰めてあったニードルフェルトを十分な量の『ケイの夢』に置き換える。

やはり振動対策は「フル・チューン」が必要だ。

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